ブランディングディレクターの福田春美さんをはじめ、最近、カルチャーと食を求めて出かける人が多い新スポット。東京からのショートトリップにもちょうどいい。
 

浜松駅
静岡県浜松市中区砂山町6-2
アクセス:電車の場合は、東京から東海道新幹線でJR浜松駅へ。ひかり約1時間半、こだま約2時間半。新大阪からもほぼ同じ(ひかり約1時間半、こだま約2時間)。名古屋からは、ひかり約30分、こだま約50分)。車の場合は、東京ICから東名高速道路で浜松ICもしくは新東名高速道路で浜松浜北ICへ。約3時間。豊中IC(大阪)から浜松ICまで名神・東名高速道路で約3時間。

 

老若男女に愛される「naru」

人と人をつなぐそば屋

画像: 本格的な手打ち蕎麦。焙煎したくるみを使ったタレは看板メニューに。ふわふわの出し巻卵と一緒にいただく。

本格的な手打ち蕎麦。焙煎したくるみを使ったタレは看板メニューに。ふわふわの出し巻卵と一緒にいただく。

春美(以下):〈naru〉に通うようになったのは3年前くらい。この店は客層が幅広いですよね。

石田(以下):東京から来るミュージシャンやクリエイターから地元のおじいちゃんまでバラバラですね(笑)。
 

画像: 一日3~4回ほどそば打ちする、“ゴリさん”こと石田貴齢さん。去年はサンフランシスコ巡業を行った。今年も海外で出張蕎麦屋を行う予定。

一日3~4回ほどそば打ちする、“ゴリさん”こと石田貴齢さん。去年はサンフランシスコ巡業を行った。今年も海外で出張蕎麦屋を行う予定。

:お蕎麦屋さんなのに、併設のギャラリーでアーティストの展覧会を開いたり、ライブをやったり。ゴリさん(店主・石田さんの愛称)が元ラッパーという背景も面白い。

:僕はずっと東京に住んでいて、Uターンして開業しました。日本各地に友達はたくさんいるし、地元の皆さんも含めて、浜松で人が集まることのできる場を作れたらいいなと思って。オープンして2年目に開催したマーケットでは2日間で700人以上集まったことも。
 

画像: 併設のギャラリースペースではイベントを行うほか、大人数での食事も可能。“ナルっ子”と呼ばれるスタッフと。右端は“おかみ”と慕われる石田さんの奥様。

併設のギャラリースペースではイベントを行うほか、大人数での食事も可能。“ナルっ子”と呼ばれるスタッフと。右端は“おかみ”と慕われる石田さんの奥様。

H:それはすごい。店に来ると“naruっ子”と呼ばれるスタッフを始め、浜松の若者がどう育っていくのか、ゴリさんが見守っている様子が伝わってくる。ここは人と人をつなぐ場所だなって。

:この店を通して何ができるか、まだまだやれることはありそうだなと思っていて。僕は日々蕎麦を打ちながら、その可能性を探っています。
 

画像: ビルの2階にある明るい店内。

ビルの2階にある明るい店内。
 

手打ち蕎麦naru
静岡県浜松市中区板谷町102-12 2F
☎053-453-7707
営業時間:11:30~14:00、18:00~21:30、日11:30~14:00
定休日:月

 

予約の取れない人気店「氷箱里」

浜松の絶品中華店

春美(以下):私は中華料理が大好きで定期的にホテルやレストランに食べに行っていますが、ここの飲茶はお世辞抜きで日本一だと思っています!

青島(以下):嬉しいですね。
 

画像: 毎年味を変化させる冷麺。トマトと白ごまベースのスープは牛肉の餡、冷しナス、パクチーといただく。シェフ2人と青島さんで話し合って味の方向性を決めるという。

毎年味を変化させる冷麺。トマトと白ごまベースのスープは牛肉の餡、冷しナス、パクチーといただく。シェフ2人と青島さんで話し合って味の方向性を決めるという。

:新しいメニューはどのように生まれるのですか?

:定番と新しいものを混ぜて提供しています。僕らも冷やし麺など、毎年変えるレシピ作りが楽しみで。今年は“もったり、さっぱり”で、色は緑と赤と白にしようと。それで「夏野菜の坦々老醤冷麺」が生まれました。
 

画像: おすすめメニュー、ポルチーニ茸と黒トリュフ入り小籠包と韮饅頭。

おすすめメニュー、ポルチーニ茸と黒トリュフ入り小籠包と韮饅頭。 

:この小籠包もおいしい♡

:お箸で穴をあけて、まずはスープ楽しみ、そのあとツルッと。上品な料理ではないので、豪快に食べてください。
 

画像: 支配人の青島孝政さん。

支配人の青島孝政さん。

:青島さんは、みんなへの目配りがすごいですよね。とても居心地いいです。

:いつもスタッフに言っているのは、恋人や大切な友だちが部屋に遊びに来てくれたときの感覚でいようと。料理はもちろんだけど、そんな“おもてなし”を徹底しようと話しているんです。
 

画像: 平日でも予約がいっぱい。

平日でも予約がいっぱい。
 

氷箱里(ビンシャンリー)
静岡県浜松市中区板屋町628 Y3ビル5F
☎053-451-3031
営業時間:17:30~23:00、土・日12:00~17:00 ランチ営業あり
定休日:月

 

浜松のクラフト「JETMINMIN」

浜松のクラフツユニット

春美(以下):お二人とは初対面。お会いできて嬉しいです。商品はこのアトリエで全部作られているのですか。

MINMIN(以下):はい。デザインから縫製まで全てここでやっています。
 

画像: ブランドのシグネチャーアイテム「バルーン」。写真は初期モデル。少しずつ改良を重ねている。

ブランドのシグネチャーアイテム「バルーン」。写真は初期モデル。少しずつ改良を重ねている。

:ブランドのシグネチャーアイテムは?

JETTT(以下):初期から作っている「バルーン」というトートバッグですね。リーバイス501みたいな普遍的なものを作りたいと思っているんです。少しずつ改良していくやり方に気持ちが向いているのかな。一方で、新しい遊びも取り入れていて、例えばカヌーの道具一式を入れるために作ったバッグは、ウォータープルーフ素材で作っています。

:暮らしている中で、こういう道具があったらいいなと思ったものをカタチにしています。
 

画像: 長く使ってもらえるようにリペアサービスを行っている。

長く使ってもらえるようにリペアサービスを行っている。

:生活があって、その中からものづくりをしているんですね。

:その方が、無理がないかなって(笑)。「バルーン」は永久定番になるようにずっと作り続けて、アップデートしていきたいですね。
 

画像: アトリエ、ショールームを兼ねた住宅。家の前の庭を森にして、地面にブルーベリーを植える「甘い森」を計画中。

アトリエ、ショールームを兼ねた住宅。家の前の庭を森にして、地面にブルーベリーを植える「甘い森」を計画中。
 

JETMINMINCASTLE
静岡県浜松市西区村櫛町3712
☎053-488-0766
営業時間:11:00~18:00(カレンダーの黒字の日のみオープン)
※要確認 mail@jetminmin.com


●情報は、FRaU2017年9月号発売時点のものです。
Photo:Shingo Wakagi Text:Chizuru Atsuta


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