常連客の紹介によって “客” になることができる料亭と、その座敷だけで楽しむことができる芸者衆の踊り。幕末に興った新橋花柳界が、「一見さんお断り」の世界であることは言わずもがな。

そんな伝統と格式の世界を、気軽に、そしてより華やかに「一見さん大歓迎」で楽しめるイベントがあるのをご存知ですか? 日本の文化と粋が詰まった新橋花柳界の魅力を知ることができる年に一度、4日間限りの貴重なイベント「東をどり」が、2018年 5月27日(日)まで開催中です! 

今回は、着物姿で楽しみたい、東をどりの注目ポイントを紹介します。

 

「東をどり」とは?

画像: 「東をどり」とは?

幕末に興り、維新を前に薩長の志士を迎えていた新橋花柳界。明治になり、政府の中枢を担う彼らとともに街は大きく発展し、“芸の一流” を街の目標として稽古を重ね、「芸の新橋」と呼ばれる芸処に。

1925(大正14)年、新橋芸者の芸を発表する場として建てられた新橋演舞場のこけら落とし公演が東をどりの始まりでした。回を重ねて現在は、舞台に芸者衆の粋と艶、幕間は料亭の食の競演、さらに銘酒も揃えて日本を五感で楽しむ催しになっています。

 

日本の粋を感じるなら
着物に身を包んで!

せっかく日本の文化にふれるなら、和装で足を運びたいところ。とはいえ、着物を購入したり、着付けを習ったり……というのは少々ハードルが高いと感じてしまうのも本音。そこでオススメしたいのが、ホテルの着物レンタルプランです。
 

画像1: 日本の粋を感じるなら 着物に身を包んで!

竹芝にあるホテル インターコンチネンタル 東京ベイ内のビューティーサロン アクア・グラツィエ(2018年 6月1日より「デスティニー ライン 東京ベイ」に店名変更)では、2018年 4月20日から「着物レンタルプラン」(¥6000~)がスタートしています。

このプランは、着物、帯、巾着、下駄または草履のレンタルと着付けがセット。さらに簡単なヘアアレンジがセットになったプランや、メイクや本格的なヘアセットといったオプションも。
 

予約時に色や雰囲気など、着たい着物のイメージを伝えておくと、事前に何パターンがセレクトしておいてもらえるのでスムーズです。
 

画像2: 日本の粋を感じるなら 着物に身を包んで!

着付けの時間は20分程度とあっという間。着付けに必要な紐や帯板、襟元の着崩れを防止してくれるコーリンベルトなど、細かいアイテムもすべて用意してもらえるので、女性はキャミソールだけ着用していけば、あとは手ぶらでOK。
 

画像3: 日本の粋を感じるなら 着物に身を包んで!

オプションのヘアセット(¥9000)の所要時間は30分ほど。アップスタイルに仕上げてもらうと、着物姿もより引き締まります。
 

華やかな着物をまとったら、そのまま東京散策へ! ホテルから徒歩3分の日の出桟橋から水上バスに乗り、浅草やお台場へ向かうのも楽しそう♪ 

今回は、ホテルの3階から直結している、竹芝駅からゆりかもめに乗って新橋へ向かいます。

ビューティーサロン アクア・グラツィエ
東京都港区海岸1-16-2 ホテル インターコンチネンタル 東京ベイ内
☎03-5404-2130
営業時間:11:00~20:00 ※最終受付19:00
定休日:火
http://www.interconti-tokyo.com/news/event/kimono.html
 
【着物レンタルプラン】
Aプラン(着物レンタル)¥6000
着物、帯、巾着、下駄または草履、着付けを含む。男女ともに利用可能。
Bプラン(着物レンタル&ヘアアレンジ)¥11000
着物、帯、巾着、下駄または草履、着付け、ヘアアレンジを含む。女性のみ利用可能。
 
※サイズはM、Lをご用意しております。
※女性のお客様はキャミソールを着用ください。
※肌着は別売り¥2000にてご用意しております。
※営業時間外の返却は、ベルデスクにて承ります。
※オプション:スタジオ写真1カット ¥3000、ポイントメイク(15分)¥3000、フルメイク(30分)¥8000、ヘアセット(30分)¥9000
※2018年 6月1日より「デスティニー ライン 東京ベイ」に店名が変更されます。

 

料亭の三大要素すべてを
楽しめる「東をどり」

画像: 料亭の三大要素すべてを 楽しめる「東をどり」

美しい芸者衆の舞を一見さんでも見られる貴重な機会とあって、東をどりは初日から多くの人で賑わいます。

来場するほとんどの人が、開幕ギリギリではなく開場時間に合わせて訪れるのは、開場から開幕までの30分と、第一部と第二部の間の休憩30分、併せて1時間の幕間にもお楽しみが満載だから。

新橋演舞場を大料亭に見立てた東をどりでは、料亭の三大要素と言われる「料理・旨酒・芸者」のすべてを堪能することができるんです。

 
料亭の三大要素①料理
新橋の老舗料亭が味を競い合う

まず注目したいのは、「松花堂弁当」。実は、松花堂弁当は、1930年に創業した新橋花柳界の料亭、東京吉兆の初代主人が考案したもの。東をどりでは、東京吉兆の献立を基に、東京吉兆・新喜楽・金田中・米村・松山の5軒の料亭が味を競います。
 

画像: 味を競う陶箱 松花堂弁当(金田中)

味を競う陶箱 松花堂弁当(金田中)

事前予約制の「味を競う陶箱 松花堂弁当」(¥6000・税込み ※数量限定のため、完売の場合あり)は、5軒の料亭のうち、日替わりで2~3軒が出店。メニューは同じなのに、手がける料亭によって仕上がりはさまざまという、面白い企画です。

さらに変わっているのが、注文システム。「この料亭の松花堂弁当を」と料亭指定でオーダーするのではなく、ただ「松花堂弁当」と事前予約。当日、地下食堂の席に着いた時に初めて、自分がどの料亭の松花堂弁当に当たったかが分かるというサプライズ! これも粋な遊び心です。2名で予約した場合は、それぞれ別の料亭の松花堂弁当が当たるように用意してもらえます。

また、どの料亭の松花堂弁当になっても、甘味はすべて東京吉兆によるもの。黒糖を練り込んだわらび餅のコクのある味わいとトロリとした食感はまさに絶品です!
 

画像: 料亭の鮨折(東京吉兆)

料亭の鮨折(東京吉兆)

味を競い合う松花堂弁当に対し、5軒の料亭(東京吉兆・新喜楽・金田中・米村・ふぐ料亭wanofu)が話し合って内容を決め、味を揃えたという「料亭の鮨折」(¥2000・税込み)。海老や焼き穴子、白魚、厚焼き玉子、ミョウガ、絹さやといった具材を散らした折り詰めは、豪華で美しい!

こちらも松花堂弁当同様に、どの料亭の鮨折が当たるかは蓋を空けてのお楽しみ。鮨折は、演舞場内の売店で、当日販売も行っています。

 
料亭の三大要素②旨酒
美酒と文化にふれる幕間

開幕前と休憩時間の1時間、新橋演舞場の2階には、日本を遊ぶ場 “文化のサロン” が登場します。芸者衆が名刺代わりに使っている「千社札」や、それを貼ってアレンジできる「東をどり団扇」、銀座の老舗・松崎煎餅による「東をどり煎餅」などを販売するお土産処のほか、「旨酒」を堪能できるブースも。 
 

「新ばし料亭 酒処」には、料亭がオススメする日本酒がズラリ。
 

画像: 料亭の三大要素②旨酒 美酒と文化にふれる幕間

美味しいお酒とともに、味比べができる玉子焼などのおつまみも。
 

「ドン ペリニヨン ブース」では、極上のシャンパンであるドン ペリニヨンを、東京吉兆よる繊細な和のおつまみとともに。東をどりの名物でもある、一流の東西文化のマリアージュ!

 
料亭の三大要素③芸者
華やかな舞台&幕間の触れ合い

「東をどり」最大の見どころは、やはり「芸者」です。舞台での舞を鑑賞するのはもちろん、幕間にも触れ合うチャンスが!
 

画像1: 料亭の三大要素③芸者 華やかな舞台&幕間の触れ合い

第一部と第二部の間の休憩時間に開催される「点茶席」では、芸者衆のお点前を間近で見ることができます。※お茶券は当日購入。
 

画像2: 料亭の三大要素③芸者 華やかな舞台&幕間の触れ合い

同じく休憩時間には、芸者衆がロビーに登場することも。運が良ければ、直接お話できたり、一緒に写真を撮ってもらうこともできます。
 

画像3: 料亭の三大要素③芸者 華やかな舞台&幕間の触れ合い

これぞ芸者!という姿を見られる舞台。西川流の西川左近家元が総合演出を手がける今年の舞台のテーマは、「古典で見せる新橋の芸」。舞台上で長唄を唄ったり、三味線を弾いたり、艶やかな姿を見せる新ばし芸者衆には、女性であってもうっとりすること必至です。

フィナーレで、「黒の引き着」をまとった芸者衆がズラリと舞台に並ぶ様は圧巻。俗曲「さわぎ」の小気味良い節に乗せた踊りは、東をどりの名物です。

 

遠くなった日本文化を気軽に楽しむ
4日限りの大料亭「東をどり」へ!

憧れはあってもなかなか接する機会がない日本文化を、身近に感じられる4日間。当日券の販売もあるので、ぜひ足を運んでみてください!
 

第94回 東をどり
日時:2018年 5月24日(木)~5月27日(日)※全10 回公演
①24 日・25 日は二回公演
昼の席/開場12:30 開演13:00~終演14:30
夕の席/開場15:20 開演15:50~終演17:20
②26 日・27 日は三回公演
壱の席/開場11:00 開演11:30~終演13:00
弐の席/開場13:10 開演13:40~終演15:10
参の席/開場15:20 開演15:50~終演17:20
 
会場:新橋演舞場(東京都中央区銀座6-18-2)
チケット:桟敷席¥9000、一階席¥7500、二階正面席・二階右席¥6000、二階左席・三階席¥2500
※学生割引:学生証提示で当日券を半額で販売。
※チケットの販売は、演舞場切符売り場、歌舞伎座、サンシャイン劇場、松竹系プレイガイドほかにて。チケットホン松竹☎0570-000-489 Web松竹:http://www1.ticket-web-shochiku.com/pc/

 
Photo:Young Ju Kim Composition:Aiko Hayashi

 

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