フラウトラベラーたちが、気の向くままに足向くままに。今回は、TORI.さん達4人がハバナ&カンクンへ。

今回のフラウトラベラーは……
ヘア&メイクアップアーティスト
TORI.さん
Instagram:@torivomit

モデル/DJ
エリーローズさん

スタイリスト
松居瑠里さん

ヘア&メイクアップアーティスト
足立真利子さん

 

普段の生活にはない刺激を求めて

画像: 今回の旅のメンバーで。いつもその時予定が合った同士、2~3人で行くことが多く、4人全員が揃ったのは今回が初めて。

今回の旅のメンバーで。いつもその時予定が合った同士、2~3人で行くことが多く、4人全員が揃ったのは今回が初めて。

いつもの旅のメンバーで、キューバとメキシコを巡る旅へ。ファッションにアート、音楽と好きなものを共有でき、互いに影響しあえる友人同士。さらにフリーランスで予定を合わせやすく、全員が飲めるというのも、一緒に旅を楽しめる大きな理由かもしれない。
 

画像: ハバナにて。革命広場の向かい、内務省の壁にある革命家チェ・ゲバラのモニュメント。隣にはもう一人の英雄、カミーロ・シエンフェゴスのものも。ちょうど止まってくれたクラシックカーと一緒に。

ハバナにて。革命広場の向かい、内務省の壁にある革命家チェ・ゲバラのモニュメント。隣にはもう一人の英雄、カミーロ・シエンフェゴスのものも。ちょうど止まってくれたクラシックカーと一緒に。
 

キューバは社会主義国のためネット環境があまり整備されておらず、もちろんWi-fiも使えない。人々の通信手段はおもに公衆電話で、みんなが頻繁に利用している姿が印象的だった。

今回キューバを選んだのは、ここ数年の情勢の変化でいろいろなものが変わってしまい、きっと旧市街の美しい街並みは今しか見られないと思ったから。米・ダラス、メキシコシティーと経由して首都ハバナへ。

郷愁溢れる街ではいつもどこかしらで音楽が鳴っていて、どんなに小さなお店でも必ずバンドの生演奏が聴ける。モヒートも美味しくて、もう少し時間があればクラブにも行きたかった。街の人が写真を撮られることに寛容なのは、SNSをやらないせいだろうか。政治色が強いからこそ、その国の歴史や文化を街のいたるところで垣間見ることができる。
 

ユカタン半島のいたるところに点在している、セノーテと呼ばれる天然の泉。透明度が高く、水100mくらいまで底が見えるほど! かつてはここから真水を引いていたそう。
 

ユカタン半島のピンクレイク。鏡のような水面に空の雲が映る。身体が浮くほどの塩湖で、美味しい塩が採れるそう。

ハバナを出た後は一旦メキシコシティーに戻り、そこからカンクンへ移動。さらに乗り換えて、トゥルムというビーチリゾートへ。

こうして街から街へ、3、4日の間隔で次の目的地へ移動する感じもなんだか楽しい。レンタカーを借り、ユカタン半島の反対側にあるピンクレイクへ。鮮やかなピンク色の湖面でフラミンゴが羽を休める、現実と思えないような景色は、一日かけてわざわざ足を運んだ甲斐があった。
 

画像: この部屋の黄色の光は、窓に黄色のガラスをはめ込んでいるため。建物全体がメキシコの強い光を活かした設計になっており、そこから “自然の光の家” とも呼ばれているそう。

この部屋の黄色の光は、窓に黄色のガラスをはめ込んでいるため。建物全体がメキシコの強い光を活かした設計になっており、そこから “自然の光の家” とも呼ばれているそう。

メキシコではAirbnbも利用した。チェックインや掃除の時間を気にしなくていい気楽さは私たちに合っていたし、アート関係の仕事をしているというホストからはいろいろな情報を教えてもらえた。

女4人でメキシコ、しかもこの時期に。みんなに驚かれたけれど、怖いことなんて一度もなし。もちろん治安のいい場所を選んでいたのはあるけれど、人びとはとても親切で、ちょっとしたトラブルの時もみんなが助けてくれた。『百聞は一見に如かず』を、身をもって体験した気がする。

キューバはタイルも有名。天井から壁、床と、室内のありとあらゆるところに色とりどりのタイルが飾られている。

画像: ハバナのセントラル広場。タクシーを拾ったり、観光の起点となる場所。

ハバナのセントラル広場。タクシーを拾ったり、観光の起点となる場所。

帰国後もすぐにみんなで集まり、写真を見ながら旅を振り返る。現地で出会った音楽をかけ、その国の料理とお酒を用意して旅の雰囲気を再現するのがお約束だ。寒い時期には暖かい場所へ逃げようとするのもだんだんお決まりになってきた。さあ、次の行き先はどこにしようか。
 

画像: キューバでは普通の車は一台も走っていない! 地元住民の乗用車はもちろん、タクシーもすべてクラシックカー。派手なピンク色もいい感じ。

キューバでは普通の車は一台も走っていない! 地元住民の乗用車はもちろん、タクシーもすべてクラシックカー。派手なピンク色もいい感じ。

トゥルムのビーチで。旅には必ず本を、それも、物語の中でも旅をしているものを持っていく。知らない土地で読むとさらにトリップして、自分がどこにいるのかわからなくなる感じがたまらなく好き。

ハバナの街はどこを歩いてもカラフル。建物が黄色、ピンク、ブルーとさまざまな色に塗られており、強い日差しによく映える。

ハバナの街でよく見かけた紫色の花。訪れた3月下旬~4月上旬がちょうど満開の時期だったようで、ホテルの屋上から街を見下ろすと街中がこの紫色に染まっていた。開花時期といい、街の象徴のような感じといい、なんだか日本の桜と似ていた。


●情報は、FRaU2017年7月号発売時点のものです。
Photo:TORI. Composition:Megumi Yamazaki

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