“お飾りの妻”でいることに耐えきれなくなっているレディと、写真家になることを夢見ているまだ何者でもない女の子。このふたりの出会いの場面から、いきなり心臓をわしづかみにされました。

控えめなのにどうしようもなく絡み合う視線の交錯は、まさに恋! 50年代の衣裳も艶やかで、ラストまでずっと“胸騒ぎ”と“うっとり”の間を行ったり来たりさせられる映画です。
姐さん! と呼びたくなる貫禄を持つケイト・ブランシェットと、地上に舞い降りた最後の天使的な可憐さを持つルーニー・マーラ。いつしか彼女たちの立場が逆転する描写も、恋の本質を突いていてスリリング。

不安な気持ちを何とか乗りこなして、恋も仕事も“自分を偽らない生き方”をするために何を選び、何を捨てるのか――。
『キャロル』は女性ふたりの恋を古典的なスタイルで描いた美しいメロドラマであると同時に、生きづらさを感じている現代の女の子たちに勇気をくれる映画でもあると思います。

2/11(祝・木)より全国公開中
『キャロル』

画像: © NUMBER 9 FILMS (CAROL) LIMITED / CHANNEL FOUR TELEVISION CORPORATION 2014  ALL RIGHTS RESERVED http://carol-movie.com/

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