サンフランシスコ、ソノマ、バークレーへの旅連載。今回はカリフォルニアワインのワイナリーを巡ります。

サンフランシスコから北へ車で約45分のところにある海岸線沿いのソノマ・カウンティ(Sonoma County)は、かの有名なナパ(Napa)と並ぶカリフォルニアワインの名産地。4,579 km²に及ぶ群内には約425のワイナリーが点在しています。

ナパワインはすでに有名だけど、今、ワイン通の間ではソノマワインが人気なんだとか。Farm to Table(地産地消)精神が根付き、アート活動も盛んなソノマで、カリフォルニアワインに酔いしれる旅は、トレンドに敏感な女子にもぴったりなのでは?
 

安倍総理を招いた
ホワイトハウス公式晩餐会で
飲まれたワイン

そんな期待とともにFRaUライターJが訪れたのは、ソノマで唯一の日本人女性ワインメーカーであるアキコ・フリーマンさんが経営する「フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー」。

画像1: 安倍総理を招いた ホワイトハウス公式晩餐会で 飲まれたワイン

敷地に到着し、ほんの少しだけ山道を歩いて開けた視界の先には、斜面に沿って収穫を終えたブドウ畑が広がっており、その奥はアキコさんのご自宅が。まずは、こちらにて、カリフォルニアワインとランチをいただくことに。

それにしてもすごい豪邸〜!

画像: ウッドデッギや芝生のお庭でワイン片手にBBQをすることもあるそう。インテリア雑誌から飛び出てきたみたいなセレブなご自宅……!

ウッドデッギや芝生のお庭でワイン片手にBBQをすることもあるそう。インテリア雑誌から飛び出てきたみたいなセレブなご自宅……!

 
こちらが取材班を出迎えてくださったオーナーのアキコさん。2001年に夫のKenさんとともにワイナリーを設立され、有機農法にこだわって井戸水も使いながら、上品かつ切れ味のある高品質ビオ(オーガニック)ワインを造り続けています。

画像2: 安倍総理を招いた ホワイトハウス公式晩餐会で 飲まれたワイン
画像: ご自宅の中へお邪魔します。素敵なインテリアの中に、よく見ると竹製の棚などさりげなく和のテイストも取り入れられています。壁一面の窓から降りそそぐキラキラ輝くカリフォルニア太陽の美しいこと!

ご自宅の中へお邪魔します。素敵なインテリアの中に、よく見ると竹製の棚などさりげなく和のテイストも取り入れられています。壁一面の窓から降りそそぐキラキラ輝くカリフォルニア太陽の美しいこと!

画像: 窓の外には、黄金色のブドウ畑!と飛行機雲。

窓の外には、黄金色のブドウ畑!と飛行機雲。

 
早速アキコさんが「フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー」で産まれた銘ワインを振舞ってくださいました。

画像3: 安倍総理を招いた ホワイトハウス公式晩餐会で 飲まれたワイン
画像4: 安倍総理を招いた ホワイトハウス公式晩餐会で 飲まれたワイン

イチオシは、2015年に安倍晋三首相を招いて行われたオバマ米国大統領のホワイトハウス公式晩餐会に提供された「ビンテージの涼風 シャルドネ」。

画像5: 安倍総理を招いた ホワイトハウス公式晩餐会で 飲まれたワイン

一口飲むと、これまでに感じたことのないようなブドウのフレッシュな“涼風”が口の中を駆け抜け、次第に可憐で奥深い味へと変化していきました。まるで、不意に麗しの美女に微笑みかけられたかのような鮮烈な印象。しばし、グラスを持つ手が止まってしまった……。
 

夫婦が巡り会った運命の日付を
ワイナリーに刻印

ワインの試飲とお食事の後は、実際にワイナリーを見せていただくことに。

と、ここで夫のKenさんがご登場。お二人がワインとともに生きるようになったいきさつがドラマティックなんです。

画像: ワイナリーの前で。

ワイナリーの前で。

「フリーマン・ヴィンヤード&ワイナリー」が誕生した2001年よりさらに遡ること15年前。当時ニューヨークの大学に留学していたアキコさんは、ある嵐の日のパーティーで運命的にKenさんと巡り会いました。

ともに、エレガントで洗練されたシャルドネとピノ・ノワール好きとして意気投合した二人はやがて恋に落ち、結婚。

「当初はワイン造りも趣味の延長で始めたんです」とアキコさんは振り返りますが、その後、ピノ・ノワールのスペシャリストに師事して本格的にワインを学び、300以上の土地を視察して、ワイナリーを開くのにベストなこの地と出会ったのだそう。まさにワインが繋いだ二人の運命。あやかりた〜い!
 

画像1: 夫婦が巡り会った運命の日付を ワイナリーに刻印

そんな二人の愛の結晶でもあるワイナリーの入り口には、夫妻が出会った日付「1985年9月28日」の刻印が。 中へとお邪魔すると、たくさんの樽が静かに眠っていました。うち5つがフランスから取り寄せた樽。同じブドウを使ったワインでも、寝かせる樽によって味が変わってくるのだそう。

画像2: 夫婦が巡り会った運命の日付を ワイナリーに刻印
画像: アキコさんをイメージして造られたオリジナルワイン「アキコズ・キュヴェ」。400ケース(1ケース12本)限定で発売されています。優しさの中に、確固たる意志と情熱を感じる、誇り高き味。

アキコさんをイメージして造られたオリジナルワイン「アキコズ・キュヴェ」。400ケース(1ケース12本)限定で発売されています。優しさの中に、確固たる意志と情熱を感じる、誇り高き味。

アキコさんがワイナリーを造った2000年代のカルフォルニアでは、樽の匂いが強くて果実味たっぷりなワインがブームでしたが、それにはおもねらず、大好きなフランスワインのようにふわっとした飲み心地のなかにもどこかキリッとしたテイストを貫いてきたのだそう。

「ワインは畑で作られる」という信念のもと、有機栽培の畑でいいブドウを育て、その味を最大限に引き出しています。アキコさんの強いこだわりと優しい人柄が、奥深いソノマワインを形づくっているのだと実感したひと時でした。
 

カリフォルニア最古の
プレミアム・ワイナリーへ

続いて向かったのは、1857年にカリフォルニアワインの先駆者とも呼ばれるアゴストン・ハラスティ伯爵によって設立されたカリフォルニア最古の商業用ワイナリー「ブエナ・ビスタ・ワイナリー」。

画像1: カリフォルニア最古の プレミアム・ワイナリーへ
画像2: カリフォルニア最古の プレミアム・ワイナリーへ

 
Beautifulなお姉さまにカリフォルニアワインをオススメしていただきました。

画像3: カリフォルニア最古の プレミアム・ワイナリーへ
画像: ハラスティ伯爵のコスプレがお似合いダンディなおじさま(写真右)が、ワイナリー内を巡りながらカリフォルニアワインの歴史や魅力を丁寧にガイドしてくれました。

ハラスティ伯爵のコスプレがお似合いダンディなおじさま(写真右)が、ワイナリー内を巡りながらカリフォルニアワインの歴史や魅力を丁寧にガイドしてくれました。

古来ヨーロッパから受け継がれてきた、自然の重力のみでぶどう果汁やワインを丁寧に移動させる手法を今でも採用しているため、複雑味のある繊細なワインができあがるのだそう。もちろん試飲で楽しめます。

ワイン好き女子や、人とはちょっと違ったカリフォルニアの旅を選びたい人には、ソノマ・カウンティーのワイナリー巡り、オススメです!

カリフォルニア観光局
http://www.visitcalifornia.jp(日本語)
 
ソノマカウンティ観光局
http://www.sonomacounty.com/(英語)
http://www.sonomacounty.com/日本人(日本語)


to be continued……

 
Text & Photo:Riyua Joe(mogShore)

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