映画『3月のライオン』の公開もあり、一層注目を集める将棋の棋士たち。ファンの間では〝将棋といえばうなぎ〞と言われるほど、対局中にうな重を食す棋士は多い。そこで将棋界きってのうなぎ好き・加藤一二三(ひふみ)九段を部長に迎え、〝FRaUうなぎ部〞始めます!
 

ふじもと「うな重 竹」

教えてくれたのは……

40余年にわたり対局中の昼食夕食休憩時に鰻重を食べ続けているレジェンド!

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うなぎ部 部長:加藤一二三さん
現役最年長の将棋棋士(九段)。今年引退を表明したばかり。その人柄とユニークな言動から、バラエティ番組でも引っ張りだこ。うなぎで重要なのは「ごはんと一緒に食べること」という生粋のうな重派で、全国の名店を食べ歩いている。
 

画像: 棋士たちが集う老舗。「こんなにうまい出前うなぎはない」

棋士たちが集う老舗。「こんなにうまい出前うなぎはない」

「昔は対局中にも外に出られてね。東京将棋会館道場からよく食べに行っていたものです。今は出前を取るんだけど、こんなにおいしい出前うなぎはない。昼食にとると夜まで元気に闘えます」。

加藤九段のお墨付きでもあるこちらは将棋会館に近く、多くの棋士が愛する店。キリリと甘くないたれとふんわり焼けたうなぎが秀逸だ。しかも、ごはんは近所の米屋さんが毎朝精米したてを届けてくれる、見事な粒立ちの名脇役。約50年の歴史があり、たれとともに守られ続けてきたぬか漬けまでおいしい一店!

ふじもと
東京都渋谷区千駄ケ谷3-15-12
☎03-3401-6551
営業時間:11:30~15:00、17:30~21:00LO、土~15:00LO
定休日:日・祝不定
 
「うな重 竹」¥3100、「肝焼き」¥350

 

うなぎ 藤田 白金台店
「うな重(花)」

教えてくれたのは……

画像2: 教えてくれたのは……

渡部建さん
お笑いコンビ、アンジャッシュのメンバー。食通としても知られ、食べ歩きブログは1日6万~7万人が訪れる。『渡部流 いい店の見つけ方教えます。すべて新店 初出し80軒』(文藝春秋刊)では隠れた名店の数々を紹介。
 

画像: 「国産ワインも充実。お独りさまでも入りやすい」

「国産ワインも充実。お独りさまでも入りやすい」

「『活かし込み』という手法で泥臭さをきっちり取り除いた浜名湖のうなぎが楽しめる。とてもふっくらとしていて、たれは甘めなのにクドくなく、ごはんが進みます」。

白金のプラチナ通りで1周年を迎えたこちらは、うなぎの本場、浜松に本店を持つ。カウンターの向こうで焼かれるうなぎはパリパリと香ばしいのが特徴。香りのいいうなぎに静岡の地酒や国産ワインを合わせたい。

うなぎ 藤田 白金台店
東京都港区白金台4-19-21IGAXビル3F
☎03-6432-5636
営業時間:11:30~14:00LO、17:00~21:00LO
定休日:月

「うな重(花)」(肝吸い、漬け物付き)¥3300、グラスワイン「ココファーム 風のルージュ」¥1400

 

はなぶさ 麻布十番店
「上ひつまぶし」

教えてくれたのは……

画像3: 教えてくれたのは……

野崎萌香さん
ファッションモデル・女優。フジ系4月期火9ドラマ『CRISIS公安機動捜査隊特捜班』に出演するなど活躍の場を広げている。プライベートでは家族で浜松までうなぎを食べに行くほどのうなぎ好き。
 

画像: 「女子だけで気兼ねなく!そんな気分にマッチする店」

「女子だけで気兼ねなく!そんな気分にマッチする店」

「関東では珍しい本格的なひつまぶしを食べられます。うなぎは蒸さずに焼く『地焼き』で、外はパリッ、中はふわっ! インテリアや食器も素敵で、女子だけでも気兼ねなく楽しめます」。

インターホンを鳴らして入る隠れ家店の看板メニューは、名古屋出身のオーナーが提案するさっぱり軽やかなひつまぶし。供されたまま嗜んだあとはもちろん、薬味を足し、だし茶漬けにするという、3段階で堪能したい。

はなぶさ 麻布十番店
東京都港区麻布十番2-8-8 ミレニアムタワー5F 
☎03-3457-5870
営業時間:11:30~15:00(LO14:30)、17:30~22:00(LO21:30)
定休日:不定休
 
「上ひつまぶし」(おだし、漬け物付き)¥5800、「カリカリうなぎボーン」¥500

 

入谷鬼子母神門前 のだや
「いりや御膳」

教えてくれたのは……

画像4: 教えてくれたのは……

高山いさ己さん
肉系イタリアン「カルネヤ」「カルネヤサノマンズ」オーナーシェフ。肉焼き名人として名を馳せる。浅草に育ち、在住。小さい頃から母親に連れられて界隈のうなぎ店を巡っていた。浅草のうなぎ店「初小川」の肝吸いが思い出の味。
 

画像: 「うなぎマニアも集う、下町の名店です」

「うなぎマニアも集う、下町の名店です」

「その日入荷したうなぎを食べ比べられるセット(「いりや御膳」)に、食いしん坊心をくすぐられます。うまきも、うなぎがほっくり、卵がふんわりで好みのタイプ」。

写真では三河一色産が塩焼き、共水うなぎがうな重に。蒲焼きは素焼きしてから蒸していて、とても繊細な仕上がり。一方、パリッパリの塩焼きは関西風で、焼き方もまったく違うのだとか。職人の腕が光る名店。

入谷鬼子母神門前 のだや
東京都台東区下谷2-3-1
☎03-3872-0517
営業時間:11:00~売り切れ次第、17:00~売切れ次第
定休日:月(祝日の場合は翌日)
 
「いりや御膳」(塩焼き、うな重、小鉢、肝吸い、香の物付き)¥9500

 
 
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●FRaU2017年4月号発売時点のものです。
Photo:Mayuko Ebina Illustration:Shapre Text:Mei Hojo Composition:Chihiro Horie

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