クールで理知的で、近寄りがたいほど美しい。そんな印象の彼を、あたたかく、ユーモラスな作風で知られる写真家・梅佳代さんが撮ったら……? 「ハンサムすぎて舞い上がってしまう!」興奮気味の梅さんが捉えた28歳、きょうの佐藤健は、胸がきゅんとなってしまうような、カッコよくて可愛い “男子” でした。 

FRaU 2017年10月号掲載「きょうの佐藤健 photo by 梅佳代」インタビュー全文公開!

 
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話題作に出演し続けている
理由、あります

画像: 話題作に出演し続けている 理由、あります

現在は、映画『亜人』の公開間近。そのためのキャンペーンで多忙な日々を送っている。来年春のNHK連続テレビ小説『半分、青い。』の出演も発表されたところだ。デビュー以来、毎年、コンスタントに話題作に登場し続けているが、やはり作品選びの段階から、オファーを受けるかどうかの判断を自ら下しているのだろうか……?

「その通りですね。同じようなものばっかりやっていたら見てくれる人も自分自身も飽きちゃうし。ヒットしそうなものというのも当然選ぶポイントにはなります。ただヒットは狙えないかもしれないけど意義があるからやるっていうのも素敵なことだし、その辺りあまり堅くは考えていないですね。『亜人』に関しては単純にやりたかった。今まで見たことがないアクション映画が作れる気がした。それに尽きます」

 
絶命しても “リセット” することにより、絶対に死なない “亜人” と人類とのバトルアクションは畳み掛けるようなスピード感にあふれている。しかし、目を背けたくなるような凄惨なシーンはそこにはない。

「原作のソウルは保ったままで、グロテスクな描写はなるべく抑えています。こういうのが苦手という方、特に女性にはめちゃめちゃ気を遣って作っているので」

 

若者と言える自分を残しておきたい

画像: 若者と言える自分を残しておきたい

受け取り手やマーケットまでも視野に入れた発言の数々からは、俳優としてだけでなく、より奥行きあるモチベーションを保ちながら作品を世に送り出そうとする姿勢が垣間見える。そんな彼は自分自身をこれからどうプロデュースしようと考えているのだろうか……?

「僕は、周りの人の中ではベスト3に入るくらいの “休み俳優” なんです。だから作品数もあんまり多くない。でも今、いよいよ働き出して、夏休みで言うと、8月28日みたいな気持ち。ヤバイです。今後は、働いていこうという気持ちだけは、今はっきりと伝えておきます」

 
そうした考えに至った背景とは、どういったものなのだろう?

「真面目な話なんですけど、やっぱり今28歳なわけで。“もう一生できない役って出てくるんだな” と、ふと思ったときに、まだ若者と言える自分、今、30歳になるまでの自分を残しておきたいって思うわけですよね。この時間は二度と帰ってこないので。ちょっとエゴに走っても……ぐらいな気持ちで働こうと思います」

インタビューが終わると、梅さんが健くんに向かって、「私もきょうの姿を写真で残しました」と、まっすぐな言葉を発した。健くんが微笑む。二度と戻ってこない、ある1日のひとときが、確実に、そこにあった。

 

PROFILE

佐藤健 Takeru Sato
'89年3月21日生まれ。埼玉県出身。『るろうに剣心』('12年、'14年)3部作に主演。今後は、『亜人』(9月30日~ 全国東宝系ロードショー公開)ほか、『8年越しの花嫁 奇跡の実話』(12月公開)、『いぬやしき』『ハード・コア』('18年公開)など映画作品が続き、来春から、NHK連続テレビ小説『半分、青い。』に出演が決定。

 
●情報は、FRaU2017年10月号発売時点のものです。
Photo:梅佳代 Styling:Shunsuke Okabe(UM) Hair&Make-up:Hideto Kokubo (Otie) Interview&Text:Junko Wada

 
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