観たことのないストーリーに出会えるのが、あなたにとって映画の楽しみだとしたら、本作は最高の一本です。人間の姿をした神様が、パソコンから世界の人々に、それぞれの「余命」を教えるメールを送ってしまいました! あまりに無茶な設定ですが、その神様の実体は、アパートに住む普通のおじさん。神様の10歳の娘が、余命宣告を受けた人たちの悩みを解決していく本作は、全編、心温まるムードに満ちています。

余命がまだだいぶ先の青年が、どうせ死なないからと何度も自殺を試したり、基本的には軽妙で笑えるノリ。微妙な決断を試されるのが、余命5〜10年あたりの人で、残された時間で最後の夢を本気でかなえようとする姿には、観ているこちらも元気がもらえます。そして、いま生きていることの幸福を思わずかみしめてしまうはず。

余命が近づいた人には、どんな結末が待っているのか……。ここに関しては、またもや変化球型のクライマックスが用意され、観た後、ハッピーで前向きな気分になるのは確実。不思議な余韻が残る、ベルギーからの逸品です。


5月27日(金)、TOHOシネマズ シャンテ ほか全国ロードショー
『神様メール』

画像: © 2015 - Terra Incognita Films/Climax Films/Après le déluge/Juliette Films Caviar/ORANGE STUDIO/VOO et Be tv/RTBF/Wallimage

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