コスメを選ぶとき、つい話題の成分名だけで飛びついたり、他人の “イイ” という感覚を鵜呑みにして手にしたり。でも、いくらイイ成分が入っていても、誰かにとってよくても、それが自分にとってどれほど手応えがあるコスメかは未知数。場合によっては、必要以上に刺激を感じ取って、逆に肌が揺らいでしまうことも……。そう、大事なのは自分自身が気持ちいいかどうか。気持ちいいという感覚を神経でキャッチし、脳まで伝えることで、肌はもっと美しくなれる。つまり、大切なのは適切に感じられる、肌感度の最適化。

お話を伺ったのは……
皮膚科専門
澤田美月さん
大学病院皮膚科の医局長や准講師を経て経堂皮膚科・泌尿器科を開院。日本香粧品学会の評議員を務め、コスメにも詳しい。

 

30代は女の一生で一番
肌が知覚過敏になりやすい時期

感覚は鈍るといったが、一方で感覚が過敏になるときもある。乾燥肌や敏感肌だ。

「肌の奥にあるはずの感覚神経が肌表面に向かって伸びてしまうと、本来なら反応しないちょっとした刺激も感じ取り、ヒリつきやかゆみが生じる„知覚過敏“に。花粉症などのアレルギーがある人のほか、ホルモンバランスが大きく変わり、免疫が活発に働きすぎる20代後半から30代に起こりやすい現象です」と澤田先生は指摘。

ヒリつきやかゆみは不快なだけではなく、炎症を起こして、さらなる肌荒れに繫がり、老化を進めることに。

「シンプルですが大事なのは保湿。乾燥肌や敏感肌の乱れたバリア機能を保湿ケアで整えると、感覚神経の伸張がストップするといわれています。ただ、化粧水などで肌に水分を与えても、その水分が蒸発するのを防ぐケアが足りてない人が多いですね。仕上げにワセリンやバーム、クリームなどで水分を密閉し、蒸散を防ぐ必要があります。知覚過敏な肌は、化粧水がしみやすいという傾向があるので、ムリに使う必要はありませんが、だからといってワセリンだけ塗っていても肌の中が水分不足では潤うまでにかなり時間がかかる。その場合は、入浴後の角層水分量がアップしているときにお手入れを。また、かゆみやほてりがあるときは、冷たい濡れタオルをあてるのも肌の鎮静化に役立ちます」

そもそも神経が伸びないように感覚をトレーニングして健やかな肌を保ちつつ、それでもヒリついたら感覚を鎮めて、バリア機能を正常に整えるケアを。常に肌感度を最適化しておけば、お手入れのたびに幸福感が得られ、ダメージに強く、コスメが効きやすい不老肌が手に入る。

 

保湿でバリア機能を立て直す
シンプルだけどもっとも効果的

画像: 左から・トリートメントクリーム 26g¥8500/THREE(2/21発売)、コンフォート コンセントレ バーム マスク 75g¥5200/クラランス、イハダ 薬用バーム〈医薬部外品〉20g¥1350/資生堂薬品(2/1発売)

左から・トリートメントクリーム 26g¥8500/THREE(2/21発売)、コンフォート コンセントレ バーム マスク 75g¥5200/クラランス、イハダ 薬用バーム〈医薬部外品〉20g¥1350/資生堂薬品(2/1発売)

1.
あらゆることに反応しやすい
虚弱肌を救う

肌の自己防衛力を高めて乾燥、花粉、PM2.5などの刺激に負けない肌に。リッチな潤いと精油の力でストレスを跳ね返せる強さを養う。

 
2.
油分不足の肌を濃厚に潤し、ふっくらと

皮脂が足りずに起こる肌荒れやつっぱり感、メイク時のむずむずを10分で鎮静。マンゴーバターがとろけてバリア機能をフォロー。

 
3.
とろけてきっちりと保護する
御守りバーム

資生堂が開発した純度の高いハイグレードな高精製ワセリンを使用。ベタつきがなく軽やかにのびてピタッと密着し、潤いを密封。

 

画像: 左から・ラ ソリューシオン 10 ドゥ シャネル 30㎖¥10000/シャネル カスタマー・ケア・センター(香水・化粧品)、カルテ クリニティ スタビライズ エッセンス〈医薬部外品〉30㎖¥2500(編集部調べ)/コーセー、アベンヌ トレランス エクストレーム クリームEX 49g¥3500/ピエール ファーブル ジャポン(1/21発売)

左から・ラ ソリューシオン 10 ドゥ シャネル 30㎖¥10000/シャネル カスタマー・ケア・センター(香水・化粧品)、カルテ クリニティ スタビライズ エッセンス〈医薬部外品〉30㎖¥2500(編集部調べ)/コーセー、アベンヌ トレランス エクストレーム クリームEX 49g¥3500/ピエール ファーブル ジャポン(1/21発売)

4.
ほてりやチクチクなどの違和感を軽減

ストレスなどの影響で過敏になる肌は、神経線維を刺激する因子が過剰につくられすぎていることに注目。不快感を鎮めて正常な肌へ。

 
5.
化粧水がしみる知覚過敏な肌をガード

バリア機能が低下して、ピリピリなどの感覚刺激が伝わりやすくなった肌に。洗顔後ぐに使って。

 
6.
温泉水がほてりを鎮め、穏やかに整える

配合成分を8つに抑えたミニマム処方で肌を刺激することなく、外部刺激からは保護。

 

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●情報は、FRaU2018年2月号発売時点のものです。
Photo:Satoshi Yamaguchi , Reiko Toyama Text:Hiromi Narasaki Edit:Sachico Maeno

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