主演をつとめる映画『海賊とよばれた男』が公開となった岡田准一さん。『永遠の0』のチームと再びタッグを組んで、石油販売業に生涯を捧げた男・国岡鐡造のパワフルすぎる生涯を演じたこの映画は、間違いなく、この冬最大の注目作だ。

また、岡田さんといえば、演技の仕事に打ち込む一方で、常に新しい本や映画をチェックしている方でもある。そんな岡田さんに「V6のメンバーへ贈りたい本」をそれぞれ選んでもらった。

剛くんへ

剛くんには殺人鬼が出てくるような、そんな作品をあげたい。なんかドス黒いのないかなあ。ものすごく流行ったし、スケール感がすごい『ジェノサイド』がいいな。

『ジェノサイド』上・下
高野和明著/角川文庫
亡き父の遺志を継ぎ、秘密のウイルス研究を行う研人。一方、傭兵のイエーガーは難病の息子を救うためコンゴへ。絡み合う伏線は、やがて大きなうねりとなって……。

 

健くんへ

何あげようかなあ……健くんには『ファーブル昆虫記』をあげようかな。いや、子ども向けだけどすごく面白いんだよ(笑)。それにファーブルさんとか演じて欲しいじゃない?

『ファーブル昆虫記』
J.H.ファーブル著
山田吉彦・林達夫訳/岩波文庫
虫を愛し虫と生きた博物学者ファーブルが、30年以上の歳月をかけ書き上げた観察記録。スカラベはどこへダンゴを運んでゆくのか? など、読むほどに驚きと発見がある。

 

イノッチへ

イノッチはエッセイがいいんだよな。ジェーン・スーさんの『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』をあげよう。イノッチには女性成分がけっこうあるからちょうどいいと思う、とか言ったら怒られるかな(笑)。

『貴様いつまで女子でいるつもりだ問題』
ジェーン・スー著/幻冬舎文庫
大人の女の女子アピールはアリなのか? といった、女の人生にまつわるトピックを拾い上げては、ズバッと切り込むエッセイ集。その切れ味にハマる男性読者も増加中。

 

坂本くんへ

僕自身いとうさんが大好きで、いとうさんの持つコアな雰囲気が、ミュージカルにこだわる坂本くんにもある気がするから『想像ラジオ』を読んで欲しい。「こだわりのエンタメ」感が面白いから!

『想像ラジオ』
いとうせいこう著/河出文庫
なぜか木のてっぺんに引っかかったまま喋っている DJアーク。彼の番組「想像ラジオ」に必要なのは、みんなの想像する力。生と死の境を超えて紡がれる物語。

 

長野くんへ

山本周五郎『さぶ』
『美味しんぼ』はもう読んでそうだから(笑)、山本周五郎の時代小説を読んでもらいたいな。長野くんはあまり時代劇に出ないけど、こういう世界観はとても似合うと思う。そんなメッセージも込めて。

『さぶ』
山本周五郎著/新潮文庫
舞台は江戸下町。職人として働くさぶと栄二は、見た目や性格こそ正反対だが、固い友情で結ばれている。不幸にも盗みの疑いをかけられてしまった栄二。その時さぶは……?

 

PROFILE

岡田准一
1980年生まれ。現在『海賊とよばれた男』が公開中。2017年は、さらに『追憶』『関ヶ原』と映画公開が続く。

 
撮影:東海林広太

コメントを読む・書く
Next

This article is a sponsored article by
''.