フラウトラベラーたちが、気の向くままに足向くままに。今回は、クリス-ウェブ 佳子さんがコペンハーゲンをレポート。

 

今回のフラウトラベラーは……

クリス-ウェブ 佳子
「VERY」専属モデル。国際色豊かな交友関係、幅広い職業経験などから培われたセンスが多くの女性から支持を得る。コラムニストとしても活躍する二児の母。初のエッセイ本「考える女(ひと)」発売中。
Instagram:@tokyodame

 

家具や街並み、社会や生き方までが
美しくデザインされた
“ヒュッゲな街” へ

世界で最も幸せな国、といわれるデンマーク。首都コペンハーゲンはその街並みの美しさから “北欧のパリ” とも呼ばれています。この国の暮らしや文化を理解するのに重要となるキーワードが “Hygge(ヒュッゲ)” という言葉。「人と人とのふれあいから生まれる、温かで居心地のいい時間や空間」という意味があり、デンマークの人々が自らのアイデンティティとして大切にしている言葉です。

冬の日照時間が短く、しかも極寒となれば、家で過ごす時間が長くなるのは当然。そこでデンマークの人は家具や建築、街並みはもちろん、社会や生き方までも豊かにデザインしていった。人々が大切にしている “ヒュッゲ” の精神こそが、デンマークがデザイン国家と呼ばれるようになった所以なんです。

そんな “ヒュッゲ” な街を楽しむのにおすすめなのが観光船。16~17世紀に建設された歴史的建造物に、アルネ・ヤコブセン設計のデンマーク国立銀行、ヘニング・ラーセンが手がけた新オペラハウスなど、新旧のデザインが織りなす見事な調和と呼応を一気に巡ることができます。
 

画像: クロンボー城の中にあるダンスホール。ガイドさんいわく「子どもたちはここに来ると、音楽が流れてもいないのに誰もが踊り出す」のだとか。次女もそのうち踊りだし、最終的には私も巻き込まれた(笑)。なぜなんでしょう?

クロンボー城の中にあるダンスホール。ガイドさんいわく「子どもたちはここに来ると、音楽が流れてもいないのに誰もが踊り出す」のだとか。次女もそのうち踊りだし、最終的には私も巻き込まれた(笑)。なぜなんでしょう?

また、デンマークは国民の4割が自転車で通勤・通学しているという自転車大国。街は専用道路や駐輪場などの整備が行き届いており、レンタサイクルを用意しているホテルも多いので、暖かい季節なら自転車観光もよさそうです。
 

そして、この旅のもう一つの目的が食。かつての “ミートパッキングエリア” がおしゃれな街として蘇り、今や世界中の美食家が集まる注目エリアに成長しているなど、見どころが多いんです。

なかでもあの『ノーマ』とともにニューノルディックを牽引する『ジェラニウム』には絶対に行きたかった!
 

驚きに満ちた革新的な料理に一流のホスピタリティ。超高級レストランでありながら驚くほどキッズフレンドリーで、次女はシェフ全員のサインの入ったハットをプレゼントされてご満悦。食後はキッチンやワイナリーを見学し、気付けば4時間が経過。見て、学んで、感じて楽しめる素晴らしいエンターテイメント。一生の思い出になるプライスレスな経験でした!

食が盛り上がると人が元気になって、国全体まで盛り上がる。北欧やコペンハーゲンを見ていてそんなふうに感じました。

 

▼前回の記事はコチラ!

 
●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。
Photo:Dan Bailey(TOKYO DANDY) Coverage:Yoshiko Kris-Webb Text:Megumi Yamazaki Cooperation:Aiko Hayashi

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