長く愛される名店の新しい楽しみ方から、最新スポットまで、トピック切りでご紹介。食に精通する料理家や取材チームが実際に食べておいしかった店を始め、台北「食う、買う、遊ぶ」の最旬情報を厳選。

伝統料理をより軽やかに、見目麗しく洗練されたモダンスタイルの台湾料理がさらに進化中。素材の持ち味を生かし、シンプルかつ丁寧な仕事で生み出される料理は、家庭料理のような親しみやすさで優しく胃袋を満たす。

 

シンプルに、清らかに
洗練された極上の家庭料理

葉公館

オーナーシェフの葉文龍さん。レストラン投資業からシェフへ転身し、昨年この店を開業。世界各国の美食を食べ歩き、確かな審美眼で素材を選び、シンプルな家庭料理をこよなく愛する。

「気取った料理ではなく、私のルーツである上海の家庭料理をより多くの人に味わっていただきたい」と、オーナーシェフの葉文龍さん。彼が腕をふるうのは四川料理と上海(揚州)料理の良いところが融合した川揚料理。
 

画像: 希少部位である牛のミスジを贅沢に使った、葉シェフのスペシャリテ、四川風ビーフジャーキー「燈影牛肉」180元。

希少部位である牛のミスジを贅沢に使った、葉シェフのスペシャリテ、四川風ビーフジャーキー「燈影牛肉」180元。

スタイルやジャンルを優先するのでなく、その食材に最適な調理法で素材の持ち味を引き出すため、丁寧な仕事ぶりには一切の妥協がない。
 

奇をてらうことなく本当にシンプルで清らかな味わいの料理は、洗練されているのにあたたかな優しさがある。
 

画像: 厨房は清潔感あふれるオープンスタイル。

厨房は清潔感あふれるオープンスタイル。

葉公館(イェゴングァン)
台北市大安區安和路二段118號 1F
☎02-2736-1999
営業時間:11:30~14:30、17:30~21:30
定休日:旧正月

 

オーガニックにこだわる
ヘルシーで優しい家庭料理

東雅小廚

画像: 東雅小廚

自然、有機、無農薬、無添加を合い言葉に、オーガニックな食材を低温でゆっくり調理したヘルシーな創作料理がずらり。伝統的な中華料理をベースに家庭養生料理に昇華させたメニューは、どれもさっぱりした口当たりながら滋味深く、どんなに食べても胃もたれ知らず。油こってり料理に食べ飽きたら、迷わずここへ。

写真左から時計回りに、プリッとかみごたえのあるイカとしゃきしゃきセロリの歯ごたえが小気味良い「天和芹菜透抽」(セロリとイカ炒め)680元。非遺伝子組み換え大豆を使ったゆばを低温でじっくり揚げた看板メニュー、「脆皮豆包」(揚げゆばの特製ソース添え)260元。ゆばの甘みが際立つおいしさ! 自家製青菜漬を使った「上海菜飯」180元。
 

画像: モダンで爽やかな店内。

モダンで爽やかな店内。

画像: 店名には「東」=東方料理、「雅」=繊細な料理の意味が込められている。

店名には「東」=東方料理、「雅」=繊細な料理の意味が込められている。

東雅小廚(ドンヤーシャオチュー)
台北市大安區濟南路三段7-1號
☎02-2773-6799
営業時間:11:30~14:00、17:30~21:00
定休日:旧正月

 

センス光る台湾家庭料理の
隠れ家レストラン

時寓

画像: 台湾のNewカルチャーやレストランを紹介する書籍で何ページも特集が組まれる程、趣のあるレストラン。

台湾のNewカルチャーやレストランを紹介する書籍で何ページも特集が組まれる程、趣のあるレストラン。

店名の意味は時計のアパートメント。大切な人たちと食卓を囲む楽しい時間のまま止まってほしいという願いを込めてつけられたそう。壁には時が止まったままの時計、レトロな店の雰囲気。
 

画像: 時寓

全ての要素がセンス良く、料理の味を引き立てるスパイスになっている。もちろん味も格別。ノスタルジックな台湾時間を過ごせる秘密の場所へ。

山椒が効いた濃厚な味わいの牛肉麵は、シェフが3年間の時をかけ研究し、12種類の漢方香辛料を煮込んで完成したこだわりの品。「牛肉麵」250元。定番屋台料理、「滷味併盤」(台湾のおでん)280元。台湾地ビールとも相性抜群。「烏魚子」(カラスミ)380元。
 

画像: 小さな看板と入り口は見つけづらく、まさに隠れ家と言っていい。

小さな看板と入り口は見つけづらく、まさに隠れ家と言っていい。

時寓(シーユー)
台北市中山區建國北路一段68號 2F
☎02-2506-9209
営業時間:18:00~22:00、土・日12:00~15:00、18:00~21:00
定休日:月・火

 
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。
Photo:Yoshiki Okamoto(葉公館・東雅小廚), Koichi Tanoue(時寓) Text:Chisa Nishinoiri(葉公館・東雅小廚) Composition:Yumiko Ito(時寓)

 

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