あたたかい春を待ちわびる気持ちを料理にしてみたら、「春待ち草」という呼び名がしっくりきました。料理家の冷水希三子さんが選んだ作家ものの和の器と美味しい「春待ち草」の組み合わせをレシピとともにお届けします。

薪で焼かれたおおらかな”中皿”に、菜の花を1把分。

画像: 薪で焼かれたおおらかな”中皿”に、菜の花を1把分。

「菜の花とポーチドエッグ」

材料(作りやすい分量)
A 菜の花:1把
A EXVオリーブオイル:大さじ2
A クミンシード:小さじ1/4
A にんにく:1片

・卵:1個
・酢:適量
・塩:適量
・レモン:適量
・チリペッパー:適宜

作り方
【1】 菜の花は水に浸けてしゃっきりしたら半分の長さに切る。

【2】 鍋かフライパンにAを入れ中火で香りが立ってきたら一度火を消し冷めたら1の菜の花を水けをあまりきらずに加え塩を少々ふって蓋をして中火弱にかけ、5分ほどしたらかき混ぜて皿に取り出す。

【3】 4%の酢を入れたお湯を強火にかけ箸でぐるぐる回して渦を作り卵を渦の真ん中に落とし入れ白身を寄せるようにしながら2分ほど茹でてポーチドエッグを作り、網じゃくしで取り出し水けをきり2 の菜の花の上におく。

【4】 ポーチドエッグに塩を少々ふる。好みでチリペッパーをふっても良い。レモンを搾る。

器のはなし06
小野哲平の”中皿”

薪で焼くからでしょうか。高知の山の上で作陶する小野哲平さんの器は表情が豊かです。そっと両手で持つと、おおらかでどっしりした魅力が直に伝わってきます。

中皿ですが、取り分け用の大皿みたいに活躍する使い勝手のいいサイズ。ところどころに散った灰の跡も料理を引き立てます。フツウの顔をして何を盛ってもさまになるんです。唐揚げ、和え物、煮
物もいい。

菜の花も、大皿に1把分をのせるとカッコ良くなりすぎてしまうし、ほどよい深さとなだらかさがある小野さんの中皿がちょうどいいんです。この料理に関しては、自然と器まで決めていたように思います。
仕上げの卵は器の形に合わせて、まあるく美味しそうなポーチドエッグにしてみました。

Recipe&Food Styling/Kimiko Hiyamizu Photo/Megumi Seki Composition/Naoko Yoshida

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