台湾人のライフスタイルは、バラエティーに富んでいます。歴史的に先住民、オランダ、日本、中国の影響を受けてきた台湾。漢方の考えが根付き、中華っぽい赤や金が街中にちりばめられているのに、日本統治時代に残された日本の古いものや侘び寂びも好む。最近は、台湾先住民の文化も見直されてきました。

台湾で是非買って帰ってもらいたいのは、日本にはない台湾らしいもの。ずっと昔から普通に使われているものから、日本には真似できないような強いこだわりから生まれた新しいものまで、西に東に街歩きをしないと見つかりませんよ。作っている人、売っている人に会えばもっとディープな台湾を味わえます。ひと味違う台湾土産、持ち帰ってみませんか?
 

教えてくれたのは……
青木由香さん
神奈川県生まれ。2003年より台湾に住む。’05年、現地の出版社から出版された『奇怪ねー台湾』がベストセラーに。’11年には日本でも出版。’11年、’12年のFRaU台湾特集では愛情たっぷりに監修を担当し、『最好的台湾』という一冊にまとめられた。その他の著書に『台湾ニーハオノート』『好好台湾』『台湾の「いいもの」を持ち帰る』など。最新情報は「台湾1人觀光局」※「ほぼ日刊イトイ新聞」に支所あり。

 

ウマウマクリアスープを生み出す
レトロなカメ

陶瓷燉甕(タオツゥドゥンウォン)

画像: 小 130~330元

小 130~330元

「直火でなく蒸すことで、濁りない美味しい鶏のスープを作る。漢方を煎じるときにも使われる、食材の栄養と旨みを十分に引き出す。そこで登場するのは、この重い陶製容器。分厚いふたは、加熱時に旨みを閉じ込めてくれる。メーカーは数あれど、このレトロな庶民的なタイプが現代の食卓になかなか合うのです」
 

泰元五金行(タイユェンウゥジンハン)
台北市萬華區康定路193號
☎02-2308-4244
営業時間:14:00~20:00
定休日:不定

 

壊れた道具から生まれる
無国籍なランプ

桌燈(ヂョウデン)

画像: 3000元〜

3000元〜

「元骨董屋の楊さんは、壊れた古いものでランプを作る。フルーツボウル、トランペット、顕微鏡、水道管など、彼にかかると排水口だってパリの街灯風になる。壊れたものに光を灯すようになったのは、骨董屋時代、欠けたものの価値がないとされるのが残念だったから。ランプというより、もはやオブジェ。アイディアが尽きない」
 

火金姑工作室(ホージングーゴンツォーシ)
台灣台北市大安區永康街75巷21-1號
☎0916-397-432
営業時間:15:00~22:30
定休日:不定

 

いいお茶を美味しく飲むには
いい茶器を!

鬥彩吉祥花茶器(ドウツァイジーシャンホァー)

画像: 左から・茶杯1000元、茶托1000元、茶壺5200元

左から・茶杯1000元、茶托1000元、茶壺5200元

「お茶は茶器によって茶葉本来の味が出せなかったり、逆に魅力が増したりする。せっかくのいい台湾茶を、日本の自宅にある大きな急須で済まそうなんて思わないで! 茶道具は、適当なものでも値段はそこそこ。ならいっそのこと作家ものはいかが? 写真は、有名な黃昌蓋の作品。個性的で品がある絵付けに財布の紐、緩みませんか?」
 

沁園(シンユェン)
台北市永康街10-1號
☎02-2321-8975、02-2395-7567
営業時間:11:00~11:00
定休日:なし

 

良質な竹が育つ
台湾ならではの、日用品

極細刷頭黑馬毛竹牙刷
(ジーシーシュァートウヘイマーマオヂューヤーシュワー)

画像: 150元

150元

「この歯ブラシ、見た目がいいだけじゃない。まず、ブラシの部分は、馬毛を使用。動物の毛は、汚れをしっかり落とし、ナイロンのように反る癖がつきにくいから長持ちする。そして竹の部分。薬品による処理は一切せず、手で成形している安全さ。良質な竹を有す台湾ならでは。軽くて、誰もが使う日用品。最適な台湾土産です」

amouter
台北市大安區羅斯福路三段283巷7弄10號
☎02-2366-1110
営業時間:10:00~22:00
定休日:なし

 

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●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。
Direction & Text:Yuka Aoki Photo:Kiyoko Eto(Taipei), Riki Kashiwabara(cut-out)

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