よく『台湾の京都』、なんて言われている。台北から新幹線で約2時間。“台南” という名のとおり南部に位置するこの地は、かつて初の首府が置かれ、貿易盛んな港町として栄えてきた。今では歴史的建造物とモダンで洒落たものが混ざり合い、どこかノスタルジックなムードも魅力の一つだ。さらに数多くのローカルフード発祥の地でもあり、ここでしか食べられないものも目白押し! 旅ということを忘れてしまいそうなほど緩やかな時間の中で、のんびりと全てを味わい尽くそう。

夜もすっかり更けたら、もうひと盛り上がりが大人の旅のお約束。ついついお酒が進んで饒舌にさせるお店が、もちろんここ台南にも。むしろ居酒屋風のお店は台北よりもこっちが盛ん! 記憶に残る夜にしよう。

 

台南名物、滷味(ルーウェイ)
つまみに外飲みする!

感性魯味

好きな食材を自分で選び、それを醬油ベースのタレで煮込む滷味。お店ごとにその煮込み汁のレシピが違うことから、味がかなり違うのも面白い。このお店では鶏や豚肉の出汁に、スパイス代わりの漢方を豊富に入れ、化学調味料は一切使っていないのが自慢。風味が豊かなところも人気の理由。
 

画像: 完成! 調味料と一緒に食す

完成! 調味料と一緒に食す

今回選んだ食材は、豆干(干し豆腐)、大腸、海帶(昆布)、滷蛋(煮卵)、猪頭皮(豚の頭皮)等々。少しでも気になったらトライすると、ワクワクするはずだ。台南や夜市などで多く見かける滷味のお店は、ご飯や麺類があまりないところが多いんだとか。でもここは、そんな炭水化物系も豊富。

 
ほかにもこんなメニューが!

画像: チャーシュー麵 100元

チャーシュー麵 100元

いわゆる裏メニュー。お店にチャーシューがあるときだけ提供可能のため、ぜひ尋ねてみよう。
  

画像: 爌肉飯 60元

爌肉飯 60元

甘めのタレの角煮ご飯は、食が進む味でどんどん進んでしまう美味しさ。がっつりお腹を満たすことも可能だ。
 

画像: ほかにもこんなメニューが!

感性魯味(ガンシンルーウェイ)
台南市中西區尊王路90-1號
☎06-222-4203
営業時間:17:00~2:00
定休日:なし

 

秘密基地BARの雰囲気を楽しむ

燒貨美食商號

画像1: 燒貨美食商號

チカチカ点灯するネオンが出迎える怪しげな様子から、入りにくい居酒屋としてテレビで紹介されたことがあるという。寡黙なオーナーが昔タイ料理人とバーテンダーをしていたそうで、そのまま合体させたタイ料理居酒屋だ。ただ、味は本格派! この日も学生たちで夜遅くまで賑わっていた。
 

画像2: 燒貨美食商號

昭和レトロなムード漂う、混沌とした店内が台南ナイトを盛り上げる。ハリウッドセレブやサッカー選手の写真などが、あちこちに貼られているのも面白い。
 

画像: タイ風イカサラダ 150元

タイ風イカサラダ 150元

サークルの飲み会?と思しきグループの喧騒も、楽しいスパイスに。涼拌花枝(タイ風イカサラダ)はピリリと辛く、本場の味。ビールの種類も多く、飲みすぎに注意。
 

画像3: 燒貨美食商號

燒貨美食商號(サオフォメイツーシャンハオ)
台南市中西區海安路二段296巷20號
☎06-226-9107
営業時間:18:00~5:00
定休日:水

 

古民家BARでまったり飲む

Kinks 老房子

画像1: Kinks 老房子

2005年のOPEN当時、古民家をリノベーションしたバーはここが初というパイオニア。ロックとヴィンテージ家具が好きなオーナーは、当時レコード店に勤めていたそうだ。音楽を聴かせるお店を作りたいと台湾中の古民家を探し回り、やっと見つけて開店したという。部屋ごとに色の違う、サイケデリックで味のある空間でお酒とトークに没頭したい。
 

店名のKINKSは、オーナーが一番好きなバンドに由来。ドアには好きな曲のリリックが書かれていたり、ポスターやアート作品などが彩りを添える。夜遅くから混みはじめ、23時以降が一番賑わいを見せる。
 

ビールやカクテルだけでなく、フードも充実している。お腹がすいたとしても、ここならば安心だろう。
 

画像2: Kinks 老房子

Kinks 老房子(キンクスラオファンズ)
台南市東區青年路232巷25號
☎06-208-5152
営業時間:18:00~翌2:00、金・土~翌2:30
定休日:なし

 

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●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。
Photo:Yuzo Touge Text:Kazuko Moriyama Coordinate:Ryo Wang , Sachiko Tanaka(TOP TAIWAN)

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