日々仕事をしながら、何度も心が折れそうになる瞬間は誰もが経験していることでしょう。そんなとき、仕事への使命感を思い出すきっかけがあれば……と考える人に、これ以上、ふさわしい映画はありません。

 大手新聞社で特集記事を手がける4人のチームが主人公の本作。カトリックの神父が、多くの少年に性的虐待を加えていたという、衝撃の真相に彼らが迫っていくのですが、教会の“裏”を暴露するというのは、タブーな行為。さまざまな圧力を受けながらも、「記事にしない」責任を感じ、被害者たちのために一歩もへこたれないジャーナリスト魂が、まっすぐな感想を誘うのです。

 ここのところキャリアが絶好調のマイケル・キートンを中心に、キャストたちが各役の内に燃えたぎる執念を熱く、そして細やかに名演し、スクリーンには最後まで緊密な空気が漂っています。観終えた瞬間の清々しさも格別で、アカデミー賞の作品賞受賞を納得してしまうはずです。

4月15日(金)、TOHOシネマズ 日劇ほか全国公開。
『スポットライト 世紀のスクープ』

画像: Photo by Kerry Hayes (C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

Photo by Kerry Hayes (C) 2015 SPOTLIGHT FILM, LLC

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