【VOL.4】
日本未上陸スイーツも!
中東のショーケース、ドバイを堪能!

食事やショッピングなどの面でも、東洋と西洋の文化が融合し、中東随一の経済力を誇るドバイ。訪れてみると、どんなライフスタイルの人でも快適に過ごせるハードとソフトが揃っているせいか、「とても暮らしやすい」と話す外国人と多く出会いました。

ならば他の大都市と似ているかというと、そうではありません。ドバイはいわば中東のショーケースのような場所。周辺の各国から、他ではあまりお目にかかれないユニークなものも集まってくるのです。

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 たとえば、ショッピング。ドバイには大小合わせて100にも及ぶモールがあるそう。代表格といえば、バージ・カリファの足元に位置する世界最大の「ドバイ・モール」です。モール内に水族館あり、オリンピックサイズのスケートリンクあり。ショップの数はざっと1200軒以上。ブルーミングデールズやギャラリー・ラファイエットといったデパートもあります。あまりに広いので、屋内をタクシーが走っているほどなのです。

画像: 広すぎるモール内を走るタクシー。

広すぎるモール内を走るタクシー。

ショッピング好きなら、高級ブランドの専門店街ファッションアベニューは必見。世界的なブランドの商品ならどこでも同じでしょと思いきや、実は違います。

ドバイでショッピングをする醍醐味は、中東の女性好みのデザインを楽しめるところ。ご存じのとおり、中東の女性たちは黒い民族衣装に身を包んでいます。そこで、公の場でおしゃれのポイントとなるのは、バッグと靴。だから同じ世界的なブランドでも、私たちがあまり目にすることのない華やかな意匠を凝らした中東好みのバッグやシューズが店頭に並んでいるのです。

特に、クリスチャン・ルブタン、フェンディ、ディオールなどの靴だけを集めたレベルシューディストリクトは一見の価値あり。そこに行くだけで気分が上がるというもの。人とは違うものを手にしたい人は要チェックです。

 また、中東らしさが感じられるもうひとつのアイテムが、パフューム。各ブランドが、スパイスを効かせたエキゾティックな中東ならではの商品を開発しています。

なぜ特別に開発されるかというと、好みの問題もあるかもしれませんが、最大の理由は私たちが普段使っている香水にはアルコールが含まれているから。宗派によって違うとはいえ、基本的にイスラム教ではアルコールはタブー。そこで、その代わりにオイルを用いてパフュームを作っているのです。なるほど、オマーンのブランドで国賓たちに贈られる「Amouage(アモアージュ)」を始め、ドルチェ&ガッバーナの中東限定ラインであるヴェルヴェットシリーズなど、日本にない香りが見つかるというもの。

そして中東の人は老若男女みな香水が大好き! コスメショップの壁一面には、日本では観たこともないほど多くの種類が所せましと並んでいて、その様は実に壮観。好みをよく知る相手にならば、話題性のあるおみやげになること間違いなしです。

ファッション、ビューティとくれば、次に気になるのはグルメ。ドバイには、日本未上陸の甘い誘惑もいっぱいです。レストランには、ナッツやミルクを使ったアラビアン・デザートが。コナーファという細麺の生地を巻いた中に、ピスタチオナッツとクリームを入れたロール菓子はサクサクとろーり。街中でも見かける人気のスイーツです。

同じコナーファをチーズの上に敷きつめピスタチオをふりかけたチーズ・コナーファ、フレーク状にしたペストリーパフを、ローズウォーターミルク、ホイップクリームで煮込んだ温かいデザート、ウンム・アリなど、、いろいろ試してみるとお気に入りの新しい味に出会えるかも! 種類が豊富なところを見ると、中東の人々はかなり甘いものがお好きなようです。

中東の人々が甘いものを好むことは、モールにあるスイーツショップを見ていてもよくわかります。ここドバイでは、スイーツ好きの友達へのおみやげ選びにも困りません。
栄養価が高いことから、ラマダン明けにまず食される伝統食、デーツの専門店が「Bateel(バティール)」。本店はサウジアラビアにありますが、アラブ諸国の王室に愛されている名店です。

ドバイではデーツが至る所で食せますが、ここの商品は格別。ひと粒が大きく、種を抜いた実の中にナッツやフルーツ、ジンジャーなどが挟み込まれていて、甘すぎないのに濃厚。干し柿を思わせる凝縮した果実味がくせになります。ドバイ・モール内の店舗では、ショーケースに美しく並べられて宝石のよう。中東の定番土産の筆頭です。スパークリング・ザクロ・ドリンクもおすすめです。

 「Patchi(パッチ)」はレバノン発のチョコレートショップ。ラッピングの可愛さと、滑らかな口どけで、世界の人々を魅了しています。ひと粒チョコを自分で選んでボックスに詰めることもできますが、バータイプ、板チョコタイプなど、味もスタイルもバリエーション豊富。見た目の華やかさ、絶対に外さない美味しさから、病みつきになる女子も多いブランドです。

 ドバイ発祥のスイーツを探すなら「VIVEL(ヴィヴェル)」へ。一度食べたらクセになる香ばしい焼き菓子、キャラメル、キャンディーなど、甘いものに目がない人なら、ざっと300種を超えるという圧倒的な品揃えを前に、ついつい長居したくなるパティスリーです。中東らしいスパイスを用いたお菓子は、新鮮な驚きに満ちていて、この味を求めて各国から観光客が訪れるのも納得。東京進出の噂もあるので、今後さらに注目を集めそうです。

また、イエメン産蜂蜜を扱うUAEブランド「BALQEES(バルキース)」にも注目です。なかでも、古来アラビアでは薬としても珍重されてきた希少なシドル(ナツメ属の木)の花から採れる蜂蜜は、ぜひ試食だけでも。価格は296gで615ディルハム!(日本円で約18450円)とかなりのお値段ですが、豊かな香りと濃厚な味で、こんな美味しい蜂蜜は初めてと驚く人もいるほど。

美容と健康、免疫力もアップすると言われていますが、アラブの王族御用達というところも話題性あり。お友達や家族へのおみやげだけでなく、自分用に買うこともお忘れなく。

画像: 5つ星ホテルでも使用されている最高級蜂蜜バルキース。

5つ星ホテルでも使用されている最高級蜂蜜バルキース。

今回ここまでに話題にしたものは、すべてドバイ・モールでみつけることができるので、モールに出かける前に要チェックです。

ちなみにバラマキ用におすすめなのが、スーパーマーケットで見つかるチョコレートがけデーツ。地元の人もおすすめで、手頃ながらとっても美味しい! 庶民的なお菓子のクオリティが高いところからも、中東のスイーツ大国ぶりが伺えます。

画像: スーパーマーケットで買える格安デーツ・スイーツ。

スーパーマーケットで買える格安デーツ・スイーツ。

 また、最近ドバイで盛り上がりつつあるのが、現代アート。富を手にしたドバイの人々が、パトロンとして将来有望なアーティストたちをサポートする動きが出てきています。アル・サーカル・ファミリーが開発した「アル・サーカル・アヴェニュー」は、芸術地区。大理石の工場だった地域を、2008年にコンテンポラリーアートのギャラリーやショップが集まる場所へと変身させました。

アートコミュニティを創り出すことで、中東を中心とした若手芸術家たちの活躍の場を提供し、ドバイを中東における文化の中心にするべく発展しています。現在では、約90ものスペースで、様々な現代アートを楽しみ、気に入った作品を購入することもできます。唯一無二の中東みやげも、ここなら見つかりそうですね。

【Information】
ドバイ政府観光・商務局
ドバイ・モール
アモアージュ
バティール
パッチ
ヴィヴェル
バルキース
アル・サーカル・アヴェニュー

 
 
▼前回の記事はコチラ!

 
*1ディルハムは、約30円(2017年7月現在)
Photo&Text:JUNE MAKIGUCHI

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