自分へのご褒美旅に、おいしいメニューを食べてそのまま眠りにつきたい。そんな旅のすみかにぴったりの珠玉の宿をセレクト。身も心もゆったりとあたためてくれる宿で、冬の味覚の旅を楽しもう。今回は、奈良の豊かな自然をイメージした料理が楽しめる「オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井」をご紹介。

 

奈良の自然を、五感で味わうコース

オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井

画像: 約87平米のエグゼクティブスイートには、吉野和紙・吉野檜を使ったペンダントランプが。

約87平米のエグゼクティブスイートには、吉野和紙・吉野檜を使ったペンダントランプが。

日本の国のはじまりの地と言われる奈良県桜井市の三輪山のふもとにある小さなオーベルジュ。ここは、日本とパリでフランス料理店を展開する「ひらまつ」が運営する9室の宿。入った瞬間から木の香りに包まれる館内は、一見洋風な面持ちながらも、吉野杉の天井や、さりげなく施された唐花紋や八重桜の組み木細工が奈良らしさも感じさせる。自然に溶け込んだ上質な空間の中で聞こえてくるのは、鳥や虫のさえずりと、風がそよぐ音だけ。
 

画像: 蒸したカブをくり抜きたらの白子を焼いてキャビアをのせた一品。木の器は奈良在住の作家、佐古馨さん作のオーダーメイド。

蒸したカブをくり抜きたらの白子を焼いてキャビアをのせた一品。木の器は奈良在住の作家、佐古馨さん作のオーダーメイド。

画像: デザートは秋限定の栗のビスキィとアイスクリーム。

デザートは秋限定の栗のビスキィとアイスクリーム。

落ち着いた客室でリラックスしたら、レストランでディナーを堪能する時間だ。メニューは、もちろんフランス料理ではあるものの、地元ならではの食材や調味料もミックスしたオリジナル。コンセプトは、フランスと奈良のマリアージュ。
 

画像: 旬の奈良県野菜を田園風でいただくプレート。

旬の奈良県野菜を田園風でいただくプレート。

画像: メインとなる肉料理は、炭で藁を炙って瞬間燻製をした大和牛のステーキ。

メインとなる肉料理は、炭で藁を炙って瞬間燻製をした大和牛のステーキ。

料理長・小林達也さんが自らの足で見つけた材料で、四季折々の風景を再現していくような色鮮やかなコースとなっている。目の前に広がる田園の収穫をイメージした奈良県産野菜や、明日香村の野焼きから着想を得て地元の藁で大和牛を瞬間燻製したり……とテーブルの上でも奈良を存分に楽しむことができるのだ。
 

画像: 燻製した牛肉は、木や土の香りがする野菜やキノコが添えられ、十津川村の景色をイメージしたプレートに。

燻製した牛肉は、木や土の香りがする野菜やキノコが添えられ、十津川村の景色をイメージしたプレートに。

「奈良の素晴らしさを景色の中で味わっていただき、奈良を好きになってもらえたら」と小林シェフ。
 

画像: 「なら食と農の魅力創造国際大学校」の実習農場。

「なら食と農の魅力創造国際大学校」の実習農場。

食のプロを作ることを目的とした「なら食と農の魅力創造国際大学校」が併設されているので、目の前の実習農場の採れたて野菜がいただけるのも、ここならでは。
 

画像: ダイニングへとつながる廊下から、キッチンの様子もうかがえる。

ダイニングへとつながる廊下から、キッチンの様子もうかがえる。

ウェルカム・ドリンクはリヨン近郊発「アラン・ミリア」のジュース。ランチはディナーに比べるとよりフランス料理らしく、朝食はヨーロッパスタイル、と三者三様にすることでメリハリを出しているのもさすが。今なら、かの志賀直哉も「奈良に美味いものあり!」と断言するに違いない。
 

オーベルジュ・ド・ぷれざんす 桜井
奈良県桜井市高家2217
☎0744-49-0880
エグゼクティブスイート 夕食ベーシック&朝食付き(2名様)¥83140~(2名1室利用時)

 
●情報は、FRaU2018年1月号発売時点のものです。
Photo:Sachie Abiko Text&Composition:Tomoko Ogawa

 
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