最近、シンプルな中華料理が人気。そんなトレンドより、ずっと前から活動されているのがこちらのウー・ウェン先生。シンプルでモダン、この上なく滋味深い料理は一度食べると忘れられないものばかり。この美味しさは別格です。
 

料理研究家
ウー・ウェン先生

画像: 料理研究家 ウー・ウェン先生

PROFILE
中国、北京生まれ。料理上手な母から受け継いだ北京家庭料理が評判となり、料理研究家に。「料理を通じて日本と中国の懸け橋になりたい」との想いから、東京と北京でクッキングサロンを主宰。少ない材料や調味料、道具で作れる、医食同源の知恵にあふれた料理が人気。著書に「ウー・ウェンの北京小麦粉料理」(高橋書店)、「からだを整える お手当料理」(天然生活ブックス)など多数。http://www.cookingsalon.jp

 

気候や風土に合わせた料理が大切

チャーハンや八宝菜のような一般的な中華料理を想像していると、ウー・ウェンさんの料理のシンプルさに驚くかもしれない。使う素材や調味料は少なく、味はきりっと洗練されている。なんてモダンな中華料理。

「これが中国の普通の家庭料理なのよ。私が子どもの頃から慣れ親しんできた母の味」とウー・ウェンさんは言う。

なぜこれほどシンプルなのかと問えば、旬の素材の持ち味を生かして食べることを大切にしているからだそうだ。それは、医食同源という中国古来の考え方に基づいている。口にするもののすべてが生薬であり、料理は健康を維持するためのもの。
 

良質な素材を使い、
特徴を生かして調理する

画像: 良質な素材を使い、 特徴を生かして調理する

「良い素材はさっと炒めるだけでおいしいし、調味料も少しで足りる。良質な素材をシンプルに料理することは、健康にもつながります」

よく使う調味料は、ごま油、太白ごま油、黒酢、粗塩。決して高価な特別品ではなく、誰もがどこででも買える普通のものだ。

「特に油と塩は、とても偉大な調味料。味を決める要ね」
 

素材も調理もシンプルなら、
料理は苦にならない

画像: 素材も調理もシンプルなら、 料理は苦にならない

そしてシンプルだからこそ、工程も重要。簡単で時短が叶う料理がもてはやされる昨今、もやしのひげ根をとるようなていねいな下ごしらえは面倒と思われがち。でもこのひと手間で、炒めるだけで絶品の一皿に。つまり、目先の合理性より、満足度の高さを求めるべきということ。
 

古い器に中国の時代の変化を感じる
器は使ってこそ生きるもの

サロンに並んだ美しい器は貴重な骨董品も多いけれど、料理教室の生徒の方たちも使っている。

「中国の長い歴史を感じられる大切なものですが、使ううちに万が一壊れても、それは運命。器は使ってこそのもの」

大切なのは器ではなく料理。空間に大切なのは人間だから、家具で飾り立てる必要はない。焼きそばもそばが主役だから、多くの具はいらない。

画像: 古い器に中国の時代の変化を感じる 器は使ってこそ生きるもの

 
 

何が大切かわかれば
シンプルに生きられる

ウー・ウェンさんの考え方は何に対しても筋が通っている。だから、モダンで普遍的な料理の数々は、からだにやさしく、きちんとおいしい。まさに現代に生きる私たちが求めているものなのだ。

※フラウ 2017年3月号より一部抜粋

 
 
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画像3: ウー・ウェンさんのシンプルな教え「美味しい料理の作り方」 画像4: ウー・ウェンさんのシンプルな教え「美味しい料理の作り方」 画像5: ウー・ウェンさんのシンプルな教え「美味しい料理の作り方」


Photo:Keiichirou Muraguchi Stylist:Misa Nishizaki Composition:Shiori Fujii

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