いつもの友達とも、久しぶりの友達とも、集まりたくなる季節。家に招いてじっくり話したいけれど、なにせ忙しい時期でもある。ただ、準備する時間がなくても、料理が苦手でも、パーティはアイデア次第。なるべく手間をかけずに、どれだけハッピーなホームパーティができるかが今回のテーマです。

手間をかけたくない、とは言っても、できればおもてなしの気持ちを込めて、1品くらい手料理を用意したいのが本音。混ぜるだけ、焼くだけ、なんなら盛るだけという本当に簡単な料理でも、気持ちは十分に伝わるはず。そこで、料理家の植松良枝さんに、ワンステップでできる料理5品を教わりました。

レパートリーに加えておけば、ゲストが到着してから一緒に作ることもできるし、パーティの途中で、「もう少し食べたいな」という様子が見えたら、パパッと作って出してあげることもできる。暗記できるくらいの簡単なレシピがおいしい理由は、素材の味を生かしたシンプルなものだから。実はそんな料理こそが、みんなにいちばん喜ばれるものなんです。※材料はすべて4~6人分です。

 

盛るだけ!
カプレーゼ

画像: 盛るだけ! カプレーゼ

素材を合わせて盛るだけの料理ですが、フルーツトマトは実がしまった固めのものを選ぶこと、トマトとチーズは手で割くことがおいしく作るポイント。

◆作り方

フルーツトマト3個は、ヘタをくりぬいて深い切り込みを入れてから、手で半分に割り、また切り込みを入れてさらに割いて食べやすい大きさにする。モッツァレラチーズ2個も同様に、食べやすい大きさに手で割く。器に盛り、上に1~2枝分のバジルの葉とくるみ適量を散らし、たっぷりのEXV.オリーブオイルをかけ、塩少々を振る。

 

焼くだけ!
ローストチキン

画像: 焼くだけ! ローストチキン

鶏の丸焼きは見た目も料理するのもハードルが高いけれど、半身にするだけで生焼けになる心配もなく、食べやすくなります。半身の丸鶏は、肉屋やスーパーで注文を。キッチンバサミとトングを使って、テーブル上で切り分ければ、好みの部位を取り分けられます。

◆作り方

鶏一羽分(中抜きで半身にさばいてもらう、約1~1.2㎏)を厚手のポリ袋に入れ、鶏肉の重量の1.5%の塩を加えて全体によくなじませる。粗挽き黒こしょう小さじ1、レモン汁1個分、はちみつ大さじ2、形がなくなるまでつぶしたにんにく2~3片分を加え、袋の口を縛ってよくもむ。冷蔵庫で一晩以上寝かせる。パーティ当日、冷蔵庫から出して30分以上おき、室温に戻しておく。皮をむいたじゃがいも2~3個をひと口大に切り、オリーブオイル大さじ1とあればローズマリー4~5枝とともにボウルに入れ、マリネしておく。天板にオーブンシートを敷き、鶏肉をのせ、表面にオリーブオイル大さじ3~4を手で塗り、周りにじゃがいもをのせる。220度に温めたオーブンに入れ、30~40分焼く。

 

蒸し煮にするだけ!
ブロッコリーの蒸し煮

画像: 蒸し煮にするだけ! ブロッコリーの蒸し煮

疲れがたまってくるこの時期に、きっと喜ばれる温野菜。鍋ごとサーブすれば、パーティのテーブルも盛り上がります。ブロッコリーは歯ごたえが残るくらいがおいしい。

◆作り方

ブロッコリー大1個は茎の部分の皮をむき、切り込みを入れて縦に大きめに割く。豆苗1パックは根を切り落とす。厚手の鍋に入れ、塩小さじ2/3とEXV.オリーブオイル大さじ2を回しかけてふたをし、中火にかける。途中で上下を返しながら、5~6分蒸し煮にする。

 

混ぜるだけ!
大根と林檎の柚子カチュンバル

画像: 混ぜるだけ! 大根と林檎の柚子カチュンバル

カチュンバルは、インドで日常的に作られているレモンを効かせたサラダのこと。レモンの代わりに柚子を使うと、オリジナリティのある気の利いた一品に。お正月にもぴったり。

◆作り方

大根10㎝分と皮つきのままの林檎1個は、ともに1㎝の角切りにし、柚子1個はごく薄くスライスする。ボウルに入れ、塩適量を振って手でしっかりともんでなじませる。林檎と大根がしんなりしたら食べられる(冷蔵庫で3~4日保存可能)。

 

混ぜるだけ!
いちごとルッコラのサラダ

画像: 混ぜるだけ! いちごとルッコラのサラダ

苦みのあるルッコラと酸味のある小粒のいちごは相性のいい組み合わせ。クリスマスカラーのこちらは、パーティの脇役に最適です。味の決め手である一味唐辛子が、見た目も華やかに演出。

◆作り方

ルッコラ80gは食べやすい大きさに切り、いちご12粒は縦半分に割る。ボウルにいちごを入れ、EXV.オリーブオイル大さじ1と1/2と塩少々を加えてなじませ、ルッコラを加えてさっと和え、器に盛る。とろみがつくまで小鍋で煮詰めたバルサミコと一味唐辛子をそれぞれ適量、全体に振る。

 
 
▼こちらの記事もチェック!

 
●情報は、FRaU2018年1月号発売時点のものです。
Cooking:Yoshie Uematsu Photos:Kiichi Fukuda Styling:Misa Nishizaki Composition&Text:Shiori Fujii

コメントを読む・書く

This article is a sponsored article by
''.