生花を素敵に飾れるようになるには実践あるのみ。一輪挿しやガラスベースから、身の回りの日用品まで、いろいろな花器を使って自分らしいセンスを磨きたい。

生花を飾る

お気に入りのフラワーベースに季節を感じられる花を生ける。一見単純に思えるが、それはなかなか難しく奥が深い。生ける花の種類や彩り、ボリューム、合わせるベースなどの相性が悩みどころだ。

南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』にて毎日、花と向き合う木津谷優子さんは、どんなことを意識して花を選び生けるのだろうか?

「 私の場合、特に意識しているのは色の流れ。全体を見たときにバランスのいい配色は気持ちいいですよね。あとベースのデザインも踏まえ、ある程度出来上がりのフォルムを決めてから花を選でいるかもしれません。人によって好みが違い、これといった答えがないので、花を生けるのは難しいです。でも、花を生け続けながら自分好みのバランスを見つけられたら、花を飾るのがより楽しくなると思います」

ル・ベスベ店長
木津谷優子さん
南青山のフラワーショップ『ル・ベスベ』に勤務。ギフトからウェディングブーケまで、季節の移り変わりを実感できる旬の花を作ってアレンジを提供している。

画像: 生花を飾る

バラとウッドベース

鹿児島の木工作家、盛永省治さんが手がけたウッドベースの新作は、表面に塗った漆の陰影のある表情が美しい。色とりどりのバラに緑をたっぷり添えて、部屋の中心に飾りたい。
盛永省治の漆塗りウッドべース¥50000/プレイマウンテン

画像: バラとウッドベース

グリーンアイスと一輪挿し

大分県の窯元である小鹿田焼の小ぶりな一輪挿しは、削り文様や独特な釉薬使いが印象的。一輪だけシンプルに花を生けるのもいいけれど、グリーンアイスのように小ぶりな花をたくさん生けるのもよく似合う。
小鹿田焼の一輪挿し¥16000/ Found MUJI 青山

画像: グリーンアイスと一輪挿し

アネモネとガラスビーカー

ドイツのチューリンゲン州でビーカーや試験管など研究室で使われるガラス製品を生産する『TGI』。口径の大きいビーカーなら、アネモネのように鮮やかでグリーンとのコントラストが素敵な花と相性がいい。
TGIのガラストールビーカー¥1260/ザッカワークス

画像: アネモネとガラスビーカー

ウバユリの実とガラスベース

枯れ木や実も印象的に映えるガラスベースは、長野のガラス職人『スタジオプレパ』と『プレイマウンテン』が製作するMOLD ALLシリーズのもの。木材を型取りして成形された本体のニュアンスのある表情にも注目。
MOLD ALLのガラスベース¥35000/プレイマウンテン

画像: ウバユリの実とガラスベース

桜の枝と壁掛けベース

取り付ける場所によっても印象が変わるのが面白い壁掛けの一輪挿しは、東京で作陶する野田敬子さんによるもの。桜の枝など、季節の花を生けて玄関先や部屋の片隅にちょこんと飾るだけで、心を和ませてくれる。
野田敬子さんの壁掛けベース¥3200/QUICO

画像: 桜の枝と壁掛けベース

ラナンキュラスと水筒

プラスチックの水筒などちょっとユニークなものをベースに花を生けるなら、花選びにも遊び心を加えたい。ラナンキュラスのように大振りな花やジギタリスみたいに筒状の花など、賑やかな組み合わせが楽しい。
アメリカ製のプラスチック水筒(私物)

画像: ラナンキュラスと水筒

ミモザとジョウロ

ガーデニングに使うジョウロも花を生ければ素敵なベースに。インダストリアル感のあるシルバージョウロなら、ミモザのイエローがよく映える。こんな身の回りのものをベースにしてしまうのもひとつのアイデア。
メタル製のシルバージョウロ(私物)

画像: ミモザとジョウロ


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