あたたかい春を待ちわびる気持ちを料理にしてみたら、「春待ち草」という呼び名がしっくりきました。料理家の冷水希三子さんが選んだ作家ものの和の器と美味しい「春待ち草」の組み合わせをレシピとともにお届けします。

刷毛目の白い”鉢”に、セロリの緑色が美しく映える。

画像: 刷毛目の白い”鉢”に、セロリの緑色が美しく映える。

「セロリのココナッツポリヤル」

材料(作りやすい分量)
・セロリ:1本
・ココナッツファイン:大さじ3 
・生カシューナッツ:10粒
・油:大さじ1
・クミンシード:小さじ1/3
・マスタードシード:小さじ1/3
・赤唐辛子:1/2本
・塩:適量
・レモン汁:大さじ1/2 

作り方
【1】 セロリは筋を取り、5㎜幅のスライスにして葉はみじん切り。

【2】 鍋に油とクミンシードとマスタードシードとカシューナッツと赤唐辛子を入れ中火にかけ、パチパチと音がしてきたら1のセロリの葉以外を加え炒める。

【3】 2 のセロリに火が通ったら葉のみじん切りを加え塩で味を調えてココナッツファインを加え炒め、レモン汁を加え混ぜ合わせ火をとめる。

器のはなし05
二階堂明弘の"鉢"

千葉で作陶する二階堂明弘さんの薄い鉢は、器だけ見るとモダンで繊細な印象ですが、実際に料理と合わせると素朴で素直な器であることに気がつきました。これは白土を塗った刷毛目でしょうか。

器そのものに世界観がしっかりあるので、盛りつけた料理がとてもよく映えるのです。しかも、繊細なビジュアルでいてスタッキングができるほど丈夫なんです。

私はこの器に緑色のグラデーションがきれいなセロリを合わせてみました。一年を通して食べられるセロリですが旬は春先。柔らかく香りもいい葉もみじん切りにして加えます。葉の緑と茎の薄緑が刷毛目の白色とほどよく馴染む。
ココナッツを加えることで、味はもちろん、全体の色調も整うように感じています。

Recipe&Food Styling/Kimiko Hiyamizu Photo/Megumi Seki Composition/Naoko Yoshida

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