日本のアニメーション界で、いま勢いのある監督といえば、この人、新海誠です。その新作『君の名は。』は、彼の過去の作品でも大きなテーマとなった「すれ違い」の切なさが、究極レベルに達する仕上がりになりました。

東京のド真ん中で暮らす男子高校生の瀧(たき)と、自然豊かな田舎町の女子高校生、三葉(みつは)が、夢の中で心が入れ替わり、たがいの生活を経験するという、ちょっぴりSFテイストな物語。とはいえ作品のノリは、みずみずしい青春ストーリーで、性が変わることでのとまどいや違和感が等身大のエピソードで描かれ、誰もが入り込みやすい展開です。瀧のアルバイト先の先輩(女性)に、三葉の心になった瀧が憧れるなど、ちょっぴり複雑でドキドキな設定も!

新海監督作品の魅力といえば、木漏れ日や雨など繊細な映像表現で、今回も、そよぐ風が登場人物の心情を伝えていたりと、観る人それぞれの「発見」も多い一作です。映像と音楽の一体感も、観る側の心地よさを増幅させます。そして驚くのは、後半の意外な展開。「ええっ、そうだったの!?」と多くの人が予想できなかった方向に物語が動きだし、ラストまで一気の流れに身を任せてください。

『君の名は。』

画像1: (C)2016「君の名は。」製作委員会

(C)2016「君の名は。」製作委員会

画像2: (C)2016「君の名は。」製作委員会

(C)2016「君の名は。」製作委員会

画像3: (C)2016「君の名は。」製作委員会

(C)2016「君の名は。」製作委員会

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