からだにも断捨離は必要。不要なものを排出してこそ、栄養を吸収できるから。そう考えるウーさんは、旬の食材であるきのこを秋にたくさん食べているそう。おいしいきのこ料理で、今こそからだの大掃除を!

 

きのこで腸をデトックス

画像: きのこで腸をデトックス

来る長い冬を越すために、栄養を蓄えようとするのが私たちのからだ。でも取り込むだけだと、からだの中に残っている不要なものがどんどんたまっていき、いつかは腐ってしまうかも……というのは大げさにしても、新しく迎え入れるために古いものを捨てる必要があるのです。つまり夏が終わった今、すべきこととは、冬支度の前の大掃除なのである。

「からだの中を掃除するには、きのこがいちばん。食物繊維が豊富なきのこをたっぷり食べることは、腸をブラシで掃除する感覚なんですよ」とウーさん。ちょうど秋は、きのこの旬の季節でもある。せっかくだからおいしい食べ方を、と教えていただいたのが今回ご紹介する2つの料理。

「きのこはほとんどが水分なので、その水分をどう生かすかが料理の腕の見せどころ。しめじやえのき、なめこといった細かい形にばらけやすいきのこは、そのままスープにするのがおすすめです。きのこの水分がだしになるし、芳醇な香りも無駄なくいただけますよ」

 
一方、しいたけやエリンギといった大きな形のきのこは、歯ごたえが楽しめる炒めものにするといいそう。

「切り口から油と熱を吸収するので、丸ごとではなく、 大きめに切るほうがいいですね。弱火にかけて少しずつ内側を温め、きのこが汗をかき始めたら、すぐに火からおろすこと。こうすれば、水分を保ったまま縮むことなく、ぷりっとみずみずしい食感に仕上がります」

 
どちらの料理法にしても、きのこの旨みのおかげで、調味料は少なくても、味を決められるのがうれしい。

「ポイントは黒酢づかい。しょうゆの量が減るので、塩分が抑えられます。 きのこの土くささを消して、旨みを引き出してくれるのもいいところ。ただし味つけは、素材によって調整して。だって昨日のきのこと、明日のきのこは別のものですからね」

おいしいきのこ料理でからだの中をきれいにしたら、夏の疲れもすっきりとれているはず! 

  
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PROFILE

ウー・ウェンさん
中国、北京で生まれ育つ。料理上手な母から受け継いだ料理が評判となり、料理研究家に。「料理を通じて日本と中国の懸け橋になりたい」との想いから、東京と北京でクッキングサロンを主宰。少ない材料や調味料、道具で作れる、医食同源の知恵にあふれた料理が人気。新刊「ウーウェンの家庭料理8つの基本」(文藝春秋社)9月30日発売予定。http://www.cookingsalon.jp


●情報は、FRaU2017年10月号発売時点のものです。
Photo:Keiichirou Muraguchi Styling:Misa Nishizaki Composition:Shiori Fujii

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