ボンジュール! TOMOKO NOURRYです。フランスは今、国鉄SNCFがストライキの真っ最中。バカンスシーズンのスタート時期なのに、観光業に従事する私たちにとっては結構な打撃・・・・。

ストライキといえば、「なんでも権利を主張するのが当たり前」なこの国においてはお家芸のようなもの。鉄道だけでなく、郵便局や学校の先生までもがストライキをするのには軽くカルチャーショックを受けました。

さてさて。今回は、私が住むPUY ST MARTINから車で20分の位置にある、MIRMANDE(ミルマンド)という村をご紹介。この村、「フランスで最も美しい村」の一つに認定された知る人ぞ知る村で、とってもラブリーな場所なのです。

 

中世の面影が残る
芸術家たちが愛した村

ローヌ川近くの緑に囲まれた小高い丘の上にある「ミルマンド」は人口600人ほどの小さな村。一歩足を踏み入れると、そこはまるで中世の世界。石畳の道や可愛らしい石造りの家が今でも保存され、まるで迷路に迷い込んだかような不思議な空気感が漂っています。

また、この村は、芸術家たちが多く住むアートな村として有名。過去には有名なキュビニズムの画家、アンドレ・ロートや女流画家、マーセル・リヴァーなどこの土地に惹かれたたくさんのアーティストや知識人たちが住み、彼らによって村の文化が一気に花開いたといいます。

その名残で、今でも様々なアーティストたちのアトリエやギャラリーが軒を連ね、ドローム・プロヴァンサルエリア随一の「アート村」と言われているのです。

 

テーブルに華を添える
地元人気no.1陶器のお店

有名な陶器のお店「POTERIE CALICOT(ポトゥリエ・カリコ)」。一点一点丁寧に絵付けされた、艶やかで色鮮やかな食器やカップなどが所狭しと並ぶ店内。

ドローム・プロヴァンサル地方の風景をイメージしたような、花や自然をモチーフにした絵柄が多く使われていて、素朴な雰囲気がありつつ、テーブルがパッと華やぎます。地元のファンも多く、この辺りではこの「カリコ」のアイテムを採用したカフェやレストランが多いんです。

 

繊細で可愛い
ガラス細工職人のアトリエ

「Atelier de Mademoiselle Jane」(アトリエ・ドゥ・マドモワゼル・ジェーン)。ここのオーナー兼アーティストのジェーンさんは、実は大の日本好き。訪れた時にたまたま展示されていた、日本の風鈴からインスピレーションを得たというこのカラフルなガラスのオブジェは、まさに風鈴のフレンチ版!? 

触れるとコロン、と可愛らしい音がして、日本人の私としては望郷の念に駆られました。その他、ガラス細工の可愛いアクセサリーや小物類も購入可能。

 

地元の職人たちの作品を集めた
高感度なセレクトショップ

ライフスタイルセレクトショップ「AU GRE DE MES ENVIES」(オ・グル・ドゥ・メ・ゾンヴィ)。まだ世にあまり知られていないアーティストや職人の作品をフィーチャーしたこのお店は、洋服、アクセサリー、小さな家具や陶器、リネン、ステーショナリー、コスメ、エピスリーに至るまでが洞窟のような空間に楽しそうに置かれています。

職人たちのこだわりが直に伝わる親しみやすさと、無意識に欲しかったものにうっかりと出会えてしまうような濃密なセレクションが魅力的!

 

ドローム・プロヴァンサル地方の風物詩
ラベンダー色に染まるバカンスを

「ミルマンド」の村は、コンパクトながらも坂が多く石畳なので歩くにも結構体力が要ります。小道を歩いていると、ほのかに漂うラベンダーの香り。そういえばもうそろそろ、ラベンダーが満開を迎える季節。辺り一面が紫色に染まるその光景は圧巻で、6月にもなると、モンテリマールや周辺の村のいたるところで「ラベンダー祭り」が開かれます。

鎮静、安眠効果もあるラベンダーは、バスタイムや料理のアクセントとしてこの地方では欠かせない存在。精油やコスメ、石鹸、ポプリなどの定番はもちろん、リキュールや砂糖菓子、ラベンダーのアイスクリームまで様々なものが販売されます。

ラベンダーは8月中旬ぐらいまで楽しめるので、この時期を狙って旅をするのもおすすめです。

ミルマンド
http://www.mirmande.org
http://valdedrome-tourisme.com/decouvrir/nos-villages/mirmande

 

PROFILE

TOMOKO NOURRY
「エル・ジャポン」「エル・マリアージュ」のエディターとして奔走する約10年間の生活を経て、フランス人パートナーの住むインドネシアへ移住。2017年渡仏。パリでのマダムライフを夢見ていたものの、まさかのど田舎暮らし、ホテルの女将業を仕事とすることに。

 

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