どうしてハワイまで来て、海じゃなくって山なのか。ハワイ上級者なら、秘密のビーチやお気に入りのプールはたくさん知っているかもしれない。じゃあ、素晴らしい山々については?

汗もかけば息も切れるし、次の日には筋肉痛になるかもしれない。それでも、山は登り切った頂上から眺める海と空の美しい青や、森の主のような大木の持つ緑のグラデーション、切り立った崖の地層が描く複雑で神秘的な模様が、窮屈な日常から私たちを解き放ち、新鮮な驚きと癒やしを与えてくれる。リラックスしたい人にも、リフレッシュしたい人にも、パワーが欲しい人にも、心の底からおすすめできるアクティビティだ。

オアフ島には、ワイキキから少し車を走らせるだけで、一時間弱で楽しめるような気軽なトレイルがたくさんある。山の楽しさを知らないまま、ハワイを知った気になっているならもったいない。わたしたちがまだ知らないハワイの魅力は、山にある。

 

Mountain.1
KUALOA Ranch Hawaii

馬の背中で揺られて、呼吸を合わせて
オアフ島の壮大な自然の一部になる

画像1: 馬の背中で揺られて、呼吸を合わせて オアフ島の壮大な自然の一部になる

山間から今にも恐竜が顔を出しそうな気がする。広がる草原の向こうには美しい山並み。自分の小ささと自然の大きさにしばらく圧倒される。
 

画像2: 馬の背中で揺られて、呼吸を合わせて オアフ島の壮大な自然の一部になる

4000エーカーの土地を有するクアロア・ランチは、映画『ジュラシック・パーク』のロケ地となった場所。今では、映画ロケ地ツアーや四輪バギーなど様々なアトラクションが用意されている。なかでも乗馬ツアーは、ぜひ一度体験してみてほしい。
 

馬の背中に跨って、いつもと違った目線で見る景色。心地よい揺れに身を任せて馬の呼吸を感じていると、壮大な自然の一部として生かされているという感覚が、じんわりと体に伝わってくる。

KUALOA Ranch Hawaii(クアロア・ランチ/乗馬アドベンチャー)
49-560 Kamehameha Hwy, Kaneohe
☎237-7321
営業時間:8:00~17:30(カフェテリアは7:30~16:30)
定休日:クリスマス・元旦を除いて無休
難易度:★☆☆☆☆
所要時間:1~2時間(コースによる)
 
要注意ポイント
① アクティビティは催行時間が決まっているので予約をしよう。
② 乗馬をするなら長ズボン着用がベター。伸縮性があると良い。
③ 日陰のない草原を進むことがあるので日焼け対策はマスト。
 
シングルツアー(送迎なし)乗馬1時間$84.95、2時間$129.95(13歳以上の大人)。四輪バギーやジップラインなどのツアーや、ワイキキのホテルからの送迎、ビュッフェ・ランチの付くパッケージツアーなど、様々なプランが用意されている。

 

Mountain.2
Judd Trail

鬱蒼とした森の先にある
ロコも愛する自然が作り出したプール

画像1: 鬱蒼とした森の先にある ロコも愛する自然が作り出したプール

子供達が、歓声をあげながら次々と飛び込む。そんな様子をにこやかに見守るリラックスした大人達。ジャッド・トレイルの奥にある、ジャッカス・ジンジャープールでの光景だ。ロコにも愛されるここは、岩間に渓流の水が溜まってできた天然のプール。
 

画像2: 鬱蒼とした森の先にある ロコも愛する自然が作り出したプール

沢を渡り、トレイル名にも冠されている森林監督官チャールズ・ジャッドが植林したクックパインの森を進む。そのうち、賑やかな人々の声が聞こえてきて、木々の間から陽が入ってキラキラと光る水面が見える。夕暮れが近づくにつれてロコ達が続々と集まってきた。ここは特に、サンセットが素晴らしい。

Judd Trail(ジャッド・トレイル)
Nu`Unau Pali Dr., Oahu
難易度:★★☆☆☆
所要時間:約1時間
 
要注意ポイント
① 水場で滑りづらく、なおかつ水に濡れてもよい足元で。
② 水場と竹林のため蚊が多い。虫除けスプレーはマスト。
③ 飛び込む場合は、プールの中の大きな岩に注意して。
 
ワイキキから所要時間約20分。パリ・ハイウエイからヌアヌ・パリ・ドライブへ右折して入り、川を渡った右側に入り口がある。駐車場はないので、路肩に車を止めておくことになる。ループ状の周回トレイルになっていて、沢を渡った先の分岐から右回りで行くと、程なくプールにたどり着く。左回りのコースはヌウアヌ・トレイルという距離6km、標高差300mのハードなコースなので要注意。

 

Mountain.3
Koko Crater Botanical Garden

こんなサボテン見たことない!
全てのスケールが大きい植物園

ちょっと目を離しているすきに動き出すんじゃないかと思うような、生き生きとした躍動感溢れる植物たち。自分の背丈の軽く2倍ほどあるようなサボテンや、一体何本の木なのかわからないくらい複雑に絡み合った木の根(もしかしたら枝かもしれない)。咲き誇る鮮やかな花々。
 

険しいココヘッド・トレイルのクレーターの内側、ココクレーター・ボタニカルガーデンでは、そんな植物たちが自分たちの楽園を作っている。きちんと整地されているわけではなく、ざっくりとエリアが分けられているだけだからこそ、歩いているだけで国を跨ぐ旅をしている気持ちになる。

Koko CraterBotanical Garden(ココクレーター・ボタニカルガーデン)
7491 Kokonani St, Honolulu, Oahu
☎522-7060
営業時間:7:00~17:30
難易度:★☆☆☆☆
所要時間:約1時間
 
要注意ポイント
① プルメリアが咲き誇る6月~8月がおすすめのシーズン。
② 園内や周辺に店はないため、水は持参すること。
③ 簡易トイレしかないため、トイレも済ませてから来よう。
 
アメリカ・アフリカ・マダガスカル・ハワイなどの地域ごとにざっくりとエリアが分けられ、それぞれの名産植物が植えられている。ハワイで2番目に大きな植物園。英語のガイドツアーも行われている。プルメリアやブーゲンビリアが咲き誇る6月~8月は圧巻。無料の駐車場がある。

 
 
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●情報は、FRaU2017年12月号発売時点のものです。
Photos:Mai Kise Coordinator:Kiyomi Furusawa Text:Rio Hirai Composition:Mayuko Kobayashi

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