ヨーロッパでは「ハーブ薬局(フランス語ではエルボリステリア)」というものが古くから存在し、不調を感じたときのケアとして一般的であるハーブチンキ。

そんなハーブチンキの有効性を知ったら、さっそく自分のためのオリジナルチンキをつくってみよう。漬け方はシンプルかつ簡単。ハーブのことをよりよく知るきっかけにも。また、植物療法のエキスパートである森田敦子さんに、摂取するときの方法についても伺った。

 
▼前回の記事はコチラからおさらい!

 

ハーブチンキの作り方

1.ドライハーブ50g、ウォッカ500㎖を用意する。

画像1: ハーブチンキの作り方

 
2.保存用の瓶を熱湯で消毒してから、ハーブを入れる。

画像2: ハーブチンキの作り方

 
3.しっかりとハーブが浸かるようにウォッカを注ぐ。

画像3: ハーブチンキの作り方

 
4.フタをして、直射日光の当たらない場所で2週間漬け込む。

画像4: ハーブチンキの作り方

 


◆飲む量は15㎖、大さじ1杯が目安

2週間が経過したら、茶漉しやコーヒーフィルターで漉し、保存用の容器に移す。一日1回、就寝前に大さじ1杯を目安に飲む。漉すのが面倒な人にはHARIOのフィルターインボトルがおすすめ。

画像: ◆飲む量は15㎖、大さじ1杯が目安


◆飲む以外に
 化粧水やルームスプレーにも

抽出したチンキ剤はいろいろなアイテムに活用が可能。そのままならルームスプレーに、精製水で10倍くらいに薄めれば化粧水や布にしみ込ませて湿布にも。手持ちのクリームやオイルに1~3滴混ぜて使うのもおすすめ。上級者は漉したときに残ったハーブをティーバッグに入れ、入浴剤にする方法も。※ただし肌の状態を見ながら使用してください。
 

ハーブチンキQ&A

1. お酒が弱くても平気?

お酒が強い人はロックでもOKだが、ミネラルウォーターや炭酸などで飲みやすい濃さに薄めるのが一般的。
「水割りや炭酸割りにしたからと言って、薬理効果が薄まるわけではないので安心してください」

 
2. ウォッカや水にこだわるべき?

ウォッカの種類は問わず、どのタイプでもOKだそう。
「飲む際に薄める水や炭酸はお好みのもので問題ありませんが、化粧水やスプレーとして使うために薄める場合は、薬局にある精製水を推奨します」

 
3. 漬けるタイミングは?

〝新月に漬けるといい〞という声もあるが実際は?
「これは個人的な意見ですが、ハーブの農法や収穫については、季節や月の満ち欠けの影響もあると思いますが、良いハーブが手に入ったときや時間に余裕がある日など自分のタイミングを大事にするほうが重要な気がします」

 
4. 禁忌ってあるの?

日本で販売されているドライハーブでつくる場合は、原則として問題ないそう。
「海外からも食品としての厳しいチェックのもと輸入しているので、数種のハーブチンキを並行して飲んだり、ブレンドしたりしても基本的には大丈夫です」
 

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画像1: 化粧水やルームスプレーにも!「手作りハーブチンキレシピ」 画像2: 化粧水やルームスプレーにも!「手作りハーブチンキレシピ」 画像3: 化粧水やルームスプレーにも!「手作りハーブチンキレシピ」

 

お話を伺ったのは……

植物療法士
森田敦子さん
パリ第13大学にて植物療法を学び、帰国後は研究者として活動。フランス植物療法普及医学協会が認定するルボア フィトテラピースクールや製品開発にも携わり、日本における植物療法の第一人者として活躍。

Photo: Risa Shimamoto(THYMON Inc.) Styling: Mariko Nakazato Illustration: Mizuki Kojima Composition: Sachico Maeno

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