いつもの友達とも、久しぶりの友達とも、集まりたくなる季節。家に招いてじっくり話したいけれど、なにせ忙しい時期でもある。ただ、準備する時間がなくても、料理が苦手でも、パーティはアイデア次第。なるべく手間をかけずに、どれだけハッピーなホームパーティができるかが今回のテーマです。

ホームパーティのテーブルに用意したいのは、食事にふさわしいパン。粉そのものの香りや風味がしっかりあって、ワインやチーズに寄り添い、料理を引き立てるもの。『パンラボ』の池田浩明さんが、料理ジャンルに合わせた「イタリア系」「フランス系」、個性派の「イノベーション系」と3つの柱を立てて食事用のパンをセレクトしてくれた。池田さんによれば、小麦の品種や発酵、焼成に由来するフレーバーやテクスチャーによって、料理とのペアリングが可能だということ。「この料理と一緒にぜひ」なんて具合におすすめできたら素敵だ。
 

教えてくれたのは……
パンラボ 
池田浩明さん
パンライター。パンの研究所『パンラボ』を主宰。著書も多数。『食パンをもっとおいしくする99の魔法』、『サッカロマイセスセレビシエ』(ともにガイドワークス)ほか。

  

イノベーション系
個性的な形や素材使いで
華やかなビジュアルに

画像: イノベーション系 個性的な形や素材使いで 華やかなビジュアルに

1. トロパントウキョウの「シード畑」

アマニシードやセサミなどのシード、栄養価があるライ麦を使用。「ビーガンなど、身体を気遣う人がゲストのときにも重宝。野菜のスープやサラダに合う」¥1100(トロパン トーキョー)

 
2. ブランの「くるみ」

香ばしいくるみを練り込んだバトン型のパン。「軽やかなもっちり感で、すっと口に入り、後から麦の風味が効いてくる。どんな食事ともいい間合いで寄り添います」1個¥230〈税込み〉(ブラン)

 
3. コメットの「コメット」

生地に使う国産小麦に米ぬかをミックス。「日本人の舌になじむ味。国産食材のやさしい味わいを活かした料理や和食に合う。大きく、ゲストの前での切り分けも演出に」¥1040(コメット)

 

イタリア系
前菜、ソースとともに

画像: イタリア系 前菜、ソースとともに

1. ジャン・フランコの
 「グリッシーニ」

ピエモンテ州の郷土パン。「カリッとした食感で、麦の香りもしっかり。乾杯のワインと楽しむ1品としてだけでなく、食中の箸休めとしてもおすすめ」上・グリッシーニプレーン¥80、下・アンチョビくるみ¥110(ジャン・フランコ)

 
2. パーラー江古田の
 「フォッカッチャ」

イタリアの食事パンの定番。「味わい深い小麦と自家培養した酵母を使用した生地で、滋味深さが特徴。パニーノにも最適で、ナチュラルワインとの相性は抜群!」¥260(パーラー江古田)

 
3. パーネ・エ・オーリオの
 「タルタルーガ」

中が空洞になっている珍しいパン。「好きな料理を挟んで楽しむセルフサンドスタイルが盛り上がりそう。イタリア産小麦の生地は、オリーブオイルとも好相性」¥170(パーネ・エ・オーリオ)

 

フランス系
肉・魚料理との相性がいい

画像: フランス系 肉・魚料理との相性がいい

1. ブーランジェリー・ジャンゴの
 「パン・ド・ロデヴ」

ルヴァン種で発酵させる高加水生地で焼く。「皮は厚く中はしっとり。濃厚な皮は肉に、種の酸味は魚によく、気泡が大きいのでスープにも!」¥260〈税込み〉(ブーランジェリー・ジャンゴ)

 
2. カタネベーカリーの
 「パン・オ・ルヴァン」

北海道産小麦とルヴァン種を使用。「種や小麦の風味が存分にありながら、食べやすい仕上がり。しっかりしたソースや煮込みの料理のときに活躍してくれる」¥167〈税込み〉(カタネベーカリー)

 
3. こもれびの「バゲット」

国産小麦の中でもハード系にうってつけのホクシンを使用。「幅広い料理に合う万能型。小麦の風味が活きていて、醬油を焦がしたような皮のフレーバーも病みつきに」¥270(komorebi)

 
 
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●情報は、FRaU2018年1月号発売時点のものです。
Photo:Yuji Kanno Text:Kei Sasaki Composition:Shiho Kodama

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