ランコムによる東日本大震災復興支援プロジェクト「Eyes for Future by ランコム」。石巻の女性にさらに輝いて欲しいと、起業を目指す女性のためのプログラムが、今期もスタート。土屋アンナさんをゲストに招いて、開講式が行われた。

画像: 2016年度の「Eyes for Future by ランコム」の受講生

2016年度の「Eyes for Future by ランコム」の受講生

「ランコム」ならではの復興支援のかたち

2011年3月11日に起こった東日本大震災。化粧品ブランド「ランコム」では、同年に、復興支援プロジェクトとして「Eyes for Future by ランコム」を立ち上げた。全国のランコムカウンターでマスカラ1本を購入する毎に100円を復興支援金として、NPO法人JENを通して被災地に寄付する活動をスタート。

この基金は、宮城県石巻市の皆さんが集う場所として日本ロレアルが建設したコミュニティカフェ「HANA荘」の建設費、運営資金としても使用され、地域復興支援の一端を担った。
翌2012年は、在日フランス人ボランティア組織「ラ・キャラバン・ボナペティ」とコラボレーションし、一流のシェフによるフランス料理のフルコースを提供。さらに、ランコムの人気製品を使用したスキンケア、メイクアップ、ネイル、ハンドマッサージなどを実施。200名を超える方々に喜んでもらった。

そして、2013年より「Eyes for Future by ランコム~自分らしく輝く女性になるために~」プログラムを発足した。これは、民間企業(ランコム)、地元NPO(石巻復興支援ネットワーク)、行政(石巻市)の3者の協働のもと、「女性が輝く、石巻が輝く」(女性の力で石巻を輝く街に)を目指し2013年に開設された女性支援のためのプログラム。

パソコン、コミュニケーション、ビジネス講座などの実務を学べる講座だけではなく、地元石巻の先輩起業家によるメンタリングや様々な分野で活躍中の女性を講師に迎えたセミナーやワークショップなど、「地方」(地元)と「女性」の視点を活かしたユニークな講座を提供している。2013年から2015年までの3年間で81名が修了した。

「女性が輝く、石巻が輝く」を目標に掲げて

「Eyes for Future by ランコム」の受講枠には、今年もたくさんの応募が寄せられ、石巻市の選考により22名に決定。東日本大震災から5年を迎えようとする2016年3月8日。宮城県石巻市にある遊楽館のかなんホールにて「Eyes for Future by ランコム」第4期の開講式が行われた。この日は、日本ではまだ馴染みが薄いが、女性の権利と世界平和をめざす「国際女性デー」でもある。

開講式では、石巻復興支援ネットワーク代表の兼子佳恵さんや来賓、講師が挨拶。ランコム事業部長の都築誠也さんによるプレゼンテーションで、これまでの活動を振り返り、「毎年修了式でお会いした時のみなさんのお顔が、とても自信に満ち溢れているので、今年も楽しみです」と、受講生たちの背中を押した。

画像: 開講式にて挨拶をするランコム事業部長の都築誠也さん

開講式にて挨拶をするランコム事業部長の都築誠也さん

昨年度の受講生・阿部真夕美さんが2016年度受講生に向けての応援メッセージを発表。「私は、チャレンジしている姿を娘に見せたいと思って受講することを決めました。なかなか思うようにいかないことも多いのですが、常に前を向いて、小さくても前進していくことが大切だと感じました」。

2016年度受講生・加納実久さんは、「石巻を離れようと思ったこともあったのですが、この地で頑張りたいという思いが強く、応募しました」と、抱負を語った。

画像: 2015年度の受講生・阿部真夕美さん

2015年度の受講生・阿部真夕美さん

土屋アンナさんによるトークセッション

開講式の後半は、女優、モデル、ミュージシャンとして幅広く活躍する土屋アンナさんと、ランコムPR/メディア統括部長の菊池由美子さんによるトークセッションが行われ、150名以上が集まった。

偶然にも東日本大震災と同じ日が誕生日の土屋さん。被災地を訪れたときのことをこう振り返った。「現地の皆さんのほうがパワフルで、逆に私が元気づけられることばかり。困っている人がいたら手を差し伸べあって生きていくことを教えてもらいました」。

画像: 土屋アンナさんによるトークショー

土屋アンナさんによるトークショー

さらに、シングルマザーで2人の子どもを育てながら仕事をしている土屋さんは、受講生の女性たちに向けて「私も周りの力を借りながら子育てと仕事をしています。(状況が許せば)仕事現場にも一緒に行くこともありますね。全部を完璧に両立することは不可能。一人で抱え込まないことが大事です」と語った。

開講式を終えると、懇親会会場へと場所を移動。2013年~2015年の「Eyes for Future by ランコム」プログラム起業家育成コースに在籍し、現在、飲食店オーナーとして活躍している女性たちによるスイーツや飲み物が提供された。

画像: 懇親会でコーヒーを提供する、2期生の亀山麻衣子さん

懇親会でコーヒーを提供する、2期生の亀山麻衣子さん

プログラムを受講して得たものは何か?と尋ねると、「ビジネスにおけるスキルを得ることができたことはもちろんだが、人とのつながりを得たことができたことが一番大きい」と答える姿が印象的だった。

震災から歳月を重ねるととともに復興支援に対する関心が小さくなっていくなか、年々パワーアップしている「Eyes for Future by ランコム」。継続することで、石巻の女性たちが輝き、それによって地域全体に活気が生まれている。

画像: 受講生たちとハイタッチして盛り上がる土屋アンナさん

受講生たちとハイタッチして盛り上がる土屋アンナさん

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