アスリートはなぜ美しいのか? 才能があることはもちろん重要である。でも一番の理由は、そのスポーツを愛して、楽しんでいるからだ。そんな彼女たちの姿からは、きっと強く美しく生きるヒントがもらえるはず。

 

美しきスポーツ女子②
Alexandra “Alex” Owens

“踊ることは生きること”
誰もがそんな何かを求めて

画像: Paramount Pictures / Photofest / Zeta Image Directed by Adrian Lyne Shown: Jennifer Beals (as Alex Owens) 主人公アレックスは倉庫を改装した自宅で毎夜踊る。

Paramount Pictures / Photofest / Zeta Image Directed by Adrian Lyne Shown: Jennifer Beals (as Alex Owens)
主人公アレックスは倉庫を改装した自宅で毎夜踊る。

1983年公開のアメリカ映画『フラッシュダンス』。ジェニファー・ビールス演じる、まっすぐでキュートな主人公・アレックスの、ふわっふわのカーリーヘア、オフショルダーのトップス、ハイレグのレオタード、レッグウォーマー、アーミージャケット、そしてダンスがストリートのものとして輝いていた頃の路地裏の日常……そんな’80年代の気分がちりばめられている。映画の中で心から嬉しそうに踊るアレックスの姿には、タイトル通り、時代の閃きと煌きがあった。

本作のヒットには、エアロビやフィットネスのブームという表層的な消費以上に、きっと誰もが、身体性を回復することや自身の体をめいっぱい使うことの心地よさに気づき始めた時代背景がある。アレックスのダンスシーンが何かを回復したいとき(それは昔の若く無邪気な体かもしれないし、ときめきかもしれないし、自信かもしれない)必ず見返したくなるのは、多分、そんな理由があるからだ。

『フラッシュダンス』 “Flashdance”
1983年公開。エイドリアン・ライン監督。ピッツバーグを舞台に、18歳の少女アレックスが昼は溶接工、夜はキャバレーのダンサーとして働きながら、プロのダンサーになる夢を追う。アウトローが正統をその情熱で揺り動かすという痛快さも楽しい、’80年代を象徴する作品。

 

▼こちらの記事もチェック!

This article is a sponsored article by
''.