どんな肌老化も、起きてしまった後の修復は手間も時間もかかるけど、中でももっとも厄介なのは、なんといっても〝たるみ〞だろう。たるんだ肌の上にのっかっている目元や口元などの造形まで変貌させる恐るべきこのトラブル。迫り来るたるみの脅威に先手必勝するための、傾向と対策を知る。

【1】たるみは29歳から始まる!

 肌は29歳から崩れ出すという驚愕の事実。理由はハリ・弾力を担う「真皮のコラーゲン構造がルーズになってくることが一因。法令線が目立つようになったり、肌の立体感がなくなってきたと感じたら、それはたるみの前兆と考えられます」(ポーラ 研究所肌科学研究部 皮膚科学研究室 主任研究員 五味貴優さん)進行する前に食い止めよ!

【2】25歳以降、5㎏以上の急激なダイエットをした人はたるみやすい

 いちばんよくないのは1ヵ月など短期間での大幅な減量。「極端なボリュームの減少に皮膚がついてこれなくなるので、当然、皮が余って落ちやすくなります。皮膚を伸縮させるリバウンドの繰り返しも肌をたるませるので要注意です」(アヴェニュー六本木クリニック院長 寺島洋一先生)

【3】ニキビ発症率が肌だるみの指標になる

 ニキビができにくい肌はたるみやすい!?という一説も。「ニキビができやすい肌は皮脂腺が発達していて皮膚が硬くて厚く、頑丈な場合が多いんです。一方、ニキビができにくい皮膚は大抵、薄くて柔らかい。重力に引っ張られて落ちやすいことから、たるみやすいと考えられますね」(寺島先生)

【4】むくみやすい人はたるみやすい

 むくんでいると、肌のボリュームが大きくなるため「まず単純にたるんで見えやすいんですよね。さらに、むくんだ状態が続くと、ずっと重たい負荷がかかっていることになりますので、むくみのない人より、たるみやすくなる可能性が」(寺島先生)

【5】日サロ経験者、たるみの危機

 日サロでがっつり焼いていた人は「肌の劣化が早いことが多い」と寺島先生。「日サロで照射するのは、人工的に作ったUV-A。皮膚の浅いところまでしか届かないUV-Bと違って、Aは奥深くの真皮まで届いてしまう。コラーゲンが破壊されるなどの弊害によって皮膚のテンションが低下。たるんできます」

【6】枯れだるみor肥えだるみ?
あなたの顔も必ず、どちらかになります

 たるみには「脂肪が下がるタイプと、皮膚がのびるタイプがある」と寺島先生。スピードに個人差はあるものの、誰でも今よりたるむのは宿命であるがゆえ、肉づきがいい顔(系統では、可愛い系)は、脂肪が下へ落ちて溜まる肥えだるみ系。顔のお肉がそげて痩せ(系統では、美人系)ぺろんとした薄皮がだぶつくのは枯れだるみ系予備軍と自覚し、自分の顔タイプに合ったお手入れを実行。それが未来のたるみを防ぐ得策だ。

【7】睡眠時間が短い人は危険!
起きている時間=重力で垂れ下がっている時間

「起きているということはタテの姿勢が長くなるので、重力で下に引っぱられる時間も長くなる。頰の位置はもちろん、眼球の下にある脂肪も重力でつぶれて変形し、押し出される傾向になり、目の下のたるみにつながると考えられます」(五味さん)肌がダメージを修復する夜の時間に重力がかかると、その状態が正しい位置だと錯覚、形状記憶する可能性もあるとか。まずは早寝を死守しよう!

【8】スマホがたるみを加速させる……

「スマホを見る時は、下を向いたまま口の力を抜いているので口角が下降。下がった口角に押され、次第にフェイスラインがたるみます」(たるみ改善コンサルタントおきゃんママさん)脱・老け顔習慣。

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