場所、乗り物、洋服、家具や家電……かつては個人で所有していたモノたちを「効率的に共有できる」サービスが多く出てきています。そのなかから、いま話題のサービスの一部をご紹介。
※「広義のシェアサービス」という意味での「レンタル商品」も含む
 

お話を伺ったのは……
佐々木俊尚さん
1961年、兵庫県生まれ。作家・ジャーナリスト。事件記者、雑誌編集者を経てフリーに。『広く弱くつながって生きる』(幻冬舎新書)、『家めしこそ、最高のごちそうである。』(マガジンハウス)ほか著書多数。

 

「場所をシェアする」ことで
選択肢が広がる

これからは「オフィス」が選べる!?
注目のシェアオフィスから人気の民泊まで

画像: これからは「オフィス」が選べる!? 注目のシェアオフィスから人気の民泊まで

多くの企業が「働き方改革」に取り組み始めている昨今、とくにいま注目されているのがシェアオフィス。勤務先まで行かなくても、都合のいい場所にあるシェアオフィスに出勤することを認める会社も増えてきていて、自由なワークスタイルが登場している。勤怠はQRコードで管理することができ、個室からオープンスペースまで、さまざまなタイプが選べる所も。

そのほか、外国人観光客の利用で広がった民泊も、一棟貸しの形態のものは、家族連れや友人同士の大人数での旅行に大人気。一棟貸しは人数が多いほど料金がお得なものが多く、一人数千円ですむ場合も。繁忙期でも宿泊先の確保がしやすくなり、旅行先の選択肢を広げることもできる。

駐車場のシェアは、駐車場を借りる「ユーザー」と駐車場を貸す「オーナー」とをネット上でつないでくれるため、混雑が予想されるイベント会場周辺にて事前に駐車場を押さえておきたい場合や、配送など仕事で使いたい場合にも便利。

【サービスリスト】
シェアオフィス
・ワークスタイリング
・WeWork
・ナレッジソサエティ
 
民泊
・Airbnb(エアビーアンドビー)
・民泊アシスト
・STAY JAPAN
 
駐車場シェア
・akippa(あきっぱ)
・B-Times
・楽天パーキング

 

好きなときに
好きな乗り物で移動できる

乗り物は「所有する」ものから
「使いたいときだけ利用する」ものに

画像: 乗り物は「所有する」ものから 「使いたいときだけ利用する」ものに

いまや「所有していても維持費がかかるので、効率よく必要なときだけ使いたい」というのが、車に対する主流の考え方。とくに公共交通機関が発達している都心部では、車はシェアサービスで充分という人も増えてきている。維持費の心配もなく、気軽に車を利用できるということで、「車を手放す」ことへの不安も解消してくれる。

ドコモ・バイクシェア社が行っている「東京自転車シェアリング」では、この春から利用区域を拡大し、都内9区(千代田区、中央区、港区、新宿区、文京区、江東区、渋谷区、品川区、大田区)において、すべてのポートで貸し出し・返却が可能となった。東京9区以外でも全国主要都市にサービスが広がっていて、仕事で移動の多いビジネスパーソンや、国内外からの観光客の利用も増えている。保険にも加入しているので、万が一の事故の際にも安心だ。

さらにはボートやクルーザーを貸し借りできるクルーザーシェアリングも、憧れのクルージングを気軽に楽しめることから人気となっている。

【サービスリスト】
カーシェアリング
・タイムズカープラス
・カレコ・カーシェアリングクラブ
・オリックスカーシェア
 
サイクルシェアリング
・ドコモ・バイクシェア スマートシェアリング
・HELLO CYCLING
 
クルーザーシェアリング
・クルーザータイムシェアサービス(アニバーサリークルーズ)
・ankaa
・シェア・セーリング

 

お得に賢くファッションを楽しむ

洋服やバッグなどの
レンタルサービスを利用すれば
家のクローゼットもすっきり保てる

画像: 洋服やバッグなどの レンタルサービスを利用すれば 家のクローゼットもすっきり保てる

企業の古着買い取りやフリマアプリなどで、不要になった洋服をお金に換えるサービスが広がるなか、さらには普段着る衣服をシェアサービスで補おうという動きも注目されている。

たとえば「サスティナ」は、1ヵ月3900円でバッグやアクセサリーを含む15点が借りられるサービス。通勤や通学で毎日服を替えなければならない人たちにとっては、洋服代の節約にもつながるので重宝されている。また、「エアークローゼット」は、スタイリストがコーディネートを選んでくれるファッションレンタルサービス。着ていく服に悩まずにすむことで、朝の時短にもつながる。

そのほかシャネル、エルメス、ルイ・ヴィトンなどの高級ブランドのバッグが月額6800円で借りられる「ラクサス」や、レナウンが手がけるビジネスウェアのレンタルサービス「着ルダケ」、ドレスのレンタルサービス「dressy」など、もはや手持ちの洋服以外でも多彩なファッションを楽しめる時代となっている。

【サービスリスト】
普段着
・エアークローゼット
・メチャカリ
・サスティナ
・着ルダケ
 
礼服・フォーマル
・礼服レンタル.com
・dressy(ドレッシー)
・DMM.comいろいろレンタル
 
ブランド品など
・ラクサス
・SHAREL(シェアル)

 

生活必需品も
シェアサービスで賄える

家具や家電は高い買い物
使用感を試してから手に入れるという方法

画像: 家具や家電は高い買い物 使用感を試してから手に入れるという方法

ライフスタイルが多様化するなか、生活に欠かせないものもとりあえずシェアやレンタルですますという考え方が広がっている。とくに家具や家電などは高額なため、買ってから後悔したくないもの。そんなときは、レンタルしたもので実際の使い心地を確かめてから購入するという方法も。「DMM.comいろいろレンタル」では、水拭きができるロボット掃除機「Braava」などが人気だそう(1ヵ月5000円~)。ディノスの家具レンタル「flect」は、借りて気に入ればそのまま買い取ることができるシステムが人気を博している。

アウトドア好きには、キャンプ用品のほかキャンピングカーも借りられる「TENTAL」などが人気。レンタルならばキャンプ用品の収納場所に悩む必要もなく、いつでも気軽にキャンプが楽しめる。使う期間が限られているベビー用品は、シェアサービスやレンタルを有効活用したいところ。ベビーベッドは1年間借りても1万円以内ですむものもあり、子供の成長に合わせて賢く利用したい。

【サービスリスト】
家具
・flect
・スタイリクス
 
家具・家電
・かして!どっとこむ
・あるる
・DMM.comいろいろレンタル
 
レジャー用品
・そらのした
・TENTAL
・hinata trunk!
 
ベビー用品
・Nice Baby(ナイスベビー)
・かしてネッと

 
●情報は、FRaU2018年6月号発売時点のものです。
Illustration:Chika Miyata Text:Yuiko Amano

 

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