アスリートはなぜ美しいのか? 才能があることはもちろん重要である。でも一番の理由は、そのスポーツを愛して、楽しんでいるからだ。そんな彼女たちの姿からは、きっと強く美しく生きるヒントがもらえるはず。

 

美しきスポーツ女子⑤
Laila Ali

私たちは戦い続けるべきだ
レイラ・アリのように

画像: Harry Langdon / Idols / Zeta Image Laila Ali 自信に満ちた言動に実力が伴っていた。

Harry Langdon / Idols / Zeta Image Laila Ali
自信に満ちた言動に実力が伴っていた。

レイラ・アリの存在を、ボクシングの世界を超えてポピュラーなものにしたのは、2004年にアディダスが作った父娘共演CMだった。軽やかにステップを踏みながら “ザ・グレイテスト” モハメド・アリに立ち向かう(もちろん合成)彼女の、清々(すがすが)しく意志のある顔つきにはドキリとさせられる。

18歳でネイリストからボクサーに転向した少女は、父の威光や女性ボクサーの目新しさに依存することなく、自らの努力と実力で王者の座をつかんでいる。そのCMの中で彼女はこう語る。

「不可能なんて、ただの評価。事実じゃない」

時代は変わっても、それまでの固定観念から人々が自由になるには時間がかかる。だから、女子ボクシングの黎明期にレイラが戦い続けたものは、目の前の対戦相手だけではなかったはずなのだ。

私たちにも戦うべき何かがあるのなら、レイラ・アリのように、しなやかに豪快に、自分の手で勝利をつかみたい。そう思える強さを、彼女は私たちに見せてくれる。

 

PROFILE

レイラ・アリ Laila Ali
元ヘビー級王者、モハメド・アリの8番目の子ども。レイラが生まれた後に両親は離婚しており、偉大なる父親からボクシングの英才教育を受けてはいない。1999年にデビュー。2007年、世界スーパーミドル級の各団体統一王者のまま、結婚のため引退。戦績は24戦全勝。


●情報は、FRaU2018年5月号発売時点のものです。

 

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