美容業界でも数少ない男性編集・美容家の3人が集まって最新コスメをあれこれ語る新企画。化粧品を科学で斬るビューティサイエンティスト・岡部美代治さん、男性美容研究家の藤村岳さん、美容業界ン十年のFRaUプロデューサーの関龍彦が、スキンケアからボディ、フレグランス、メイクアイテムまで、経験と知識をもとに、これからの美容業界までを占う発表会レポート。

今回は、編集者やライターから前評判の高い「SUQQU(スック)」を紹介します。

 

手応えアリ!のカラーメイク発表会
今、SUQQUが面白い!

画像: 手応えアリ!のカラーメイク発表会 今、SUQQUが面白い!

:この時期、秋冬カラーメイクを中心に、たくさんの発表会があったけど、一番華やかで話題にもなったのは、SUQQU創立15周年記念の発表会だった!
 
15年前のブランドデビュー、覚えてる? 僕は当時『VOCE』にいたのだけど、縦書きアルファベットのロゴを新鮮に感じた。初代クリエイティブ・ディレクターの故・田中宥久子さんとは何度か飲んだし、美容誌編集長としてSUQQU美容部員のリーダー100名の前で講演したこともあった。もう15年かと、自分なりの感慨があるなー。

岡部:顔筋マッサージとファンデーションの粒子を大きくして印象派のスーラの点描法に着目したのは、今でもよく覚えているほど衝撃的でした。ブランドの在り方は時代に応じて変わってきましたが、大人の女性に受け入れやすい自然な方向になってきたと感じています。
 

:限定発売の「2018 15th アニバーサリー カラー コンパクト」「同 リップスティック」は、ともにスワロフスキー クリスタルのチャーム付きのゴールドのパッケージ。いかにもアニバーサリーアイテムらしい華やかさでステキでございました!

藤村:なんといってもあの吉岡徳仁氏とのコラボレーションですから。

:ピンク系とオレンジ系と2種類あって、好きなほうの色のセットを持ち帰れたんだけど、どっちも色出しが絶妙でうまいんだよね。「選べない、両方ほしい!」って言ってた編集者、結構いたんじゃないかな。

藤村:特にリップスティックは小さくてかわいい。それだけでなく、ポーチの中でかさばらないからこれは便利でしょうね。ひとりで何本もまとめ買いする人が出そうな予感。

 

発色の良さ&ヨレない
新リクイド アイシャドウは
ベスコス候補

:発色がよく、よれないリクイド アイシャドウや、4色アイシャドウ、2色チークなども発表されたね。

岡部:個人的に目を見張ったのは、進化した「エクストラ リッチ グロウ クリーム ファンデーション」の技術力。通常は仕上げた状態を保つことにこだわるのですが、時間とともに艶の変化を良しとして開発したことは評価ポイント。保湿成分の配合で透明感のある艶から皮脂と調和してしっとりナチュラルな艶へ変化するクリームファンデーションは、斬新なコンセプトだと感心しました。

:FACEBOOK PAGEで「左手日記」というページをやってるんだけど(「俺たちのコスメ」を始めてからサボりがちなのですが……)、SUQQUの発表会をアップすると数字が跳ねるの! これ、台湾の人がたくさん見にきてくれるからなんだ。PRの方に伺ったけど、SUQQU、台湾で大人気なんだね!

藤村:たしかに、台湾の友人も「SUQQU好きで、日本に来る度に買います」って言ってるのを聞きました。

:韓国の有名メイキャップアーティストのPONYさんも会場に来ていたよね。海外からインフルエンサーたちが日本の発表会に合わせて来日するという光景も今では当たり前になってきたかも。

 

クレ・ド・ポー ボーテ発表会
ワンランク上のラグジュアリーを提案

:ほかのカラーコスメの発表会では、東京ステーションホテルでおこなわれた「Cle de Peau Beaute(クレ・ド・ポー ボーテ)」も良かったね! リリースされたリップやコンシーラーを始めとした新製品とラグジュアリー感と、このホテルの雰囲気がすごくマッチしてた!
 

画像: シミやくすみの肌悩みもすばやくカバー。クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ 全6色 各¥9000/資生堂インターナショナル(2018年 9月21日発売)

シミやくすみの肌悩みもすばやくカバー。クレ・ド・ポー ボーテ タンクッションエクラ 全6色 各¥9000/資生堂インターナショナル(2018年 9月21日発売)

岡部:ブランド初のクッションファンデ「タンクッションエクラ」は良かったですね。「今頃クッションファンデの登場?」と思いましたが、スキンケア効果で保湿肌に内側から輝くような仕上がりは、「さすが!」でした。

:テクスチャーがとてもしっとりしていて、仕上りはクリームファンデ級。後発発売だけどさすがですよね。

 

美しい情景からインスパイアされた
ルナソルの秋色テーマは「影」

藤村:ボクは「LUNASOL(ルナソル)」がよかったです。いつものふんわりとした設えでのお出迎えで、テーマは「憧浄化。」「あこがれじょうか」と読みます。

:ルナソルはいつもテーマがあるんだよね。注目アイテムは?
 

藤村:アイシャドウがやっぱり上手で、今回は街の石畳からインスパイアされたとか。4色は、「きらめく影」「深い影」「淡く透ける影」「色づく影」のセットになっているんです。様々なニュアンスある影を塗り重ねて目元を作りあげるって、まさに秋っぽい提案!

:秋は目元の表現が幅広いね。

藤村:リップグロス「ルナソル ディープリップグロウ」の色味もいい感じ。影ある目元に呼応して、口元にもダークブラウンを指すって素敵だな、と。でも、深みのあるパールが入っていることで決して重かったり、地味になったりすることはないのが素晴らしい。

岡部:ルナソルは「浄化」をテーマに続けていますが、決してマンネリになることなく、常に新しい切り口を開発している姿勢と実力に拍手です。

:この2週間だけで12ブランド出席したけど、秋冬コスメ発表会ラッシュ、まだまだ続くね!

 

PROFILE

画像: PROFILE

岡部美代治 Miyoji Okabe
ビューティサイエンティスト。(株)コーセーの研究所を経て(株)アルビオンにて商品開発、マーケティングなどを担当。2008年独立し、現在は美容コンサルタントとして活動。商品開発、美容教育アドバイスなどを行うほか、講演・セミナーの依頼や雑誌取材なども多い。

藤村岳 Gaku Fujimura
男性美容研究家。編集者を経て独立。シェービングを中心に独自の理論を打ち立て、男性美容のパイオニアとして活動。テレビ出演のほか、講演、コスメ開発やマーケティングなども行う。スパ・エステについても造詣が深い。著書に『一流の男はなぜ爪を手入れするのか?』がある。サイトは、男性美容研究所。男性美容研究所:http://danbiken.net/

関龍彦 Tatsuhiko Seki
FRaU プロデューサー。講談社入社後、『ViVi』『FRaU』の編集者を経て『VOCE』創刊のため新雑誌準備室へ。2004年より6年間、同誌編集長。2010年より4年間、『FRaU』編集長。2018年より現職。ビューティ界の新サービス「BE-BANK」エグゼクティブ・プロデューサーも務める。


Illustration:YUGO. Composition:Mayumi Hasegawa

 

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