知ってた? ヨーロッパでは膣ケアを行うのはもはや常識で、日本は膣ケア後進国。膣のゆるみや腰痛、冷えなども、実は膣まわりの老化が原因のひとつ。今まではどこかタブー視されていた “膣まわりのお手入れ” について科学的に検証!

膣は年齢とともにゆるんで、たるむ。だけど心配するなかれ! 適切な治療やエクササイズを取り入れることで改善も予防も可能なのだ。

 

ゆるみを放っておくと
深刻なダメージが!

「膣も顔も同じく、皮膚と筋肉が老化することでたるんで、ゆるみます。まず皮膚や粘膜は年齢と共にコラーゲンや水分量が減少し、新陳代謝も遅くなる。さらに骨盤底筋やその周囲筋の筋肉が衰える。つまり、放っておけば年齢とともにたるむことは必然なのです」

そう話すのは、ルナグループの関口由紀先生。膣のゆるみは私たちにどんな影響を起こすのだろうか。

「まず挙げられるのが、性生活の不満足。膣がたるんだりゆるんだりしていわゆる “締まりの悪い” 状態になれば男性だけでなく、女性自身だって性的な満足を得られません。他には、尿漏れや便漏れ。これは出産を経験した女性や高齢の女性に多い症状ですが、最近では出産経験のない若い女性が悩まされることも。さらに症状が進むと、子宮などの内臓が膣から体外へ出てしまう “骨盤臓器脱” が起こることも。こういった悩みの背景には、日本人の生活スタイルの変化が関係しています。和式のトイレ、雑巾掛け、畳に座って過ごすなど、昔の日本人なら生活しているだけで自然と膣のゆるみ予防のトレーニングができましたが、現在の生活スタイルではそれはなかなか難しい」
 

画像1: ゆるみを放っておくと 深刻なダメージが!

不安な人はまずは膣圧をチェック
骨盤底医学を専門とする婦人科などでは“膣圧測定”が受けられるところも多い。測定方法は簡単。器具を膣内に挿入して、膣と肛門に力を込めて引き締めるだけ。膣圧測定1回¥5000~。

 
しかし、膣は一度ゆるんでしまったらそれで終わりというわけではない。

「骨盤底筋を鍛える “ピフィラティス” を継続的に行うことで、かなりの確率で改善が見込めます。これは、ピラティスをベースにした骨盤底筋を鍛えるエクササイズ。尿失禁手術を手がける米国の著名な医師が開発したもので、骨盤底筋そのものだけでなく、“協働筋” と呼ばれる腹横筋や殿筋(お尻の筋肉)、内転筋(太ももの筋肉)を鍛えることができ、全方位な改善が図れます。ウエストのくびれ作りやヒップアップ効果も期待できますよ」
 

膣の不調に効くピフィラティスの4ポーズ
ポーズはすべて骨盤底筋収縮を意識しながら同じ動作を繰り返す「リップス」、ポーズを維持する「ホールド」、リズミカルに動く「パルス」の3つを経ることで効果を発揮。最初は各ポーズを5回ずつ×4ポーズから始めてみよう!

 
ピフィラティスだけでは効果が出ない場合にはこんなアプローチも。

「最近、レーザーをはじめとした顔用の施術を、デリケートゾーンの若返りに転用するケースが増えています。私のクリニックでも行っている “ビビーブ” もその一種。顔のリフトアップに効果的なサーマクールというマシンと同じ高周波(RF)エネルギーを用いて、ゆるんだ膣の入り口をキュッと引き締めるというもの。高周波(RF)エネルギーを照射すると、皮膚は引き締まり、コラーゲンが増えます。ゆるみのない若々しい膣に必要不可欠な、ぷりぷりとした弾力が蘇るのです」
 

画像2: ゆるみを放っておくと 深刻なダメージが!

ビビーブで日帰り手術で締まりのいい膣に
これまで外科的な手術と長いダウンタイムがネックだった膣のゆるみを改善する手術が日帰りでできる “ビビーブ”。痛みレスで、約30分で終了。ビビーブ¥150000(※その他検査費用もあり)

 
ちなみに関口理事長がこれまで担当した患者さんの場合、1日5分の定期的なピフィラティスと並行してこの治療を1回受けることで、膣がなんと20歳も若返ったそう。

「ただし、こういった恩恵を十分に受けるためには、生活習慣の立て直しが必要不可欠。膣の健康は女性ホルモンと成長ホルモンがバランス良く分泌されることで保たれるので、炭水化物や甘いものの摂りすぎを避け、タンパク質やミネラルをしっかり摂取。さらにストレス解消を心がけて12時前にはベッドに入って良質な睡眠を。30代くらいならそれだけで、改善することも多々ありますから」

女性医療クリニックLUNAグループLUNA 骨盤底サポートクリニック
世界標準の高レベルな女性医療の実現を目指す、女性専用クリニック。特に膣のゆるみにまつわる治療には定評があり、遠方から訪れる患者さんも多い。また、西洋医学に基づく治療だけでなく、ピフィラティスや栄養指導、鍼灸など、多角的なアプローチをすることでより確かな結果を出す。
 
神奈川県横浜市中区元町2-96 鈴音ビル2F
☎045-662-0618(初診予約専用コールセンター)
診療時間:10:00~13:00、14:30~19:00
定休日:祝日
※要予約

   
 
▼前回の記事はコチラ!

 
●情報は、FRaU2017年11月号発売時点のものです。 
Illustration:Masami Ushikubo Text:Chiharu Nakagawa Composition:Shiho Kodama

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.