イライラは我慢すると
逆効果になることも!

“イライラする” ときは、脳の辺縁系と呼ばれる部位が活動過多状態になっています。普通は、脳の大脳新皮質という部分が、辺縁系が働き過ぎるのを抑制してバランスを取ってくれるのですが、その働きがうまくコントロールできなくなったり、コントロールができにくい人がイライラを溜め込みやすいといわれています。

イライラは抑制すると逆にイライラが増幅するので、抑えるのではなく、上手に付き合うことが大事。うまくガス抜きをして、辺縁系が働き過ぎないように解消法を取り入れましょう。

イライラ爆発しやすい度チェック
 
☑ まじめで几帳面
☑ 融通がきかない
☑ 頑固で妥協ができない
☑ どちらかというと内向的
☑ 夢中で楽しむものがない
☑ 自己嫌悪に陥りやすい
☑ 心配性ですぐに不安に
 

 

[解決法 01]
ミントガムを嚙む

ミント以外、柑橘系なども有効。嚙むという行為は、脳をリラックスさせます。さらにイライラを解消する香りをプラスしてみてはいかがでしょう。

 

[解決法 02]
インテリアをパステル調に変える

黒や赤などの色よりもパステル調のトーンは心を穏やかにする効果が。部屋の色調をやさしい色に切り替えてみては。

 

[解決法 03]
夢中になれる時間を作る

毎日15~30分でいいので、1日の出来事を忘れて夢中になれる時間を持って。たとえばいま話題の塗り絵などは、イライラ解消にも効果的です。

 

[解決法 04]
頭を冷やして、手足腹を温める

頭寒足熱という言葉がありますが、イライラにも効果的。イライラしたときには、水で洗顔して温かいものを飲むなどするとクールダウンできます。

 

[解決法 05]
スマホやPCは一時中断

スマホやPCの画面の光は想像以上に強く、脳を覚醒させる効果が。イライラを鎮めるときには脳をリラックスさせたいので、スマホやPCは一時中断を。

 

[解決法 06]
朝日を20分以上浴びる

イライラしている人の傾向を調べると睡眠不足や睡眠の質が悪い傾向が。朝日をしっかり浴びることで夜の睡眠の質が向上。結果的にイライラ解消に。

 

こんな時は病院へ

イライラが収まらず、眠れない、人に当たってしまう、会社に行けない、食べられない、というような問題が2週間以上続いたら、『心療内科』、『精神科』、『メンタルクリニック』などに相談を。放置して我慢するとよりイライラは増長することもあります。自分のせいだと思わずに、助けを求めることも大事です。

 

教えてくれたのは……
 
杏林大学名誉教授、日本TMS研究研修センター理事長
古賀良彦先生
精神医学全般、うつ病経頭蓋磁気刺激療法(TMS)の専門家。また、不眠ケアなどにも詳しい。脳の老化防止やストレスの研究に、塗り絵や香りの効果なども取り入れている。『睡眠と脳の科学』(祥伝社新書)など著書多数。
 

 

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●情報は、FRaU2016年7月号発売時点のものです。
Illustration:Saki Obata Composition:Manabi Ito Text:Yuko Oikawa

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