ダンサーの世界を描いた映画には、過去にも何本も名作がありました。並外れた肉体の動きがスクリーンから迫ってくれば、それだけで観客のテンションは上がるもの。主演キャストのテクニックが「それなり」でも、ドラマがおもしろければダンス映画は成立します。でも、超本格派ダンサーが主演を務めたら、偽りのない究極テクを堪能できる……。本作では、そんな法則が成立しています。

主演を務めるのは、ロシアの名門、マリインスキー・バレエ団に所属していた、キーナン・カンパ。本作で女優デビューということで演技は成長段階ですが、ダンスシーンの「本物感」は圧倒的です。NYの芸術大学が舞台なので、レッスン風景や、舞台でのパフォーマンスで、究極の技と美しい肉体のラインに惚れぼれ。「バレエ経験がある」程度の女優だったら、絶対に不可能なレベルなのです。

画像1: (C)2015 High Strung, LLC

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バレエ以外にも、さまざまなタイプのストリートダンスや、地下鉄構内でのダンスバトル、バーでのアイリシュ・ダンス、パーティーでのタンゴなど、全編に満ちあふれたダンスに、ヒロインとバイオリニストの恋や、仲間の絆、ライバル対決など青春映画定番のエピソードが自然にとけ込んでいるのも見事。ダンスシーンのカメラワークと編集も完璧だし、「ダンサーあるある」なネタも散りばめられ、青春ダンス映画としての輝きを強く放っています。

8/20(土)より、新宿シネマカリテほか全国公開
『ハートビート』

画像3: (C)2015 High Strung, LLC

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