旧暦の10月――。一般的には “神無月(かんなづき)” ですが、島根では “神在月(かみありづき)” と呼ばれています。あらゆる縁についての話し合いを行うために、全国から神々が島根に集うことから、そのように呼ばれているんです。そんな縁結びの聖地である島根・出雲の中でも絶対におさえておきたい3つの神社を紹介します!

ご縁の国・島根の象徴!
日本を代表する縁結びの神様「出雲大社」

画像: ご縁の国・島根の象徴! 日本を代表する縁結びの神様「出雲大社」

縁結びの神として名高い「出雲大社(いづもおおやしろ)」は、日本最古の歴史書といわれる『古事記』にその創建が記されているほどの由緒正しい古社。“だいこく様” の愛称で知られている縁結びの神様の “大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)” が主祭神として祀られています。取材日はあいにくの雨でしたが、それでも年齢性別国籍問わず、多くの人が参拝に訪れていました。

年間を通して、男女の縁はもちろん、仕事の縁や友達との縁など、さまざまな良縁を求める人々が全国から訪れているけれど、やはりもっとも注目度が高まるのは神在月! 八百万の神々が集まって、森羅万象の縁を結ぶために会議を行うと伝えられているのが、ここ、出雲大社なんです。

旧暦10月10日に八百万の神々をお迎えする “神迎祭(かみむかえさい)” から、お集まりになった神々が、人々の縁を結ぶための神議を行う “神在祭(かみありさい)”、出雲大社をお発ちになる神々をお見送りする “神等去出祭(からさでさい)” までの期間、出雲大社周辺はいつも以上に、いつも以上の賑わいをみせますよ!

 
出雲大社の正しい参拝方法を紹介!

神聖な場所だからこそ、正しい方法で参拝して、より良い運気を身につけたいですね!

①4つの鳥居をくぐる

画像1: 出雲大社の正しい参拝方法を紹介!

神門通りから御本殿まで、4つの鳥居をしっかりくぐって心を整えましょう! 一の鳥居はコンクリート製、二の鳥居は木製、三の鳥居は鉄製、四の鳥居は銅製と、すべて違う素材で作られている点にも注目してみてください。鳥居をくぐる時には一礼を。
※写真は、四の鳥居


②祓社で心身を清める

画像2: 出雲大社の正しい参拝方法を紹介!

二の鳥居をくぐってから、全国的にも珍しい下り参道を進むと、右手に現れるのが「祓社(はらえのやしろ)」です。ここで私たちが知らず知らず犯してしまった罪や穢れを祓い清めましょう。参道の真ん中は神様の通り道なので、必ず参道の端を通るのもポイントです。

③手水舎でお清め
ひしゃくで左手を清める→ひしゃくを持ち替えて右手を清める→再びひしゃくを持ち替えて、左手に受けた水で口を清め、もう一度左手を水で流す→ひしゃくをたてて、残った水で柄の部分を清める。この流れが正しい作法です!

④二礼 “四拍手” 一礼
一般的な神社での作法は、二礼 “二拍手” 一礼ですが、出雲大社では二礼 “四拍手” 一礼が正しい作法。神様に自分の住所と名前、参拝できた感謝をしっかりお伝えするのも忘れずに!


日本一の御本殿にも注目!

画像: 日本一の御本殿にも注目!

出雲大社の御本殿は、1744年に建立されたもので、日本でもっとも古い神社建築様式の大社造。その高さも約24mと日本一を誇り、国宝にも指定されているんです。大屋根には約70万枚もの膨大な檜皮(ひわだ)が敷き詰められ、軒先の厚さは約1mにもおよびます! 銅板などには “ちゃん塗り” と呼ばれる特殊な塗装が施されていますよ。


御本殿の西側から参拝するのがオススメ

画像: 御本殿の西側から参拝するのがオススメ

御本殿は南向きに建っているものの、御神体は西を向いているそう。御本殿の西側に設けられている “遥拝所” にも行ってみましょう! 御神体の正面に向かって参拝できるとあって、ご利益がアップするのでは!? と、話題になっています。

 
境内のいたるところで出会えるウサギ

画像: 境内のいたるところで出会えるウサギ

御本殿の裏など、境内各所にウサギの石像が。主祭神・大国主大神とウサギの縁深い神話『因幡の白兎』を思いながら、1つ1つ表情や仕草の異なる像を見てまわってみては? 全部で30体以上いるそうですよ!

 
神在祭の期間中、神々が宿泊する場所

画像: 神在祭の期間中、神々が宿泊する場所

神在祭のために出雲大社へ訪れた神々が、7日間宿泊すると伝えられているのが、御本殿の両側にある「十九社(じゅうくしゃ)」。通常、十九社の扉は閉ざされていますが、神在祭の期間中は開けられているんですよ。

 
日本最大級の注連縄も迫力満点!

画像: 日本最大級の注連縄も迫力満点!


境内から西側に出たところにある「神楽殿」にかけられている大注連縄も見逃せません! 長さ13.5m、重さ4.4tの巨大な注連縄は、日本最大級の大きさを誇っています。

出雲大社
島根県出雲市大社町杵築東195
☎0853-53-3100

 

地元の女性も当たると口をそろえる
鏡の池の縁占いが話題の「八重垣神社」

画像: 地元の女性も当たると口をそろえる 鏡の池の縁占いが話題の「八重垣神社」

出雲大社と並ぶ縁結びの人気スポットが「八重垣神社(やえがきじんじゃ)」。この神社は、スサノオノミコトがヤマタノオロチを退治し、絶世の美女であったイナタヒメノミコトと日本で初めて親の許しを得た結婚をし、新居を構えた場所として伝えられています。

境内には、成長途中で幹が互いに寄り添うようにしてくっつき、愛の象徴として神聖視されている「夫婦椿」などもあり、たくさんの良縁パワーをいただけそうな雰囲気にあふれています♡

 
女性のハートを掴んで放さない「縁占い」

画像1: 女性のハートを掴んで放さない「縁占い」

日本で初めての結婚の場というだけでも縁結びにご利益がありそうですが、ここを訪れる多くの女性たちのお目当てが「鏡の池」! 神社の奥の森の中にある鏡の池は、イナタヒメノミコトが“鏡”として使ったといわれているのですが、実は、この池で “縁占い” ができちゃうんです♡

画像2: 女性のハートを掴んで放さない「縁占い」

神札授与所で受けた占いの用紙(¥100)を池に浮かべ、その上に硬貨(10円玉または100円玉)をそっと乗せて、紙が沈む速さや沈む位置で縁を占います。沈むのが速ければ速いほど待ち人はすぐ現れ、近くで沈めば身近な人と、遠くなら遠方の人と結ばれるそう。

画像3: 女性のハートを掴んで放さない「縁占い」

ちなみに、この池にはイモリが棲んでいて、イナタヒメノミコトの使いと言われています。占いの紙を横切ったり、つついたりしたら、さらなる良縁に恵まれるそうですよ☆

八重垣神社
島根県松江市佐草町227
☎0852-21-1148

旅の安全にもご利益あり!
出雲の旅の締めくくりは「万九千神社」

画像: 旅の安全にもご利益あり! 出雲の旅の締めくくりは「万九千神社」

出雲の旅の最後に立ち寄りたいのが「万九千神社(まんくせんじんじゃ)」。神在月に全国から集まり、神議を終えた神々が、この社で直会(なおらい/酒宴のこと)を催し、各地への帰途につくと伝えられているそう。

 
神々が最後に立ち寄る社から新たな一歩を

画像1: 神々が最後に立ち寄る社から新たな一歩を

万九千神社では、こうした神々の旅立ちにあやかった特別祈願祭「結び参り」が行われています! 「結び参り」では、宮司さんによる楽しいお話や、ノンアルコールの御神酒代(御神酒の代わり)をいただく直会も。

画像2: 神々が最後に立ち寄る社から新たな一歩を

結び参りを終えると、神々が直会をしている様子が描かれた絵馬と、お守り、御神酒代をいただけます。
※授与品は、玉串料に応じて異なります。

画像3: 神々が最後に立ち寄る社から新たな一歩を

御神酒代の中身は、出雲市斐川町産の「出雲生姜」を使った爽やかなジンジャーエールです。

画像4: 神々が最後に立ち寄る社から新たな一歩を

神々と同じように日本最小級の殿内鳥居をくぐり、縁結びの旅を締めくりましょう!

万九千神社・立虫神社
島根県出雲市斐川町併川258
☎0853-72-9412
【結び参り】
所要時間:40分程度
定員:若干名~最大80名程度(要相談)
玉串料(祈祷料):1人¥2000円~

 
今回紹介した神社のほかにも、ご縁の国・島根にはさまざまな神社があります。出雲大社と両参りすることでより良い縁に恵まれると伝えられる「美保神社」、夜を守る「日御碕神社」、スサノヲノミコトを祀る日本有数のパワースポット「須佐神社」などなど……。島根を訪れた際には、多彩なご利益のある神社をめぐってみてください!

協力:島根県観光振興課
☎0852-22-6912
http://www.kankou-shimane.com/

 
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