森林ハイクに絶景ハイク。頑張って歩いたご褒美には、山小屋の絶品ご飯に、癒やし風呂、そして静寂のひとときが待っている。

 

一度は訪れたい、憧れの山小屋
「氷壁の宿 徳澤園」

雄大な山脈に囲まれて
優雅で心地よい山時間を過ごす

上高地。ここはクライマーにとっては北アルプス登山の入り口であり、観光客にとってはハイキングを気軽に楽しめるエリア。ここから梓川の清流を眺めつつ、森林ハイクすること約2時間。瀟洒な山小屋「徳澤園」が見えてくる。
 

画像: ヨーロッパのホテルを思わせる内装の食堂には、趣のある重厚なストーブも鎮座。今年はまた8月中旬から点火予定。

ヨーロッパのホテルを思わせる内装の食堂には、趣のある重厚なストーブも鎮座。今年はまた8月中旬から点火予定。

ダークブラウンを基調とした館内は一流ホテルさながら。
 

画像: 今年から相部屋は、蜂の巣のようなカプセル型に生まれ変わった。中はひとりで寝るには十分なスペースあり。

今年から相部屋は、蜂の巣のようなカプセル型に生まれ変わった。中はひとりで寝るには十分なスペースあり。

宿泊スペースは、落ち着いた和室や贅沢な洋室からヨーロッパの寝台列車を思わせる相部屋まで。
 

画像: 雄大な山脈に囲まれて 優雅で心地よい山時間を過ごす

夕食には、前菜から肉と魚のメインまで地元の食材をふんだんに使った絶品料理が並ぶ。
 

宿泊者も宿泊以外のゲストにも人気の「みちくさ食堂」。名物ソフトクリームは400円。生ビールやワインなどお酒も充実。

ここを拠点に登山をスタートしても、ライトハイクへ出かけても、テラスでのんびりしても、楽しみ方は自分次第。山の頂だけでなく山小屋泊が目的になる、とっておきの一軒だ。
 

氷壁の宿 徳澤園
長野県松本市上高地4468
☎0263-95-2508
料金:1泊2食付¥14900~(個室)、¥10000~(男女相部屋)
 
ACCESS
JR新宿駅からJR松本駅まで特急スーパーあずさで2時間30分。松本駅から松本電鉄上高地線で新島々駅まで30分。新島々からバスで上高地BTまで1時間10分。そこから徒歩2時間15分。

 

東京から気軽に行ける
丹沢の山小屋へ

新宿から丹沢の登山口まで約1時間30分。列車予約なしで気軽に行ける丹沢へ、週末向かってみませんか?

HOW TO GO TANZAWA?
新宿駅から渋沢駅まで小田急線急行で約1時間15分。渋沢駅北口より大倉まで神奈川中央交通バスで約15分。そこから徒歩で、塔ノ岳まで約4時間、丹沢山まで約6時間、鍋割山まで約4時間。

 
 
ビギナーから常連まで思い思いに
過ごせる憩いの山小屋「尊仏山荘」

画像: 撮影時はあいにくの曇り空のため、雲の上からちらっと姿を見せる富士山。コンディションが良ければ、富士山の右側に南アルプスの姿を眺めることができる。

撮影時はあいにくの曇り空のため、雲の上からちらっと姿を見せる富士山。コンディションが良ければ、富士山の右側に南アルプスの姿を眺めることができる。

標高1491mの塔ノ岳。広々とした山頂はほぼ全方位にひらけ、天気が良ければ富士山や南アルプスの山嶺から相模湾と湘南方面まで、丹沢でも随一の眺望が広がる。ここにあるのが尊仏山荘だ。
 

丹沢山への縦走の山道。

丹沢では最大規模の100名近くが宿泊可能なこちらには、塔ノ岳を目的とする登山客からさらに先の丹沢山や蛭ヶ岳を目指す登山客まで、憩いを求めて人が集まる。
 

扉を開けてすぐの喫茶スペースで、淹れたてのコーヒーを飲んでほっと一息いれたり、ビールを飲みつつ景色をのんびり眺めたり、ご主人との会話を楽しみに常連登山客が顔をのぞかせたり。みな思い思いに山を楽しんでいる姿が印象的。
 

食堂では、夕食はカレーライス、朝食にはおでん定食がいただける。

宿泊すれば、夕飯の定番カレーの後に山頂から美しい夜景と出会うこともできるかも。
 

尊仏山荘
☎090-2569-6013 
営業時期:通年
料金: 1泊2食お弁当付き¥7500、1泊2食付¥6500、素泊り¥4500

 
   
快適小屋「みやま山荘」で
一泊して楽しむ丹沢の山歩き

消灯後はアルコールランプに火がともる。

日本百名山のひとつ丹沢山の山頂にある山小屋は、2004年にリニューアル。清潔感ある館内は木のぬくもりたっぷりで、心地よく一晩をすごせる快適空間。
 

画像: 休憩室の本棚には、山の書籍が並んでいる。このスペースでコーヒー(¥400)や缶ビール(¥500)なども飲むことができる。

休憩室の本棚には、山の書籍が並んでいる。このスペースでコーヒー(¥400)や缶ビール(¥500)なども飲むことができる。

1階の休憩室には大きな本棚があり、ここにある山の写真集やガイドブックを眺めながら過ごす時間も心安らぐひとときだ。
 

朝食は、絶品の炊き込みご飯(夏はわかめご飯)ほか、わさび菜のマヨネーズ和え、味噌汁など。

ここで登山後の疲れた身体を癒やしてくれるのが、おいしいご飯。夕食は季節ごとに、春は鴨のロース、夏はしゃぶしゃぶ、冬は焼肉とメインの肉料理から、ご飯と味噌汁、おひたしやデザートまで。丹沢山まで訪れるならここで一泊して、丹沢の山歩きを存分に楽しみたい。
 

みやま山荘
☎0463-81-8662
営業期間:通年
料金:1泊2食付¥8000、素泊り¥5500 ※予約必須 

 
  
鍋割山の頂「鍋割山荘」で
鍋焼きうどん食べてパワーチャージ

画像: 鍋焼きうどん¥1000。うどん、具材、水、ガスと山荘まで運ぶ労力ははかりしれない。

鍋焼きうどん¥1000。うどん、具材、水、ガスと山荘まで運ぶ労力ははかりしれない。

鍋割山のてっぺんを目指す登山客の半数、いや、それ以上が同時に目指していると思われるのが、鍋割山荘の名物「鍋焼きうどん」。
 

同時にいくつものうどんを煮込み続けるご主人の草野さん。

40年前から提供しているというこのメニューは「一日の最高が600食。夏でも150食出るときもある」とご主人の草野さん。忙しい時は何も食べずに、ただひたすら黙々とうどんを作り続けるプロフェッショナルだ。具材は、かぼちゃの天ぷらや半熟気味の卵に、厚揚げ、きのこなど。濃いめの出汁が山登りで疲れた身体にじんわりと染みる。
 

標高1273mの山頂からは、市街地ものぞむことができる。天気がよければ相模湾まで展望できる。

天気が良ければ、外のベンチで景色を眺めながら食べるのがオススメだ。
 

鍋割山荘
☎090-3109-3737 
営業期間:通年
料金:1泊2食付¥6500、素泊り¥4500

 
●情報は、FRaU2016年8月号発売時点のものです。
Photo:Kazuharu Igarashi , Composition:Yusuke Oshima

 
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