冬に九州を旅するならば、ふぐ鍋はハズせない。ふぐは西日本全般でポピュラーだが、博多は専門店以外の実力店でカジュアルに楽しめるのが魅力。一鍋入魂、贅沢鍋を目指して博多へ!

 

割烹の名店が生んだ
技と創意の絶品ふぐ鍋

ひろ家

画像: レタスや春菊などの野菜もピカピカで、葉の厚みや香りが鮮度を物語る。ふぐは部位ごとに異なる味も楽しみ。クチバシなどは皮付き。鍋でいいだしが出て、旨みがふくよかになる。締めの雑炊も必食。

レタスや春菊などの野菜もピカピカで、葉の厚みや香りが鮮度を物語る。ふぐは部位ごとに異なる味も楽しみ。クチバシなどは皮付き。鍋でいいだしが出て、旨みがふくよかになる。締めの雑炊も必食。

鍋の野菜といえば、おおよそ相場は決まっているが、こちらのふぐ鍋はちょっと違った趣。器に盛り付け供されるのは、レタスに白髪ねぎ、春菊の3種。「定番もいいけれど、ちょっと目先を変えて新鮮な味をお楽しみいただきたくて」と店主の宗一博さん。
 

画像: 上質な昆布だしの旨みと天然とらふぐの雑味のない旨みが相乗する。野菜は煮すぎず、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を入れるのがポイント。ふぐのコース1人¥15000(要予約)より。

上質な昆布だしの旨みと天然とらふぐの雑味のない旨みが相乗する。野菜は煮すぎず、しゃぶしゃぶの要領でさっと火を入れるのがポイント。ふぐのコース1人¥15000(要予約)より。 

まずはふぐのアラを炊き、その旨みが染み出ただしで野菜をさっと茹でていただくのが『ひろ家』のふぐ鍋。淡さの中に力強い旨みがあるふぐの風味と、しゃきしゃきの半生野菜のコントラストが楽しく、箸が止まらなくなる。
 

画像: ひろ家

ふぐ料理の醍醐味のひとつが薄造り。一度引いた身をさらに切り開いた「二枚引き」の美しい盛り付けに料理人の腕が光る。コリコリとした弾力があり、嚙むほどに旨みがあふれ出す。好みでネギを巻いて、あるいはピリッと辛みが効いたもみじおろしを加えてどうぞ。
 

画像: 店内はカウンターのほかに、小上がりも。旬の魚を刺身、煮魚、焼き魚、揚げ物などさまざまな調理法で。日本酒、焼酎の品ぞろえもよい。

店内はカウンターのほかに、小上がりも。旬の魚を刺身、煮魚、焼き魚、揚げ物などさまざまな調理法で。日本酒、焼酎の品ぞろえもよい。

繁華街の中心地からはややある一角に立つが、県外からのゲストも多く、界隈の同業者からも信頼の厚い割烹の名店。こんな店を知っていたら博多の夜はぐっと楽しくなる。
 

こぢんまりした店構えだが、隅々まで手入れが行き届いている。

ひろ家
福岡県福岡市中央区西中洲12-10
☎092-752-2266
営業時間:17:00~23:00LO
定休日:日

 
 
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●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。
Photo:Eddy Omura Text:Kei Sasaki

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