1985年のアイルランドを舞台に、14歳の主人公がバンドを組み、ミュージック・ビデオを自主制作する。物語は、あくまでもシンプル。そこに、十代ならではの共感を誘いまくるエピソードがぎっしり詰まっているのが、本作です。年上の女子にもてたい衝動。寄せ集めのバンドメンバーに深まる絆。そして、ちょっぴり問題を抱える家族との葛藤……。それらを80年代の名曲が絶妙にいろどり、最後まで観る者の心をつかんで離しません。

監督は『ONCE ダブリンの街角で』『はじまりのうた』のジョン・カーニー。おそらく、いま世界で最もドラマと音楽の融合が得意な人であり、しかも物語は彼の半自伝。作り手の愛がストレートに込められたとき、青春映画は奇跡的な輝きを放つと、本作は証明するかのようです。

主人公が音楽にめざめるきっかけを作るデュラン・デュランをはじめ、80年代のブリティッシュ・ロックの熱々のエネルギーを改めて実感できるのもポイント。当時のカルチャーをたっぷり楽しんでください。

7月9日(土) ヒューマントラストシネマ有楽町、渋谷シネクイント 他全国順次公開
『シング・ストリート 未来へのうた』

画像: © 2015 Cosmo Films Limited. All Rights Reserved 配給: ギャガ

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