温めケアやアロマで
つらい症状をラクにしよう

生理前に不快症状が起こるPMS、生理中に日常生活に支障をきたすほどの痛みや吐き気などをともなう月経困難症。どちらもつらい悩みです。PMSは女性ホルモンの急激な変動が原因の一つ。生理痛は子宮を収縮させる働きをするプロスタグランジンという痛み物質が分泌されることで起こります。

冷えやストレスは症状を重くするので、温めケアやアロマを取り入れて。また、自分の月経周期を把握しておくと、対策も立てやすくなります。

生理痛(月経困難症)の症状チェック
 
☑ 生理痛がひどい
☑ 腰まで痛む、吐き気が伴う
☑ 寝込んでしまう
☑ 鎮痛剤が効かない
 

◆PMS(月経前症候群)の症状チェック
 
☑ 症状が出るのは決まって生理前
☑ イライラして人に当たってしまう
☑ 肩こりや頭痛、腹痛がある
☑ 急に過食になる
☑ 気分が落ち込む
☑ 乳房が張る
 

 

[解決法 01]
リラックスする(生理痛/PMS対応)

PMSの症状が出始めたら、自分が心地よいと感じる香りを嗅いだり、人と接するのを控えたり、早く帰宅して休むなど、リラックスを意識的に心がけて。香り(アロマ)には、生理痛を和らげてくれるものもあります。

生理痛&PMSに効くアロマリスト

◆ラベンダー
緊張やストレス、不安を和らげる。安眠作用も。

◆ゼラニウム
憂鬱な気分のときに。ホルモンバランスを整える効果も。

◆クラリセージ
痛みを和らげ明るい気分に。

◆イランイラン
ホルモンバランスの調整やリラックス効果。

◆カモミール
ネガティブな感情をほぐし、生理痛や頭痛などの痛みを和らげる。

◆マジョラム
精神安定。血行促進により冷えや肩こりを改善。

 

[解決法 02]
お腹や腰を温める(生理痛対応)

子宮が冷えると、子宮の筋肉が硬くなり、子宮の収縮がより強くなって痛みが増します。痛みが出る場合には、お腹や腰にカイロをあてたり、ゆっくりお風呂に入るなどしてカラダを温め、血流をよくしましょう。血行がよくなると痛み物質(プロスタグランジン)が排出されやすくなり、痛みが緩和されます。

また、足湯やツボ押しもオススメ。生理痛を和らげるお腹のツボ(気海、関元、帰来など)や背中のツボ(腎兪 じんゆ)の周囲を温めるだけでも効果があります。

 

[解決法 03]
ストレッチをする(生理痛・PMS対応)

下半身を重点的にストレッチ。血流をよくすることで、生理痛を緩和します。

 
<ストレッチ 01> 腰回し

両手を腰にあてた姿勢で、円を描くように腰をゆっくりと回す。左右20回転ずつ。

 
<ストレッチ 02> 足首曲げ伸ばし

椅子に座りかかとをつけたまま、両足のつま先を天井に向くように起こす。次に、つま先を立てて足の甲を伸ばす。ゆっくりとした動作で5回ずつ。

 

[解決法 04]
朝食をしっかり摂る(PMS対応)

長時間の空腹(低血糖状態)は、イライラや不安感のもと。朝からしっかり食べることはカラダに熱を生み出し、冷え改善にもプラス。

 

[解決法 05]
チョコレートやカフェインを避ける
(生理痛対応)

チョコレートやチーズは血管を収縮させる成分「チラミン」を含む食材。また、カフェインは冷えの原因になることも。そうした食材を避け、ハーブティーやほうじ茶などカフェインレスの飲み物を。

 

痛み止めはいつ飲むべき?

痛くてどうしようもなくなるまで、薬の服用を我慢するのは間違い。鎮痛剤は、痛みの原因物質・プロスタグランジンが作られる前(痛みが本格的になる前)、つまり「そろそろ生理が始まるな」と思ったら、早めに飲むのが正解です。基礎体温をつけると、月経周期が把握でき、生理が来る日を予測できるようになります。

 

こんな時は病院へ

生理痛やPMSは婦人科で治療できます。例えば、低用量ピルなどの女性ホルモン剤を服用すると、生理のときの経血量が減り、PMSや生理痛が楽になります。ひどい生理痛は、子宮内膜症などの病気が原因のことも。我慢せずに婦人科を受診して。

 

教えてくれたのは……
 
成城松村クリニック 院長
松村圭子先生
産婦人科専門医として、月経トラブル、性感染症、更年期障害の治療など、女性のさまざまな不調に対応する治療に尽力。『10年後もきれいでいるための美人ホルモン講座』(永岡書店)など著書も多数。
 

 

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●情報は、FRaU2016年7月号発売時点のものです。
Illustration/Saki Obata Composition/Manabi Ito Text/Yuko Oikawa

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