大人の女性のシェイプアップには、やみくもに痩せにトライするのではなく女らしい美しい身体を手に入れること。まず骨格を整えてプロポーションの基礎をつくるのがポイントですが、痩せやすい身体への改善にも “骨” が鍵を握るらしい。そんな最新の “骨ビューティ” を徹底取材!

骨だってホルモンを分泌してる! “骨ホルモン” がボディコンディショニングのキー。実は骨が、各臓器と連携し合う器官の一つであることが判明。しかも骨から分泌されるホルモンには、私たちの体を美しくチューニングする働きが。
 

お話を伺ったのは……
太田博明さん
山王メディカルセンター 女性医療センター長、国際医療福祉大学 病院教授。日本における骨粗鬆症治療の第一人者。NHKのテレビ番組『ためしてガッテン』で骨ホルモンを話題にした。著書に『骨は若返る!―骨粗しょう症は防げる!治る! 』(さくら舎)などが。
 
南雅子さん
整体エステGAIA主宰(自由が丘店:東京都目黒区自由が丘1-2-11、☎03-3723-8879)。エステに整体・カイロを取り入れた独自のメソッドを開発。早くから骨ホルモンに着目し、本企画ではワークアウトを監修。近著に『「くびれ」のしくみ』(青春出版社)などがある。

 

骨ホルモンとは?

画像: 骨ホルモンとは?

肌がターンオーバーを繰り返すように、骨も約5ヵ月かけてターンオーバーを繰り返す器官。そして、骨を作る骨芽細胞から分泌されるのが、別名 “骨ホルモン” と呼ばれる「オステオカルシン」(以下、骨ホルモン)だ。ユニークなのはその作用がさまざまな臓器に及ぶこと。代表的なものとして、膵臓によるインスリンの分泌を促して血糖値を下げ、糖の代謝を正常化する働きがある。さらに、肝臓にアプローチして脂肪の蓄積を抑制したり、小腸・筋肉・脂肪細胞などに働いてインスリンを機能させやすくするほか、老化を加速させる美の大敵・AGE(終末糖化産物)を体内に溜まりにくくする働きまで!

そんな複数のエフェクトの集積として期待できるのは、エネルギー代謝のアップや若々しいボディをキープしやすくなること。代謝の低下を感じやすいFRaU世代こそ、骨ホルモンの力を借りて賢くボディ改革すべき。実は骨が、各臓器と連携し合う器官の一つであることが判明。しかも骨から分泌されるホルモンには、私たちの体を美しくチューニングする働きが。 

 

女性は30代から顔の骨が減っていく!?

栄養不足の状態が続くと30代後半からアゴが細くなり、しゃくれてくることがある(女性にのみ見られる現象)。これは下アゴを中心に口まわりの骨が減少しているからで、骨の健康が保たれていない証拠。生活習慣の改善を。

こんな人は骨ホルモン不足の可能性あり!
☑ 常に運動不足
☑ 食事制限をしている
☑ 日光にほとんど当たらない
☑ アゴが尖ってしゃくれてきた

 

“多機能ホルモン” 分泌のキーは
食事と運動

画像: “多機能ホルモン” 分泌のキーは 食事と運動

骨ホルモンの分泌を活発にするために何をすべきか? 第一のポイントと捉えたいのは、バランスのとれた食事。無理な食事制限をして栄養不足に陥ると、この多機能ホルモンは分泌されにくくなるのでご用心! 積極的に摂取したい栄養素は、骨ホルモンの材料となるタンパク質とカルシウムのほか、その生成をサポートするビタミンDや亜鉛、カロテノイドを含む緑黄色野菜(ほうれん草・ピーマンetc.)。ビタミンDは椎茸などにも含まれるが、DHA、EPAなどのオイルをたっぷりと含む魚(鰻・鮭・サンマetc.)から摂取するのがベター。また、運動によって骨に刺激を与えることもマスト。骨を健康に保つこと=骨ホルモンの分泌促進につながる。

 

骨ホルモンの分泌を促す
4つのワークアウトを動画でチェック

垂直方向に負荷がかかる動作を繰り返すことで、骨芽細胞を刺激し骨ホルモンの分泌を促せる。1つのワークアウトは1分ほど続けて行って。筋肉から骨に刺激を加えることも重要なので、筋トレも組み合わせるのがベター。

 
  
▼前回の記事はコチラ!

 
●情報は、FRaU2017年11月号発売時点のものです。
Photo:Tatsunari Kawazu(S-14) Hair&Make-up:Mikako Kikuchi(TRON) Styling:Mana Takizawa Model:Colliu Illustration:Masami Ushikubo Composition:Chihiro Horie

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