解散からすでに半世紀近くも経っているのに、その曲は今なお、世界中で新たな世代に愛され続けているーー。そんな伝説のバンドは、ビートルズをおいて他にないでしょう。あれだけの名曲を生み出しながら、じつはビートルズの活動期間はそれほど長くありません。ライヴツアーを行ったのは、1963年から1966年までのわずか4年間。その間の彼らの「真実」に迫った貴重なドキュメンタリーです。

各国で迎えるファンの熱狂(日本武道館でのコンサートの映像も!)はもちろんですが、TV番組の出演や、直筆の歌詞、レコーディング中の会話など、ビートルズのファンにもレアなネタがぎっしり。日本の浅井慎平ら、さまざまな証言者のコメントも当時のカリスマ的人気を伝えてくれます。とくにウーピー・ゴールドバーグの少女時代の思い出には、素直に胸が熱くなることでしょう。

約4年間を振り返る本作ですが、最初は少年のようだったメンバーが、世界的ビッグネームとなって、外見も「大物」に変貌する姿は印象的です。監督はこの秋、『インフェルノ』も公開される、ロン・ハワード。過剰にドラマチックに盛り上げる展開ではなく、冷静に50年前の事実を追う作りに徹した構成が、職人監督のハワードらしいです。それでも観ているこちらのテンションが上がるのは、やはりビートルズの音楽の「力」ゆえですね。

9/22(木・祝)より 角川シネマ有楽町ほか全国公開
『ザ・ビートルズ〜EIGHT DAYS A WEEK The Touring Years』

画像: ©Apple Corps Limited. All Rights Reserved.

©Apple Corps Limited. All Rights Reserved.


コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.