非日常の中にある “影” のリアルすぐれた写真には、その前後のストーリーをイメージさせる力がある。すぐれたファッションは、そのシルエットに着た人の品格が映し出される。すぐれた役者は、役柄の目に見える個性のみならず、その影さえも演じることができる——。

色気に妖気に覇気に英気。目には見えないあらゆる美しい気を、自在に操る高橋一生さんが、クラシカルなファッションを身につけ、1920年代のトーキー映画の世界へと、見る物を誘ってゆく。悲劇も、喜劇も。彼の魔法にかかれば、全ては幸福な夢のごとし。

 

過去の出来事は肯定してこそ
その蓄積としての今が素敵になる

画像: [ISSEY TAKAHASHI]ジャケット ¥375000、パンツ ¥120000、ニット(黒) ¥120000、ニット(黄) ¥105000、グローブ(参考色) ¥45000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) その他/スタイリスト私物 [ANIA] ドレス(参考商品)、ベルト(参考商品)、ピアス ¥75000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)

[ISSEY TAKAHASHI]ジャケット ¥375000、パンツ ¥120000、ニット(黒) ¥120000、ニット(黄) ¥105000、グローブ(参考色) ¥45000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ) その他/スタイリスト私物
[ANIA] ドレス(参考商品)、ベルト(参考商品)、ピアス ¥75000/ボッテガ・ヴェネタ ジャパン(ボッテガ・ヴェネタ)

自宅のクローゼットには、白のTシャツがズラリと並ぶ。撮影の日に穿いてきたデニムは、高校生の時から、10年以上愛用しているという。この日の撮影では、クラシカルでフォーマルなファッションに身を包んだ彼だけれど、普段着は真逆のシンプルスタイルだ。

「僕、洋服は、その人のライフスタイルを表すものだと思っているんです。第一印象で、“こういう生活を送ってきた人なのかな?” とイメージできるのがファッションの面白さ。だから、それを隠したくないし、人にも隠してほしくない。

僕のファッションのベースにあるのは、10代でハマったスケートボード。’90年代のスケーターズファッションには、ものすごく影響されました。お陰で、私服はいつでもどこでも地べたに座れるようなものでないとイヤで(笑)。ブランドの値の張ったTシャツでも、衿の部分をハサミでカットしたりすることもあれば、今だに、『このパンツなら、転んでも大丈夫だろう』ってことが、買うときの決め手になったりする。

最近は、ファッションシューティングに呼んでいただくこともあるんですが、ハイブランドの服でも、『この服ならアリかな』と思ったら、つい地べたに座ってしまいます(笑)」
 

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