柔らかい光がよく似合う。でも、光の中に生まれるふわっとした陰影もまた、大人だけに似合うそれだ。“生命力溢れる彼” との結婚から2年――。女優としての輝きがどんどん増しているのは、私生活の充実によるものに他ならない。一人暮らしから二人暮らしへ。余計な物を削ぎ落とした暮らしが、彼女の内面をますます豊かにしていく。

 

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家のことに関して
夫婦で決まりごとは一切ないです

画像: ニット¥46000、パンツ¥49000/キーロ(スタジオ ニコルソン) ピアス¥38000/バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター(アニー コステロ ブラウン) シューズ¥46000/アマン(ペリーコ)

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家事は何でもやれるほうがやる。妻だから、女だから◯◯をやるべき、というルールはない。

優香:力仕事と配線ぐらいは、さすがに旦那さんにやってもらいますけど、その他の家のことに関しては、何一つ決まり事はないです。結婚したからと言って、『料理は私が!』なんて宣言しちゃったら、続かないことはわかっていたので(笑)。

古い夫婦の形態にとらわれない、新しいパートナーシップの形――。優香さんの話を聞いていると、その結婚生活はとても快適そうで、パートナーができたことで、前よりもっと澄んだ空気を吸って、豊かな光を浴びているように見える。

 

“ときどきの贅沢のために
お仕事頑張ろうね”って

画像: シャツ¥49000/キーロ(スタジオ ニコルソン) ピアス/スタイリスト私物

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InstagramやFacebookなど、“お洒落な日常を発表する場” を持たない優香さんは、「自分の日常をSNSで公開したいという気持ちは特にありません」と話すが、二人でいるときの居心地のよさは、二人が一番わかっていることだから、それを周囲にアピールして、“いいね!” なんて共感してもらう必要もないのだろう。

シンプルでカジュアルな日常に、ときどきの贅沢を――。そんな、リラックス感のある二人暮らしのペースが新しい。優香さん夫婦が実践する “ときどきの贅沢”、それはズバリ “食べること” だ。

優香:お仕事を頑張ったからとか、何かしら理由を付けて、“じゃあお寿司食べに行こう” とか、そういう感じで食べる贅沢を楽しんでいます。あとは旅行ですね。『結婚記念日だから、少しいい部屋に泊まろうか』とか、その “贅沢” を感じるレベルが、ほとんど一致していて、そこはすごくラクです。あと、私は “◯◯があったから、今日は贅沢しよう” の “◯◯” を見つけるのがすごく得意で。そうやって、“ときどきの贅沢のためにお仕事頑張ろうね” ってなることで、仕事にもハリができました。

 

空間って、一人より二人のほうが
ずっと使い道が広がる

画像: オールインワン¥39000/ナゴンスタンス ギンガムチェックシャツ¥30000/エンフォルド

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前から住んでいる部屋なのに、結婚したことによって、ベランダの使用法も格段に広がったという。

優香:そんなに広いベランダではないんですが、小さなテーブルが置いてあって、この間、ふと思いついて、『ねえ、あそこでフレンチトースト食べてみようか』って言って、お天気のいい日にベランダでフレンチトーストを食べました。でも、テーブルが小さすぎて、お皿からはみ出ちゃって大変で。夏は、ベランダでお酒も飲めるし、ひとり暮らしのときはほとんど活用しなかったベランダも、『こんどは野菜を作ってみようか。ゴーヤがいいかな、トマトかな』なんて計画を立てたり。空間って、一人より二人のほうが、ずっと使い道が広がるんだってことを、最近痛感しています。

 
他にも、旅行先で必ず、その地域にちなんだ箸置きを買うようにしたりと、二人暮らしの思い出と楽しみは増えていくばかり。

優香:青森に行ったらリンゴの箸置きにするとか。二人旅の記念に、わかりやすいモチーフのものを買っているんです。箸置きって、毎日使うものだから、『あ、今日はこれか』なんて話も弾むでしょ? でも、箸置きの引き出しに、トマトとかたい焼きの箸置きがあるのを見つけると、『あれ? これ、どこで買ったんだっけ?』って、なったりして(笑)。

 
今号のテーマの一つである “持たない暮らし”。優香さんの、飾らないエピソードの数々からは、ものを溜め込まない、風通しのいい日常が垣間見えるが、本人曰く、「割と、物は多いほう」だそう。ただ、年齢を重ねることで物欲が整理されてきた感覚はあるという。

優香:昔は、好きなブランドの新作が出ると、とにかく『欲しい』ってなっていたんです。そうしたら結局、着なかったもの、使わなかったものが増える一方で……。あるとき、一念発起して、『いつか着るかも』『いつか使うかも』って思い、とっておいたものを整理したら、精神的にもスッキリしたのか、ブランドに対する物欲も一緒に消えていきました。今は、靴もバッグも、使わなかったら、意味がないと割り切って、いいものを大切に、しっかり “愛用する” ようにしています。

 
本当に大切な人は誰か。本当に必要なものは何か――。結婚することで暮らしの本質に気づいたから、今の優香さんはこんなにもキレイなのだろうか。

 

PROFILE

優香 Yu-Ka
1980年生まれ。東京都出身。スカウトされたことをきっかけに芸能界入り。以降、テレビ、映画、舞台などで幅広く活躍中。


●情報は、FRaU2018年6月号発売時点のものです。
Photo:Keita Goto Styling:Ai Uga Hair&Make-up:Akemi Kibe Text:Yoko Kikuchi

 

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