スポーツと芸術の間と言われる競技だけに、自分の好き嫌いをフルに語れるのもフィギュアの醍醐味! 芸能界でも一二を争うフィギュアファンで知られるミッツ・マングローブさんと、羽生選手などの振り付けを手がける宮本賢二さんとの豪華対談が実現。マニアは何を語るのか!!

画像: フィギュアスケートマニアによる濃密対談。だからフィギュアはやめられない!!<前半>

芸能界一のフィギュアマニア× 振付師

画像1: 芸能界一のフィギュアマニア× 振付師

ミッツ・マングローブ
タレントとして多数のバラエティに出演中。大のフィギュアファンでもあり、ブログや、ママ役を務める『スポーツ酒場語り亭』(NHK BS-1)でも熱い持論を展開している。

画像2: 芸能界一のフィギュアマニア× 振付師

宮本賢二
振付師。1978年生まれ。元フィギュアスケーターで、アイスダンスで活躍していた。現在は振付師として引っ張りだこ。今シーズンは本郷理華選手のフリーの「リバーダンス」などを手がけている。

「フィギュアスケートはジャンプの技術だけでなく、技術と芸術をあわせもったスポーツ」―宮本さん―

ミッツさん (以下・ミ) 今シーズンのフィギュアもまた盛り上がってますよね〜。でもルールとか演技構成とか、皆さんどこまで見てるのかしら。

宮本さん (以下・宮)ソチ五輪後のルール改正(※A)で採点ポイントが細かくなって。実際、滑ってる人も混乱することがあるから(笑)。

 ただただ花形のジャンプが注目されがちだけど、たとえば羽生(結弦)君なんて4回転サルコウを跳ぶようになるまですごい時間かかりましたよね。そういうディープなところも知ると、また違う楽しみ方はあるじゃないですか。

 フィギュアスケートは見ていてわかりやすいジャンプの技術だけでなく、スケーティングやスピン、ステップなどに加えて曲の表現などもあり技術と芸術をあわせもったスポーツですので全て要素を見て楽しんでもらいたいですね。

 昔は採点も今よりシンプルだった分、うわー、華があるなあって演技も多かったわよね。私なんかはそこに魅了されてきた歴史があるから……。たしかに細かくポイント制にすることで、レベルは上がったんでしょうね。中国の金博洋君(※B)みたいに、4回転ルッツを跳ぶ子まで現れちゃったし。

 一方で、昔はただ綺麗なスケーティングを見せるだけで点が出たんですけど、今はそれをすると、「技と技のつなぎの部分がないな」と点数が低くなってしまう……。

 今って音楽とかもすごい言葉数が多いじゃない? 何でもいっぱい情報が詰まってないと良しとしない風潮が、フィギュアにも押し寄せてるんでしょうね。

ミッツ杯開催!?

 今、コンパルソリー(※C)が復活したらどうなるんでしょうね? ジャンプとかも、全部コンパルソリーにしてみるの。どう思います?

 どういう意味ですか!?

 全員同じ曲で同じプログラムをやるの。衣装も同じで(笑)。

 一番差が出やすいですよね。同じことをやっても、どれだけ高く跳べるのか、どう表現するのか。

 それはファンとして、すごく見たいんです。

 誰が優勝すると思います?

 ジェレミー・アボット(※D)かなあ。あの溶けこむように入るジャンプ、綺麗でしたよね。宇野昌磨君(※E)もいい線いきそう。彼の、着地したときの、ブレードがスッと氷に着く感じがすごい好きですね。

 でもそんな種目、選手は嫌がるだろうなぁ(笑)。

 テレビ的にも飽きるよね(笑)。

 たしかに。これはもう、ミッツ杯を設けるしか……。

 たくさん賞金を積めば参加してくれるかしら(笑)

注尺)

A:ルール改正
ルールは2年に1回改正される。かつては「6.0システム」といって、技術点と芸術点をそれぞれ
6点満点で採点していたが、2004–2005シーズンから、現在のより細かく採点する制度が導入された。

B:金博洋
中国のフィギュアスケート選手。18歳。4回転ジャンプを非常に得意としており、現在成功が認定されているジャンプの中で、もっとも難易度の高い4回転ルッツを跳ぶことができるのが彼である。

D:ジェレミー・アボット
アメリカのフィギュアスケート選手で、バンクーバーとソチ五輪に出場。スケーティング技術が高く、演技構成点の高さが目立った。佐藤有香コーチに師事していたことから、日本での人気も高い選手。

E:宇野昌磨
今年シニアデビューしたばかりの、期待の男子シングルの選手。現在18歳。髙橋大輔選手を尊敬しているように天性の表現力を誇り、今シーズンのグランプリファイナルでは銅メダルに輝いた。

画像: 注尺)

→対談の後半はこちら!

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.