料理が好きな人にとってキッチンは、いちばん居心地のいい場所にしたいはず。そこでマネージメント事務所代表・向井裕美子さんのキッチンを拝見して、こだわりのルールを教えてもらった。

マネージメント事務所代表
向井裕美子さんの台所

食が暮らしの中心にあるから
キッチンをリビングのメインに配置

向井さん宅のリビングに入るとまず目に入るのが、広々としたキッチン。もともとは部屋の一角にあった小さなキッチンを、3年前のリフォームで今のスペースに広げた。ここまでキッチンが主役になったのは、内装デザインをお願いしたDAIKEI MILLSとの相談による。

多々ある選択肢のなかで、「どんなキッチンにしたいか」と話し合ううちに、自分にとって暮らしの中心は食だということを再確認したのだそうだ。コンクリート打ちっ放しの建物に合わせた、モルタルを使ったモダンなデザインがお気に入り。

MUKAI'S KITCHEN RULE 01

収納棚に扉はいらない

アーティストのマネージメントやプロデュースをする傍ら、ケータリングや料理教室をしていたこともある向井さん。ケータリングの仕込みや、料理好きの友人が集まって料理するときのために、どこに何があるのかひと目でわかるよう、棚のオープン収納にした。

上から乾物、茶葉やコーヒーなどのドリンク関係、調味料と一段ごとに分類。ナイフ類は壁に取り付けた磁石に。料理に使うほとんどのものが、誰もが一目でわかるよう、オープンに収納されている。
 

木のもの、かご類、ステンレスのものというふうに素材をそろえて分類すると、見た目にも統一感が出る。ケータリングやホームパーティに大活躍の木製ボードは、料理好きを知る友人たちからのプレゼントが多いそう。
 

MUKAI'S KITCHEN RULE 02

素材や用途別に分類して収納する

このキッチンはリビングでくつろいでいるときも常に目に入るから、ツール立てひとつでも妥協せずに選ぶ。

器を拭いたり、ランチョンマットにしたりするクロス類は、かごにまとめて。
 

やっと見つけた大きめのツール立ては、フランスのヴィンテージ。常にアンテナを立てて、旅先でも素敵なキッチングッズを探している。
 

MUKAI'S KITCHEN RULE 03

"とりあえず"では物を置かない

雑然と見えないよう、カウンターの上には物を置かないのが、向井さんにとっての鉄則。ハイスツールはなんとIKEAで見つけた子供用の椅子。「カウンターは業務用冷蔵庫を置くために少し高いつくりだから、椅子探しに難航していたんです。意外なところで見つかるものですね」

部屋の中心にある大きなカウンターは、ホームパーティのときにはロングテーブルにもなり、料理をするときには作業台にもなる。

細部に至る目配りが、このキッチンの完成度の高さにつながっているよう。使いやすくおしゃれなキッチンは、一日にしてならず。

 
Photo:Tesun Hiramoto Text:Shiori Fujii

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