新しい年がスタートすると同時に新しい生活がはじまり、戸惑いながら早くこの環境に慣れたいな、と思う今日この頃。4月からは長男が小学生になり、これまた新生活が始まるので、今年は家族でバタバタとした1年になりそうです。

 

『もしも、あの時……』

そんな中、お正月旅行へ向かう飛行機内で、奇跡的にも息子が寝てくれたため、もう何年かぶり?に映画を観ることができました。色々あるなか、やっぱり話題作は観ておかないと、と選んだのが、『ラ・ラ・ランド』。

すでにブームは過ぎ去り今更感満載ですし、映画の細かいことはよく分からないのでチープな感想で申し訳ありませんが、単純に面白かったです! 観終わった後の心をギュッと摑まれたようなあの感じ。同様に人生をここまで進んできてしまったからこそ感じる “切なさ”。

当然ですが、人生に後戻りは出来るはずもなく、でも、もしもあの時、もう一つの道を選んでいたら、と映画の主人公のように想像してみる。うーん。思い返してみても、私には「もしもあの時……」と思うことが、なんと一つも思い浮かびませんでした(笑)。

いや、反省は山ほどあるんです。20代の頃の言動なんて、戻れるものならあの頃に戻って当時の自分をひっぱたいて説教してやりたい! そんなことは山ほど。

 
選択肢が複数あって、その決定は自分次第だった人生の分岐点において、「もしもあの時……」と思うこと、あなたにはありますか??

恋愛において「男性はフォルダ保存で女性は上書き保存」と言われているように、女性は少ないのかもしれません、過去を後悔することは。男性と比べると女性は今を生きているし、選択した道が正しいと思い込めるし、正しかったと思えるように努力もする。

そうだ、この思い込みと努力こそが大切なのかもしれない。目の前に並べられた全ての選択肢は、どれも正解でも不正解でもなく、選んだ後にそれを正解の道にするべく努力をする。一時的には違ったかもと感じても、長い目で見て、ああ、この日のためにあの瞬間があったんだと、きっと思い、私たちは前を向く。自分で選んでいない道ですら、その結果を受け入れ、やはりそれは幸せになるために必然だったんだ、と答えを探し出し、そして感謝する。すべての道は “幸せ” へと続く。ああ、人生ってなんて素晴らしいんだ! 女性ばんざ〜い!!!

なーんて、そんな訳ありませんね。

そんな風に生きられれば最高だけど、これからいくらだって後悔や、選択した後に立ち直れないんじゃないかなと思うぐらい自分を責め落胆することだってきっとあるわけで……。

でも、どの選択肢も正解でも不正解でもないのなら……。

どれを選ぶかではなく、選んだ後が重要であるなら……。

やはり私たちに、「もしもあの時」なんて振り返っている暇はなさそうです。

 
新しい一歩を。

短い間でしたが素敵なお仕事に巡り合えたことに感謝を込めて。

 

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PROFILE

中村仁美 Hitomi Nakamura
1979年6月8日生まれ。2002年にお茶の水女子大学生活科学部を卒業し、フジテレビ入社。2011年人気お笑いコンビ「さまぁ~ず」の大竹一樹さんと結婚。2児の子育てをしている。’17年7月、15年間勤務したフジテレビを退社。現在はフリーアナウンサーとして活動中。

 
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。

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