瀬戸内海をたゆたう客船、ガンツウ。客船でありながら木が多用された空間は、旅館さながらの心地良さです。旅の楽しみは食にありという人も多いと思いますが、ガンツウの船旅では、日本を代表する名店3軒のスピリットを引き継いだ職人の味をいただけるのが大きな魅力。誌面でお伝えしきれなかった、ガンツウの “美食” についてご紹介します。

 

「重よし」の
スピリットを継いだ日本料理

画像1: 「重よし」の スピリットを継いだ日本料理

船上で、やはり期待するのは瀬戸内海の新鮮な魚介。晩餐を監修しているのは、プロの料理人もその味を学びに通うという、明治神宮前にある割烹料理店の「重(しげ)よし」。ここで修行した職人たちによる、瀬戸内ならではの料理が楽しめるのです。

テーブルにつくなり、ピカピカの食材が詰まったネタ箱が運ばれてきます。魚だけでなく国産牛も、好きなものを好きなだけ、刺身にしたり天ぷらにしたり焼いたりと食べ方までオーダーできるのです。「重よし」の哲学は、四季折々の食材を存分に活かすということ。
 

画像2: 「重よし」の スピリットを継いだ日本料理

魚介類は近隣の漁港で仕入れたものだけでなく、その日水揚げされたばかりのものも使用しています。哲学、そして技術は、瀬戸内という場所でますますその真価を発揮しているのです。

 

「淡路島 亙(のぶ)」の
スピリットを継いだ鮨

鮨が食べたいという気分にもバッチリ応えるガンツウ。淡路島の名店「淡路島 亙(のぶ)」が鮨の監修をしています。取材当日(4月中旬)に出されたのは岡山産のハモ、明石産の焼き穴子、愛媛の海老、そして広島産のわさび。
 

画像: 「淡路島 亙(のぶ)」の スピリットを継いだ鮨

料理長の實川氏が「素材の下ごしらえで全て決まる」と言うように、一貫一貫、どれを食べても潮の香りとうまみが口の中いっぱいに広がります。

もちろんそれは、いい素材を鮨飯にのせるだけでなく高度な技が施されてのこと。シンプルかつダイレクトに、みずみずしい海の恵みを船の中で味わう贅沢が噛みしめられるのです。

 

「樫舎(かしや)」の
スピリットを継いだ和菓子

画像: 「樫舎(かしや)」の スピリットを継いだ和菓子

そしてもう一つのお楽しみが、午前と午後で2回ずつラウンジで行われる “お茶の時間”。監修しているのは奈良の元興寺にほど近くにある「樫舎(かしや)」です。本店には目の前で作られた和菓子をいただく「樫舎カウンター席」(予約制)があり、その人気は東京や大阪からも訪れる人がいるほど。カウンターを前に、目の前で和菓子が作られるという実演を、このガンツウでも同様に体験できるのです。
 

まずはじめにいただくのが、奈良の葛粉と徳島の和三盆で作られた落雁。口に入れた瞬間にほろほろと溶け、優しい甘みが残ります。白木のカウンターに出される和菓子は美しい芸術品。

樫舎で修行した職人中村さんの手によって季節の練り切りが作られるキビキビとした一連の作業を見ていると、健やかな気持ちにさえなっていきます。

尾道の老舗茶舗の抹茶をいただきつつ、最後に最中と、広島の生産者が作った珈琲でしめると、非日常の旅時間に安心感がもたらされるのです。

 

朝昼晩、「美味しい」がある船

そのほか、朝食や昼食などでも、野菜や果物、お米に至るまで、瀬戸内や西日本で選ばれた食材がふんだんに味わえます。

ご紹介した匠たちが口を揃えて語ったのが、材料が良くないと美味しいものが作れないということ。本物の素材を使っているかどうか。そこにはもちろんその素材を見極める目、活かせる技術があるかどうかが問われます。
 

画像: 朝昼晩、「美味しい」がある船

季節が移るごとに、旬の味も、職人の仕事の中身も変化。そしてその味は日々進化していく……。ガンツウは瀬戸内の「美味しい」にとことんこだわり、またその「美味しい」を追求する匠たちの仕事に触れることのできる船でもあるのです。
※料金:2泊3日1室2名利用/1名¥400000~

 
●情報は、2018年7月現在のものです。
Photo:Kazuho Maruo Text:Nobuko Sugawara

 

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